犬が年を取ってから感じる体臭の主な原因は「加齢臭」
犬には元々体臭がありますが、個体差によってニオイの強弱に差があります。
『若い頃はそれほど臭わなかったのに、7歳を過ぎたくらいから強く感じる様になって来た』と思ったら、それは老化のサイン。
年を取ってからの体臭の主な原因は加齢臭によるものが多いそうです。
犬の加齢臭は古本のような臭いがする?その原因は?
犬の加齢臭は「古本の様なニオイ」や「何とも言えぬ油臭いニオイ」と言われています。愛犬からそのような臭いがしたら老化のサインかもしれません。
臭いの原因は、皮膚の無数な毛穴の皮脂腺内にある数書類の物質が酸化・分解されると派生する、【ノネナール】と言う物質によるものです。若い時期も分泌されていますが、7歳を過ぎて老犬期に入るとノネナール急増します。
このノネナールが増える事で「古本の様なニオイ」と称される、犬独特の加齢臭が発生するのです。
特に臭いがきつい場所は、口、耳、涙、脇の下、胴、足、肛門、排泄物など。もし、愛犬のニオイが気になる様でしたら対策が必要でしょう。
どうやって犬の加齢臭対策をすればいいの?
対策として効果的なのは「食事の見直し」「サプリメント」「身体のケア」などが挙げられますが、完全な消臭は望めないしょう。老化による自然な体調の変化なので、『それほど臭いが気にならなくなった』程度になれば良しとしましょう。
犬の加齢臭対策その1:食事の見直し
手作り食の場合、質の悪い肉ばかり食べさせていると腸内環境が悪くなり悪玉菌が増殖します。
腸内の悪玉菌を抑える為にも質の良い肉を与える必要があります。そして栄養バランスを考え、場合によっては体調を整える食材を食べさせるようにしましょう。
また、大豆・ヨーグルトなども腸内環境に効果があるとされていますので与えてみては如何でしょう。
しかし魚や野菜にも、『犬が食べてはいけない食材』もありますので十分に注意して与えて下さい。
また、安さが魅力だからといって安価にドッグフードを購入している場合は、見直すべきかもしれません。
良質のドッグフードは体調を整える食材がしっかりと入っていますので、食物繊維、ビタミン、ミネラル等をバランス良く摂取できます。とくに腸内環境が悪化しやすく、体臭が強くなりがちな老犬には、ドッグフードの再検討をおすすめします。
犬の加齢臭対策その2:サプリメント
サプリメントを服用する事で、加齢臭に有効な成分を壊す事なくたいないに摂取する事が出来ます。比較的安全に消臭効果が期待できる方法です。
犬の体臭を抑えるサプリメントはドラッグストアやネットでも購入できますが、やはり動物病院で販売されている物が安心できます。お値段は少々お高い物が多い様ですが、獣医師さんに勧めを聞いてみて、適したサプリメントを選んでみましょう。
犬の加齢臭対策その3:身体のケア
身体のケアは愛犬とのスキンシップにも役立ちますので、毎日お散歩から帰ったら全身のケアをしてあげましょう。
耳の中、口の中、肉球、肛門などを小まめに拭いてあげるのも加齢臭を緩和させる一つの方法となります。
まとめ ~愛犬と一緒に生きる~
我が家の愛犬は10歳になりますが、加齢臭がしているのかしていないのか分かりません。
特に加齢臭対策と言う訳ではありませんが、早朝散歩から戻ると赤ちゃん用のウェットティッシュで歯磨き、目の周り、耳の中、脇の下、股関部と性器、肛門、肉球を毎日拭いてやります。
そしてブラッシングと全身マッサージをしながら皮膚の状態をチェックして終了となります。
それが良いのでしょうか?
私には愛犬の加齢臭が感じらません。
いつも一緒にいますので、少々臭っても気付いてないのかも知れませんね。
加齢臭や体臭はシャンプーしてもニオイは取れません。
これは個人的見解ですが、毎日の小まめな愛情のこもったケアが、何と言っても一番効果的ではないでしょうか。
ユーザーのコメント
女性 匿名
体臭はそこそこ臭いますが、気になる程では有りません。
お風呂に入るのは年に2回程度なのですが、ハスキーだからかあまり汚れません。
ブラッシングは毎日して、被毛を清潔に保ち皮膚の状態も簡単に見ます。
換毛期にはとても沢山抜けるので、一手間かかります。
健康寿命を伸ばして楽しい毎日を送りたいです。