犬は嫌がっているかも?!何気なくしているNG行為
私達人間は、嫌なことや不快に感じることを相手に言葉で伝えることができます。ですが、言葉を話せない犬はそれができません。しぐさで訴えることもありますが、「相手が大好きな飼い主さんだから…」と我慢していることもあります。
そのことから、普段飼い主さんが良かれと思ってしている行為や何気なくしている行為に対して飼い主さんの目には愛犬が喜んでいるように映っていても、実は愛犬は嫌がっているということもあり得ます。
愛犬が嫌がっていることに飼い主さんが気づかずにいると、愛犬のストレスや問題行動に繋がってしまうこともありますので、犬が嫌がる行為を知っておくことは大切です。
愛犬が飼い主さんにやめてほしいと思っているかもしれないことを5つご紹介します。
その1:犬を抱きしめる
愛犬と一緒に過ごしていると、思わず愛犬を抱きしめたくなる場面に遭遇しますね。飼い主さんにしてみれば抱きしめることが可愛い愛犬への愛情表現なわけですが、もしかすると愛犬は嫌がっているかもしれません。
抱きしめられるのが好きな犬もいますが、抱きしめられるのが苦手な犬は意外と多いのです。特に突然犬の後ろから抱きしめたりすると、驚いたり恐怖に感じたりしてしまいます。場合によっては、「マウンティングされた!」と勘違いすることも。
例え愛犬が抱きしめられることが好きであっても、突然後ろから抱きしめると驚きや恐怖心から反射的に噛んでしまう場合があります。抱きしめるときは前からそっと抱きしめてあげましょう。
その2:大きな音や声を出す
犬の聴覚は嗅覚に次いで優れており、聞き取れる範囲は人間の4倍、聴力は6倍と言われています。ですから、人間がそれほど気にならない音にも犬は敏感に反応しますし、基本的に大きな音を嫌います。
犬が花火や雷の音を嫌うのはよく知られていますが、普段の生活の中でも犬が嫌う音は意外と多く存在しています。もしかすると、子供が家の中をバタバタと走り回る音やドアが強く閉まる音、掃除機をかける音などが愛犬のストレスになっているかもしれません。
大きな音が苦手ということは大きな声も苦手です。突然大きな声を出したり、愛犬の耳元で大きな声で話すのを「やめて…」と思っているかもしれません。
『犬は大きな音や声が苦手』ということを念頭に置き、なるべくドアはそっと閉める、子供が騒がしいときや掃除機をかけるときは愛犬を別の部屋へ移動させる、大きい声は出さないようにするなどして、愛犬がストレスをなるべく感じないようにしてあげたいですね。
その3:犬の頭をなでる
飼い主さんになでられるのが好きな犬は多いと思います。ですが、なでられたくない場所もあり、そのひとつが意外なことに『頭』です。
可愛い愛犬を見ているとつい頭をなでたくなってしまいますが、頭は自分では見えない場所であるため触られることに危険や恐怖を感じてしまうことがあるようです。特に、犬の正面から頭の上に手を伸ばすと攻撃されると思い、恐怖心や警戒心から唸ったり噛んだりしてしまう…なんてことも。
個体にもよりますが、頭よりも首や背中、体の側面などをなでてあげるほうが良さそうです。
その4:犬が寝ているところを起こす
愛犬がすやすやと寝ているときにちょっかいを出して、無理やり起こしたりしていませんか?
人間でも寝ているところを起こされたら嫌なものです。機嫌だって悪くなります。何より、人間にも犬にも睡眠は大事なものであり、睡眠不足が体調不良の原因になってしまいます。
また、愛犬が寝ているときにいきなり触るのも避けたほうが良いでしょう。驚いて噛むことがあります。
愛犬が寝ているときは睡眠の邪魔をしないように、そっと寝かせておいてあげましょう。
その5:お酒やタバコ、芳香剤などの臭い
お酒やタバコ、芳香剤などの臭いは、人間にとっては日常的な臭いですが、犬にとっては苦手な臭いです。
お酒やタバコの臭いは、人間であっても飲まない人や吸わない人には不快に感じることがありますから、人間の100万倍以上の嗅覚を持つと言われている犬にしたら相当キツイ臭いに感じることでしょう。犬はペロッと舐めただけでもフラフラになってしまうほどお酒に弱い動物ですし、タバコは煙が犬の喉や鼻を刺激するので、どちらの臭いにも敏感に反応し、嫌うのも当然と言えます。
飲酒後や喫煙後は愛犬との接触をなるべく避けてあげたほうが良いですね。
芳香剤や香水など人工的に作られた臭いは人間には良い香りに感じますが、こうした自然界に存在しない臭いは犬の優れた嗅覚には刺激が強すぎます。
また、香水や芳香剤には柑橘系のものが多いですが、犬は柑橘系の臭いも苦手ですから柑橘系の香水や芳香剤は避けてあげましょう。
まとめ
犬は言葉が話せませんし、忠実で我慢強い動物です。そのため、飼い主さんの行為に対して「やめて…」と思うことがあっても我慢してしまうかもしれません。その我慢が重なると、愛犬のストレスの原因や問題行動の引き金になってしまう可能性も考えらます。そうなっては愛犬が可哀想ですので、犬が嫌がる行為を知っておくことは大切です。
ご紹介した以外にも犬が嫌がる行為はいろいろありますが、犬の本能や特性などを知り、犬とはどういう動物であるのかを理解すれば、自ずと犬は何を苦手とするのかが分かるのではないでしょうか。
犬が嫌がることの中には人間と共生する上で慣れなくてはいけないこともありますが、それ以外の嫌がることはなるべく避けてあげて、愛犬が楽しく安心して過ごせるようにしてあげたいですね。
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
女性 匿名
寝ている時に撫でるとお腹を見せてくれるので嬉しいようです。
後点眼薬をさすのに相当嫌がられますが、おやつを楽しみにしています。
30代 女性 komanu
花火や車の音などは仔犬の社会化期(16週まで)にうまく慣れさせることにより、「苦手ではあるけど大丈夫」くらいにはなりますが、犬の習性上嫌がることはどうしようもないので知識として持ち、やめておきたいです。目をじっと見つめるのも信頼関係がないと敵意があるものとみなされたりするので、よその犬にはしない方が良いです。
犬は驚くくらい人間のことを分かってくれるので、人間の方も犬のことを理解しておきたいです。
40代 女性 SUSU
犬は基本的に人間が好きでとても気のいい動物と言われています。相手が飼い主さんであればなおさら、「しょうがないなぁ~」と思いながら我慢してくれていることも多いのかもしれないですね。
愛犬を見ていても頭を触るという行為は嫌がっていることが多いように思います。家族や頻繁に接していて自分が好きな人に、愛犬自ら望んで近づいていった時は、頭を撫でられても耳をぺったりとして甘えているシグナルを出していることが多いのですが、望んでいない時、及びお散歩中など初めて会った人が頭を触ろうとすると、うまく避けて逃げています。
犬と暮らしてはいないが、犬が好きで散歩中に声をかけてくれる方の中に頭を撫でようとする人が多いように思います。その際は「胸の辺りの方が好きなんですよ。」とさりげなく誘導するようにしています。
記事にもあるように、工事や雷、花火といった大きな音や振動が苦手なワンコは多いようですね。我が家の愛犬もこのタイプで、話す声やしぐさが大きい人も苦手です。動きが予測出来ない子供も苦手で、動きがゆっくりとしたお年寄りになればなるほど好きなようで、声をかけられると喜んで挨拶をしています。このことから我が家では、朝の忙しい時も出来るだけバタバタと歩かない、焦っている雰囲気を出さないように心がけています。
なお、効果音をたくさん使っているバラエティー番組も嫌がることがあります。高い効果音は苦手なようです。音に慣れるということもあると思いますが、我が家では番組を変えるようにしています。
また、お散歩中に会う他のワンコについてですが、基本的には自分からは触らないようにしています。ワンコの方から挨拶に来てくれた際は、しゃがんで静かにそっと声をかけ、胸のあたりをゆっくりと触るようにしています。
ワンコの鼻先に手の甲を差し出すと敵意はありませんというサインなるという話はよく耳にしますが、ワンコが望んでいない限りは「嗅げ!」という強めのメッセージになってしまうため、気性の荒いタイプのワンコに対しては危険な行為となり注意が必要です。
気持ち良さそうに寝ている愛犬を見ると、可愛くて愛しくてつい抱きしめてしまいたくなりますね。私もついついしてしまったことがありますが、舌をペロっとしたり、あくびをしたり、少しのけぞっていたり、横を向いていたり、カーミングシグナルを勉強した後は、ストレスシグナルをたくさん出して止めて欲しいと伝えていたんだな。。。ととても申し訳ない気持ちになりました。
可愛いな~と思ってもそこはぐっと我慢、あまり近くて見つめたりもせずに、ちらっと見るだけにするよう心がけています。
30代 女性 patata
40代 女性 匿名
40代 女性 匿名
うちは頭撫でられるのが、大好きで逆に私以外は身体に触れられる事の方が嫌がります。
あとギュッてして〜って抱きついて前足で催促してきますね♡
ぎゅってされるのも、するのも好きみたいで前足で私の腕をぎゅーって抱きしめてきます。言葉で表せない位可愛いです。
一緒に暮らしていると、何が嫌で何が好きかわかってきますね。
病院で知り合った子は室内犬なのに、抱っこも嫌いだし、膝の上にも乗ってこないそうです。それぞれ好き嫌いがあるんだなーと、思いました。
ワンコが喜ぶ事いっぱいしてあげたいですね。
30代 女性 マロンママ
もちろんタバコやお酒は論外。
アロマやお香なども強さや種類によっては犬には迷惑かもしれませんね。
20代 女性 HACHI
まだ9ヶ月ですがとてもおとなしく、本当に一歳未満?
と思うほどのおっとりさんです。その分臆病な部分もあります。
おとなしいから感情表現が激しくないと思いきや、しっかり自己表現はしてきます。
感情を驚くほど読み取ってくれ、夫とのちょっとした言い合いの時も、ゆっくりのしのし歩いてきて、お互いの顔をひと舐め。仲良くして。と言われているようで
私たちの方が襟を正される思いです。
思わず抱きしめたり、ソファで横になっている時に胸にうずまったりすると
しょうがないなぁ〜と、こちらが受け入れてもらっているような気になります。
今はパソコンに向かう私の太ももに顔を乗せて寝ているので
足がしびれても耐えます。。。笑
犬は驚くほど人間のことをわかってくれていますよね。
そして涙が出るほど純粋で、邪気のかけらもありません。
私たちも犬のことをもっと知って、間違った接し方をしないように心がけるべきと思います。
ちなみに、うちでは柔軟剤や洗剤は全て自然由来のものを使用して
香水などはつけません。
もちろん犬・人間共にシャンプーも自然由来のものです。
ニオイが気になる時は、ヒバ油を入れた水をスプレーします。
ワンコのトイレ周りの気になるニオイや、体の獣臭、お部屋の消臭と
とにかく万能です。
そしてとても安いので、手軽に試せて、
舐めても安心、吸っても安心どころか森林浴しているような
とても気持ちいい香りが広がるので本当にオススメです。
ワンコのノミ・ダニ防止にも効果があるので、ぜひお試しを。
女性 Chika
40代 女性 まろんママ
10代 男性 kohshi
この記事を読んで、より一層犬の勉強をできました!
例えば、寝ているところを起こすだとか、そういったのところ直していきたいです。
50代以上 男性 匿名
ニオイが気になる時は、ヒバ油を入れた水をスプレーしますと、書かれて有りました。
ヒバ油の、購入は、どこで?
水との割合を教えて下さい。
宜しくお願いします。
50代以上 女性 S mama
ヒバはワンちゃん、ニャンコちゃんがいる家庭には必需品と言える代物です。
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またヤフオクや インスタグラムでも販売してくれている人がいるので、 ヒバミストで検索してみて下さい(*^ ^)
30代 女性 匿名
女性 匿名
50代以上 男性 匿名
しかし煙草が嫌なのは絶対間違いないだろうなぁ。トホホ…。
40代 男性 匿名
頭をなでてほしい時は、耳をペターっと後ろに下げていかにも頭をなでても大丈夫、なでてください、という格好をします。彼表情も。それらがとてもかわいい。
犬種はポメラニアンです。
50代以上 男性 ただ犬
さすがにひっぱたいたり、蹴飛ばしたりしたら嫌がるのかもしれませんが、そこまでは試したことはありません。
もちろん頭を撫でても尻尾を触っても肉球をふにふにしても嫌がるどころかニヤニヤしていました。
男性 匿名
いや、若い頃だけで火の付いたタバコの吸い殻で鼻を火傷して以降、タバコの匂いには反応しなくなったけどさ。
女性 匿名
構いすぎないペースがいいのかなって思います
50代以上 女性 はなのママ
勝気な人なので、苦情を言うと、犬の鳴き声がうるさい、臭いが臭いなどと逆ギレされそうだし…。
何か、良い解決方法がありましたら、お教えください。
40代 男性 pon
女性 みま
家族なのですから、ワンちゃんだってわかっていますよ。それぞれに違うのだから。
40代 女性 匿名
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参考までに。
50代以上 男性 おちゃま
50代以上 女性 匿名
50代以上 男性 ここあパパ
50代以上 女性 なっちゃん
昨秋、隣に引っ越してきたオバハンが、甲高い金切り声で、自分で老人ホームから連れてきた認知症の母親を毎日怒鳴りちらしているので、愛犬が心の病気になってしまいました。
あまりにもその声が大きくて、本人の人格も悪くて、ウチに対して敵対心剥き出し、特に私のことは目の敵にしていて、私もストレスで参っていて民事訴訟を進めているのです。
愛犬は、前足ナメナメしたり、尻尾をカジカジしたり、金切り声が聞こえると、興奮して息が荒くなったり、唸ったり、吠えたりで、抗不安薬を病院で、だしてもらって飲ませてます。
隣人が、その母親を怒鳴りだしたりしたら、優しく撫でてやって(身体)、声が少しでも小さくなる部屋に移動させたり、外へ連れて出るのですが、やはり繊細で人間よりよく聞こえるからか、堪らないようです。
どちらも持ち家なので離れることはなく、心療内科の医師が言うには、隣人は人格障害らしいので、愛犬を里子に出すかどうしようか、病院の先生に相談しているのですが、こればかりは、獣医師もお手上げです。