犬にも効果がある乳酸菌!知らなかった驚きの効果も

犬にも効果がある乳酸菌!知らなかった驚きの効果も【獣医師監修】

お気に入りに追加

犬に乳酸菌?!と驚かれる方もいらっしゃると思いますが、実は犬に乳酸菌を与えることで健康にプラスの効果をもたらすと言われています。今回は、犬に乳酸菌を与えるメリットや与え方、及び注意点などをまとめてお伝えしてみたいと思います。

32312view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬に乳酸菌を与えるメリット

走る犬と飼い主

腸内環境が改善し免疫力を高める効果がある

人間もそうですが、免疫力は腸が作ると言われています。腸内環境が正常に整っていないと、免疫力は低下します。正常な腸内環境とは、腸の中にいる腸内細菌のバランスが整っていることです。

しかし、腸内の善玉菌、悪玉菌のバランスが崩れると免疫機能が正常に働かなくなり、アレルギーや感染症に対しての抵抗力を弱くしてしまいます。犬の乳酸菌は善玉菌として腸内にもあります。犬に乳酸菌を与えることで、腸内の善玉菌の働きを良くしてくれます。

腸内環境が乱れる一因にペットフードの保存料や添加物が関わっています。また、薬(ステロイド剤・抗生物質・免役抑制剤)を使用することが増えたこともあります。

犬に乳酸菌を与えても、生きたままの乳酸菌が腸に届くわけではなく、胃酸(非常に強い酸)によって死滅してしまいます。犬の腸内にはすでに善玉菌として乳酸菌が存在してますので、死滅した乳酸菌はこれらの乳酸菌の餌となり、善玉菌は活性化し、腸内環境が良くなり免疫力も高くなります。

アレルギーの症状を軽減する効果がある

体には「免疫」という働きがあって異物(主に病原体などのたんぱく質)から身を守る働きがあります。しかし「免役」が過剰に反応し異常が出るのが「アレルギー」といわれています。

最近増えている犬のアレルギ―皮膚炎は、代表的なものに、食べ物の中の成分に反応する「食物性アレルギー」や、化学物質などに反応する「アレルギー性接触皮膚炎」などがあります。しかし、アレルギー疾患の治療は困難なのが現状です。

人間と同じように、犬の腸内には体にプラスになる善玉菌とマイナスの働きをする悪玉菌があります。食事やストレスによって腸内の善玉菌が減ると悪玉菌が増えてしまいます。

このような腸内細菌では免疫の働きは弱くなります。犬に乳酸菌を与えると善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)の働きが免疫力を上げてくれます。犬に乳酸菌を与えて免役機能が正常に働いているようなら、犬に乳酸菌を与えてみてはいかがでしょうか。

下痢や便秘の改善に効果がある

人間もそうですが、便秘が続くと悪玉菌が多くなり便臭も強いです。犬に乳酸菌を与えると、腸内環境が良くなり、便通も整います。便秘になると老廃物の排出ができなくて、悪玉菌が増殖し、最悪の場合、ガンになることもあるそうです。

下痢の場合も犬に乳酸菌を与えてみると症状が落ち着いてくるといわれていまうす。また、犬に乳酸菌を与えると、便臭が良くなるそうです。ですが、他の病気も考えられますので、おかしいと思ったら、自己判断せず病院に連れて行きお医者さんに診てもらって下さい。

歯周病の予防に効果がある

人間と同じように、犬にも歯周病があります。なんと3歳以上の犬は85%の確率で歯周病になります。歯周病の主な症状は口臭が悪化し、歯茎がはれ上がり、出血することです。もちろん痛みもあり餌を食べなくなります。

そんな歯周病にならない為には、毎日の歯磨きが大切です。予防のため乳酸菌で歯磨きすると尚良いと思います。犬に乳酸菌で歯磨きをするには、市販の乳酸菌入り歯磨き粉を使用してみたり、もしくはプレーンヨーグルト、もちろん無糖タイプの物を使って歯磨きをします。

歯周病も腸内環境と関係があるので、犬に乳酸菌を食べさせてあげると良いです。犬に乳酸菌を与えることは、体全体の健康のためになっているのですね。

犬に乳酸菌を与える際の問題点

犬と薬

残念ながら、犬に乳酸菌を与えても即効性のある薬とは違って、体質改善に時間がかかります。症状のひどい場合は、必ず獣医師の判断を仰いでください。そして出された薬と毎日の食事で一歩ずつ進まないといけません。

お薬も飲みながら犬に乳酸菌入りの食事をやりつつ腸内環境の改善に努めて下さい。犬に乳酸菌のサプリメントや人間のプレーンヨーグルトを、効きそうにないなと諦めるのではなく、根気よく与え続けて下さい。

初めてプレーンヨーグルトを与える場合は下痢をする可能性もありますので少しずつにしましょう。

犬への乳酸菌の与え方

お手をする犬

犬に乳酸菌を与えるには、人間用のヨーグルト(プレーンタイプ・無糖)と犬用の乳酸菌入り食品の2つがあります。

犬に乳酸菌を与える時は、普段の食事にプレーンヨーグルトをスプーン(大さじ)1杯程度を目安に、餌に混ぜて与えて下さい。犬に乳酸菌を与える時、犬の大きさも考慮して下さい。

ゴールデンレトリバーのような大きな犬はスプーン2杯くらいで様子をみてみると良いでしょう。乳酸菌入りのペットフードやおやつ・サプリメントもたくさん販売されています。人間用のヨーグルトを好まない時の食事や、おやつに乳酸菌入りのものを試してみると良いかと思います。

犬に乳酸菌を与える際の注意点

頭を撫でられる犬

犬が乳製品のアレルギーを持っている場合もあります。犬に乳酸菌を与える前に確認してください。また、犬に乳酸菌をヨーグルトで与えるときは、酸味の少ないものを試してみて下さい。

動物は酸っぱいものは腐っていると思って敬遠しがちです。それから、同じヨーグルトでも、加糖タイプは肥満や虫歯の原因になりますので与えないで下さい。

乳酸菌のサプリメントは、加熱しては駄目なものもあります。40℃以上に熱してしまうと、サプリメントの中の有用菌が死滅してしまうそうです。注意書きをよく読んでから、与えて下さい。

犬と乳酸菌のまとめ

走る犬

人間も乳酸菌が良いといわれているように、犬にも乳酸菌が良いことが分かりました。大切なペットは家族の一員ですから、元気に長生きして欲しいと思いますよね。乳酸菌を日々の暮らしの中に取り入れた生活が、大切なペットを守ってくれるなら嬉しいことだと思います。

人間もペットも元気に楽しく暮らしていくには、やはり健康でなくはいけません。食生活を改善し、腸内環境を正常に戻していくことは時間のかかることだと思います。

でも、愛犬の様子をみて改善の兆しが見えると安心できると思います。毎日の生活に乳酸菌をプラスして、快適な毎日がおくれますようにと願わずにはいられません。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 38moto

    お腹の調子が良くないときや、ご飯をあまり食べない時に無糖低脂肪ヨーグルトをスプーン1~3杯ほど与えています。ホエイにも栄養がたくさん含まれているので、水で割って水分として取らせたりもしています。翌日には下痢も治まることが多いので、我が家の愛犬には効き目があります。冷たいままだと興味を示してくれないので、常温にしてから与えています。
    胃腸など体調を整え免疫力を高めてアレルギーの予防や、口内の問題改善にも大きな効果を得られる乳酸菌ですが、与えすぎると逆にお腹を壊してしまったり、肥満につながったりとデメリットも存在します。毎日のように与えるのではなく、様子を見て必要な時に限定しても良いかと思います。

    低脂肪ヨーグルトを選ぶことが多いですが、愛犬に特に健康に問題がなければ通常のタイプのプレーンでも大丈夫です。低脂肪、無脂肪のヨーグルトの脂肪分は低いですが、プレーンのものよりも糖質が高いので、糖質制限をしているならプレーンの方がおすすめです。

    乳酸菌は生きたままではなくても得られるメリットは多いので、上手くプラスして活用していけるといいですね!
  • 投稿者

    40代 女性 ぽち

    犬に乳酸菌を与えると体にいい効果があると聞いたことがある飼い主さんは多いかと思います。
    わたしの愛犬は小さいころからお腹が弱く、便が緩いときもあれば、ひどいと下痢になるということはよくありました。
    そして色々調べてたどり着いたのが、いつもの食生活に乳酸菌をプラスして犬の健康を維持することでした。

    乳酸菌は犬の腸内にひそんでいる善玉菌のエサとなって腸内環境の改善に役立つものですし、
    また毛並みの改善にもなるのです。犬の被毛はたんぱく質が主成分です。
    便秘になると皮膚の細胞に老廃物が溜まり、血流と共にたんぱく質が運ばれてきたとしても細胞が受け取ることはできません。そのため犬の皮膚や被毛に悪影響を与えてしまうのです。
    そこで乳酸菌を与えて腸内環境を良好に保つことで便秘の改善になり、また老廃物を速やかに運び出すことで必要な栄養を届けることができ、新陳代謝もあがるということになります。

    残念ながら犬もわたしたち人間と同じで、年を取るにつれ免疫力は下がります。
    ここ近年では犬のストレスも多く報告されており、ストレス性の下痢も起こすことがわかっているそうです。

    このような問題に乳酸菌を活用して、愛犬の健康維持につながるなんて素晴らしいですよね。
    しかし乳酸菌といっても実は200種類以上もあり、わたしたちが知っているのはほんの一部のようです。
    そして乳酸菌により効果もそれぞれ違うとのこと。
    効果のある乳酸菌に出会って効果が出るのは少々時間がかかるかもしれませんが、少しづつ試してみる価値はありそうですね。
  • 投稿者

    40代 女性 ナツ

    ステロイドなどの薬が腸内環境のバランスを乱すのですね。確かにうちの愛犬はここ数ヶ月の間、治療のために薬を使用していたのですが、その間オナラをよくするようになっていました。てっきり、加齢によってガスがたまりやすくなっているのと、お野菜をあげすぎたかな・・と思っていたのですが、そのお薬の処方が終わってからはオナラが出なくなっているので、薬が原因だったのかもしれませんね。

    プレーンヨーグルトはたまにあげるのですが、あまり好きではない様子で食べてくれません。でもフードに混ぜたら食べるかもしれませんね、やってみます。量もどれくらいあげて良いものか心配だったのですが、普段の食事に大さじ1杯ほどは良いのですね!とても参考になりました!

  • 投稿者

    20代 男性 go

    昔祖母が飼っていた犬がヤクルトが大好きでした。もちろん、あんな甘いもの与えてはいけないのでしょうが、祖母は年老いて少しずつ体力がなくなっていく犬に、元気になりそうなものをと熱心に与えていました。特にヤクルトは、祖母が飲むときに、小皿に少しいれ、一緒に飲んでいました。目が見えなくなって耳が聞こえなくなった犬が、ヤクルトの時間だけは正確に覚えていて、その時間になると一生懸命起き上がろうとしていました。ヤクルトの乳酸菌効果かわかりませんが、その犬は長生きしました。大きな病気もせず、最後は老衰で亡くなりました。なので、私も今飼っている愛犬の調子が悪いと、ヤクルトや乳酸菌飲料を水で薄めて与えてしまいます。記事にあるようにこれからは無糖ヨーグルトにしようと思います。
  • 投稿者

    女性 シナモンスティック

    我が家でも乳酸菌のサプリメントを与えています。きっかけは、愛犬の病気が見つかった際に少しでも何かしてあげたく食事内容など獣医師に相談したところ、気休めかもしれないが免疫力をあげるorキープする意味で乳酸菌のサプリメントが良いとの事で飲ませ始めました。

    腸は健康をつかさどる上で大切な役割を果たすので、サプリメントや食品などで腸を整えるのは健康や健康維持に繋がると思っています。紹介されているように、善玉菌を増やし整えてくれます。

    乳酸菌配合のオヤツやサプリメントは数多くあるので悩んでしまいますよね。
    我が家では〝FK-23 フェカリス菌〟が入っているサプリメントをあげています。
    サプリメントなどは、使い続ける事が大事なので調べながら毎日与えやすく続けやすいものを選んであげると良いんじゃないでしょうか。

    無糖でもヨーグルトを毎日あげるのは、あまりおすすめしません。わんちゃんよってはお腹が緩くなってしまう子もいるので、時折なら良いのですが毎日であればサプリメントの方が良い気がします。

    最近人用のヨーグルトには〝キシリトール〟が入っている物もあるようですので、わんちゃんにあげる際は原材料をチェックしてからあげてください。

    わんちゃんも乳酸菌を摂ることで腸を整え少しでも免疫力が上がる事でたくさん良い面があります。
    いま、健康なわんちゃんも、治療を頑張っているわんちゃんも少しでも元気に生活できるようになればと思います。
  • 投稿者

    女性 もふころ

    犬は腸内環境を整えると免疫力も向上しいいことずくしだ、と聞きました。
    乳酸菌ももちろん効果的ですよね。今は犬用サプリで摂取しやすくなったものがあるので、そちらを常備しておこうかなと思っています。
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。