犬が突然走り回るのはなぜ?
愛犬が突然走り回る!!そんな経験をお持ちの飼い主さんもいらっしゃることかと思います。彼らはただ走り回っているのではなく、そこにはいくつかの理由が隠されていることもあるのです。走り回る意味を理解して、もっともっと愛犬との距離を近付けましょう。
1.ストレスが溜まっている
散歩に出て苦手な場所や犬、人に会ったとき、またはトリミング後や病院の後などに走り回ることはありませんか?イヤな経験をしたこと、長時間拘束されていたことなどによりストレスがたまっているのかもしれません。家などの安心できる場所に着いたとたん走り回ったときなどは、解放された!という喜びの表れのようなものかもしれません。
ストレスの場合の対処法
トリミングや病院後であればその場から離れれば落ち着くはずです。「終わったよ、頑張ったね!」と褒めてご褒美におやつをあげてもいいでしょう。次第に、「ガマンすれば褒めておやつをもらえる!」と学習すれば、走り出すほどのストレスは感じなくなるかもしれません。
そして、たくさんなでてあげましょう。飼い主になでられることが何より犬にとっての癒しになります。
ストレスが理由で走り回ってしまうときは、なでてあげることが一番効果的です。
2.運動不足で走り回る
室内飼い、外飼いともに満足に走り回れず運動不足になっている可能性があります。
そのため散歩に出たときにテンションが上がり走りだしたり、家の中でも突然走り回ることがあります。
運動不足の場合の対処法
普段から散歩に行っているにもかかわらず走り回るときは、もう少し散歩の時間を長くしてみましょう。
人間にとっては十分に思えても犬にとっては不十分な可能性があります。お休みの日にはドッグランで思いっきり走らせてあげるのもいいでしょう。他の犬との交流もでき、社会性も身につくのでオススメです。相性のいい子がいれば一緒に走り回って遊べるので運動不足も解消され愛犬の気持ちも満たされるはずです。
3.欲求不満
飼い主と遊びたい!おやつがほしい!散歩にいきたい!などの欲求が満たされずストレスとなり、走り回っているかもしれません。
欲求不満の場合の対処法
愛犬がなにを要求しているのか考えてみましょう。
遊びたい!お腹がすいた!など欲求のサインを出しているはずです。そのサインを見逃さないことと愛犬の欲求をないがしろにしないことが大切です。「今は手が離せないな」というときでも「ちょっと待っててね」など声をかけてあげることで愛犬は「ちゃんと気づいてくれてる!」と安心するでしょう。
4.恐怖を感じている
大きな音や見たことのないものなどに遭遇したとき恐怖を感じ、どうしていいかわからずに走り回ってしまうことがあります。とにかくその場から逃げたい!という気持ちの表れでしょう。
犬が耳を倒し、尻尾はお尻の下に丸め込み、低姿勢で走っているときは恐怖を感じているときです。
恐怖の場合の対処法
人間よりも小さな犬たちにとって、日常生活で怖いものはたくさんあります。
愛犬が恐怖を感じているなと思ったら、声をかけなでてあげたり抱っこしてあげましょう。「大丈夫だよ」と飼い主の優しい声とぬくもりを感じれば、恐怖心も薄れるはずです。
まとめ
ただ犬が走るといってもこれだけの理由があります。
突然走り出すことは壁にぶつかるなどの事故にもつながりますので、興奮状態が高まっているなと感じたら、優しくなでるなどして愛犬を落ち着かせることが大切です。
愛犬が楽しそうに走っていれば微笑ましいですが、その理由がストレスだと悲しくなりますよね。
愛犬からのアプローチがなくても、「そういえば最近遊んであげてないな」「走らせてあげてないな」と思ったらおもいっきりかまってあげてくださいね。
ユーザーのコメント
40代 女性 akechan
たまに散歩に行く場所があり、そこは手入れのされた芝生です。自ら入っていくような感じですが、急にスイッチが入ります。目つきが変わり、猛ダッシュ。
大きくぐるぐると、リードを引っ張られてしまうほどです。
そして、そこから田んぼ沿いの草むらに移動すると落ち着きます。不思議な行動です。