保護犬がくれたたくさんの幸せ。

保護犬がくれたたくさんの幸せ。

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2008年に 犬を飼うこと自体初めての我が家に保護犬がやって来ました。「少しでも幸せにしてあげたいね!」いやいや。幸せにしてくれたのは、わんこだったのです。

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愛犬を探すのに役立ったインターネット

「犬を飼いたい」と思った時、どうやって探しますか?
我が家の愛犬探しはペットショップからスタートしました。インターネットを駆使して、通販やブリーダーの情報も検索しました。そうしている中で「今は動物愛護センターに行って、申し込んでという手間と時間をかけなくても、保護犬に申し込める団体がたくさんあるんだ」ということを知りました。

はじめて迎えた保護犬 Chiro

保護犬を探そう!

我が家で初めて迎えた保護犬は東京・神奈川で活動する愛護団体からでしたが、「Chiro」と名付けたその仔に出会うまで、1年近く様々な団体の募集犬や預かりボランティアさんのブログ、また実際に保護犬を迎えた人の日記などを読み漁りました。
そうした時間の中で、だんだんと自分たちが迎えたいのがどんな犬なのか~犬種はもちろん、どんな性格の子が自分たちのライフスタイルに向いているのか~が明確になって行くと共に、保護犬を迎える“覚悟”ができた気がします。

運命の子に会えた!

2008年の春。4頭のチワワがある団体に保護されました。去勢・避妊をせずに放漫飼育をした結果、悪化した飼育環境から見るに見かねた親類の方が救出してくれたそうです。
推定年齢3歳ながら毛艶は至って悪く、保護後の医療措置で多く抜歯され、保護団体の募集文には「老犬のよう」と書かれていました。

その4頭の中で、人を図っているような強い視線で写真に納まっていたのがChiroでした。その目力に私たちは釘づけになりました。「この子に応募しよう!」逡巡は全くありませんでしたが、当時もチワワは人気犬種でしたから、我が家に迎えることができるのか?連絡はいつ来るのかしら?と不安を抱きながらメールをチェックしていました。応募から約1か月…Chiroと初めて会った日は、少しの緊張と有り余るほどの幸福感で電車を乗り継いだのでした。

保護犬とのつきあい方

初めて会った日のChiro

できることができればいい!

預かりボランティアさんから「全く手のかからない子」と聞いてはいましたが、Chiroはすぐに私たちそして我が家に馴染んでくれました。トイレもすぐに覚えましたし、好き嫌いなく何でも食べてくれました。
何より、私たちをすぐに『飼い主』として認めてくれて寄り添ってくつろいでくれる!その存在が愛おしくてたまりません!来客があったりすると、小さい体のくせに気が強く私たちも守るように威嚇したりもしました。小さな小さな体で唸ってる姿を見ると可笑しくて…。ひょいと抱きかかえられるサイズの子が守ろうと頑張ってるんですから!お散歩も大好きで、家から数キロ離れたバラ園までお弁当を持って出かけたりと、Chiroを迎えてから我が家のライフスタイルも大きく変化しました。

たくさんおでかけ

他の犬との付き合いが苦手で、一切興味なし。他の人への関心も薄く、父と母だけいれば良し!といった佇まいをいつも纏っているような子でした。
色々なおもちゃを買い与えたりもしましたが無関心。ドッグランでも父と母の間を行き来するばかり。できないことはいっぱいありましたが、飼い主への愛情の注ぎ方は100点満点だったら120点を上げたいくらい!それだけで十分でした。

見守ってくれる人がたくさん!

我が家にChiroが来るまでに、救出してくれた方、預かりボランティアさん、保護団体の方…たくさんの方がChiroの幸せを願って携わってくれています。そのご報告を兼ねてブログをオープンし、特に我が家に来てから1か月は毎日、その日の様子や出来事を綴っていました。
そのブログには、保護団体で募集がかかっていた頃から気にかけて下さっていた方々が訪れてくださり、実際にお会いする仲間もできました。そして、何より嬉しかったのが「Chiroちゃんのブログを見て、保護犬を迎える決心がつきました」と新たに保護犬を迎えるご家族がいらっしゃったことです。本当に何気ない毎日も綴っていたブログだったと思いますが『保護犬だって“普通”』が、また別の幸せに繋げられたChiroはすごいわんこだったのだと改めて思います。

保護された4チワワ集合

急変。そして…

桜の花が咲き11歳を迎えたChiro。
いつものように仕事を終えて帰って来ると「おかえり!おかえり!」とダンスでお出迎えしてくれた、その夜… 一緒に寝ているChiroの咳が止まりません。

深夜2時。タクシーを呼んで、救急対応のある動物病院へと急ぎました。心臓から来る肺水腫でした。主治医と心臓の雑音は相談していて、投薬の時期を窺っている最中のことでした…。

Chiroはそれでもものすごく頑張って、頑張って。抱きかかえて酸素を吸引させて続けていたら少し持ち直したりもしましたが、朝8時、私たちの手の中で息を引き取りました。

隣から消えたぬくもり、すべての出来事に愛らしい反応をしてくれる存在がいない喪失感。でも「我が家に来てくれてありがとう。一緒に過ごしてくれてありがとう」という思いは溢れて来るばかりでした。

Chiroの保護団体に亡くなったことをお知らせし、そして…その団体で1年以上も里親募集がかかっている重い心臓病を患っているチワワの子を我が家に迎えたいと申し出ました。その子の名前は「Mel」と言います。

2代目保護犬 Mel

Melを迎えて2年。通院は重ねているもののMelは元気(?)に過ごしています。

まとめ

「保護犬を迎えても懐かないのでは?」という声を聞きます。実際、難しい子もいると思います。でも保護団体を通すことで、預かりボランティアさんが出来る限りのトレーニングをしてくれていたり、日々の様子を綴ったブログなどを読んで「自分の生活に合った犬を選ぶ」ことができるのではないでしょうか?トレーニングに自信がないとか、しつけに割ける時間が取りにくいなら、無理せず、問題のない子を選ぶのも、それから何年も続く犬との生活を幸せに過ごすために大事なことだと思います。

「ChiroやMelの小さな頃はどんなだったのだろう」と犬生で一番愛らしい時期に思いを馳せることはありますが、お腹を見せて「撫でで!」と催促して来たりしたら、いまここにある幸せだけで十分過ぎるくらいです。
『幸せにしてあげたいね』なんて思っていましたが、もらった幸せの方が遥かに大きい保護犬ライフなのでした。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 あらしば

    我が家に保護施設から柴犬くんが来て、もうすぐ4年になります。最初のトライアル失敗犬の暴れん坊で、他のワンコとも一緒に出来ないワンコでした。

    そんな問題あり犬でしたが、今ではお友達ワンコいっぱいの落ち着いた柴犬になってくれました。保護犬だからどうこうということは気になりません。

    保護施設から譲り受けようが、ペットショップから買おうが、大事なのはその犬種の性格や躾方法を勉強して得とくしておくことじゃないでしょうか。ただ可愛いから飼うのは、どちらでも問題出てきますよ。それは保護犬だからではないと思います。
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