ついやってない?愛犬のシャンプーに関する4つの勘違い

ついやってない?愛犬のシャンプーに関する4つの勘違い

みなさんは愛犬のシャンプーをご自宅でされていますか?もしかしたら勘違いしていることがあるかもしれません。ご自分のシャンプー方法と照らしてご確認ください。

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意外に多い犬のシャンプーの勘違い

1.毎日シャンプーはNG!シャンプーの回数は多くても2週間に1回

お風呂に入る犬

犬の皮膚の厚さは人間の半分以下。とてもデリケートです。人間のように毎日シャンプーをすることは、犬の皮膚を傷めてしまいます。頻繁なシャンプーは、必要な皮脂を洗い流してしまい、皮膚のバリア機能を低下させたり、乾燥やフケ、皮膚病の原因となってしまいます。
よほどのことがない限り、シャンプーは2週間から1カ月に1回を目安にしてください。もしお出かけをして汚れてしまった場合は、汚れた箇所のみを洗うようにしましょう。

2.ゴシゴシ洗いは気持ちいい?いいえNGです。

シャワーを浴びる犬

たまのシャンプーなので、汚れをしっかり落としたいと思って、ついゴシゴシやってしまっていませんか?犬の皮膚はとてもデリケートなので、皮膚が傷つく恐れがあります。また、被毛の細い犬の場合は、毛玉の原因にもなります。
出来るだけ優しく汚れを取ってあげてください。指先やブラシでゴシゴシするのではなく、たっぷりと泡立て、泡で汚れを押し出すように取り除くのが理想です。

3.シャンプーを原液のまま使っていませんか?

シャンプーをしてもらう犬

犬用のシャンプーって高いなぁ、と思ったことはありませんか?人間用のシャンプーの数倍しますよね。ラベル面をじっくりと読んで見てください。そこに希釈して使用するように書かれていませんか?たいていのシャンプー剤には2倍~10倍に希釈して使用するように但し書きがあると思います。希釈使用するシャンプー剤を原液のまま使用すると、刺激が強い場合がありますので気を付けてください。リンス・トリートメントも、希釈指示がないかご確認してから使ってくださいね。

4.シャワーのお湯温度は40℃じゃ熱い

お湯を張った浴槽に入る犬

お風呂場で愛犬のシャンプーをする場合、シャワーの給湯温度の設定を家族が普段使う温度のままでやっていませんか?35℃~38℃くらいが犬にとっての適温です。人間にとってはぬるいくらいが愛犬に丁度良い温度だと覚えておいてください。

おすすめの優しい犬のシャンプー方法

シャンプーで泡にまみれる犬

たっぷりの泡で洗おう、用意するのは桶とスポンジ

愛犬を適温のシャワーでたっぷりと濡らしたら、桶でシャンプーを希釈して、スポンジを浸し泡立てましょう。たっぷりの泡で愛犬を優しく洗います。泡で汚れを押し出すようなイメージで、スポンジで愛犬の身体をなぞります。
目の周りや、お尻の回りなど、汚れのしつこい箇所は、念入りに洗うと良いでしょう。もちろん、しっかりと泡を洗い流しましょう。

犬のシャンプーは2度洗い3度洗いがおすすめ

犬の汚れは、1度では落としきれません。みなさん愛犬のシャンプーは2度洗いしていますか?もしされていなかったら、是非2度洗いをおすすめします。しっかりと汚れを落とすと、リンス剤・トリートメント剤がぎゅっと入ります。仕上がりが断然違いますよ。

ドライは徹底的に

シャンプー後の自然乾燥はご法度です。ちょっと湿ってるけどまぁいいか、というのもNGです。ちょっとした湿り気でも、そこからカビや細菌が繁殖するおそれがあります。皮膚炎などの原因になりかねませんので注意しましょう。
愛犬にドライヤーをかけるときは、乾きにくい毛の根元から乾かすように意識してください。

まとめ

気持ちよさそうな犬

いかがでしたか?あなたは大丈夫でしたか?人間と同じような感覚でワンちゃんをシャンプーしてしまうと、かわいそうな思いをさせてしまうこともあるのです。

かわいそうな思いをさせないためには、愛犬に寄り添った生活を心がけることが重要になります。
今回のシャンプーの勘違いに限った話ではなく、こういった「人間と犬との生活の違い」は必ず頭に入れておきましょう。お互いが幸せに暮らせる環境を作るためにも、今一度基礎から見直してみるのもいいかもしれません。

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