ラブラドールレトリバーの値段について 子犬の価格と相場の違い

ラブラドールレトリバーの値段について 子犬の価格と相場の違い

ラブラドールレトリバーの価格はどのくらいなのでしょうか。ラブラドールレトリバーは非常に人気のある犬種であり、警察犬や盲導犬として活躍する、とても賢い犬種とされています。そんなラブラドールレトリバーの価格や、なぜラブラドールレトリバーの価格が違うのか、ペットショップとブリーダーでのポイントなど、詳しくご紹介していきましょう。

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ラブラドールレトリバーの値段の相場

2頭のラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバーは世界的に人気がある犬種です。体重がおよそ25kgから35kgと個体差が大きいですが、大型犬に分類されています。警察犬や盲導犬、セラピー犬などとして活躍していて、その印象が強い方も多いのではないでしょうか。非常に賢い犬種とされており、穏やかで人が大好きな気質から、大型犬の中でも飼育しやすい犬種としても有名です。初めて犬を飼う人にとっても、向いている犬種といえるでしょう。

そんなラブラドールレトリバーの価格は、子犬で20万円前後とされています。ペットショップやブリーダーなど、購入先によってラブラドールレトリバーの価格も大きく変わるので注意が必要です。また、さまざまな病気をチェックされているかや、親の血統などによっても大きく変わり、場合によっては30万円を超えることも少なくありません。

そして、ドッグショーなどを目的とした場合には、血統などによって100万円を超えることもあります。購入する際にはラブラドールレトリバーの価格だけでなく、なぜその価格なのかを確認しておくことで、トラブルを減らすことに繋がるでしょう。

ラブラドールレトリバーの値段の違い

3頭のラブラドールレトリバー

まず覚えておく必要があることとして、ラブラドールレトリバーは大きく二つに分けられていることがあげられます。ひとつは盲導犬や介助犬、ドッグショーなどに向いた比較的大きめのサイズになるガイド系と呼ばれるものです。もうひとつが追跡等で知られ、警察犬としても活躍する比較的に小さめなフィールド系と呼ばれるものです。

フィールド系は扱っている数が非常に少なく、気性も激しいことから飼育にはプロが必要となるでしょう。ペットショップやブリーダーから購入する場合、フィールド系にはまず出会うことはありません。一般的にラブラドールレトリバーと言われて想像するのは、ガイド系になります。

ガイド系のなかでも、ラブラドールレトリバーの価格は家庭犬向けとドッグショー向けで大きく変わります。特に、ドッグショー向けのものは血統で非常に大きく変わり、親がドッグショーで入賞している場合などはかなり高額になるので、こだわりがない限りは家庭犬向けのラブラドールレトリバーでよいでしょう。

次にラブラドールレトリバーの価格のポイントになるのがカラーです。その色によって若干ですが価格が変わってきます。カラーはブラック(黒)、イエロー(黄色)、チョコレート(茶色)に分かれていますが、比べると若干チョコレートが人気があり、そのぶんチョコレートのラブラドールレトリバーの価格が高めになっているようです。

ペットショップとブリーダーの値段の違い

ラブラドールレトリバーと飼い主

ラブラドールレトリバーの価格ですが、ペットショップでは基本的に家庭犬向けが多く、30万円前後が目安となるでしょう。お店によってはワクチンの予防接種を受けていて、その分がラブラドールレトリバーの価格に含まれていることもあります。店員へきちんと確認するといいでしょう。ペットショップのメリットは、気軽に見に行くことが出来ることです。多くのお店を見ることで、理想のラブラドールレトリバーに巡り合う機会が増えるでしょう。

ブリーダーの場合、家庭犬向けもドッグショー向けも扱っていることがあり、平均してこのくらい、といったラブラドールレトリバーの価格があるわけではありません。10万円前後から100万円を超えるものまで様々なので、何をポイントにして購入するのかをしっかり考えなくてはいけません。

事前にカラーや価格をある程度決めておくといいかもしれません。ブリーダーから購入する際は、どんな両親から生まれ、どんな環境で育ったかを確認できる、という大きなメリットがあります。例えば母犬が穏やかな気性であれば、その子供も穏やかな気性を引き継いでいる可能性が高くなるようです。

ペットショップ、ブリーダーの両方に言えることですが、心地よく、清潔な環境で育てられているかが健康面で非常に重要になります。お店の雰囲気やブリーダーの飼育環境をしっかりと確認しましょう。また、病気など万が一の場合に相談できるかもチェックしておくといいですね。

ラブラドールレトリバーの値段と購入後の注意点

スーパーマーケット店内

ラブラドールレトリバーの価格だけに注目していると忘れがちなのが、飼い始めてから必要になる金額です。ワクチンの予防接種や餌など、他にもお金のかかることがあります。

ラブラドールレトリバーは大型犬なので、他の小型犬などに比べると食事量も多くなります。成犬時の餌代として、一年間でおよそ10万円から20万円、一月あたりだと1万円から2万円を見積もっておきましょう。ワクチンの予防接種は年間で4万円前後が必要です。

また、食器類やブラッシングに必要なケア用品なども忘れてはいけないですね。もちろん首輪やリードも考えなくてはなりません。ラブラドールレトリバーの価格やそれ以外の費用を考えると決して安いとは言えませんが、あなたの家族として、友人として過ごしていくラブラドールレトリバーにとって絶対に必要なものです。ラブラドールレトリバーの価格だけではなく、購入後にかかる金額にも注意しておきましょう。

まとめ

ラブラドールレトリバーの顔

ラブラドールレトリバーの価格はおよそ20万円から30万円です。購入するときには色や血統といったラブラドールレトリバーの価格に影響するポイントや、ワクチンの予防接種が価格に含まれているかなどに注意しましょう。

また、購入したあとにも相談できるかなどをチェックするといいでしょう。ラブラドールレトリバーの価格だけでなく、その後の餌代やグッズに必要な金額も注意しましょう。

▼ラブラドールレトリバーについて詳しく知りたい方はこちら

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 nico

    そういえばペットショップなどでラブラドールレトリバーってあんまり見返けないし、値段ってほとんど気にしたことがなかった気がします。記事にある通り、個体差は十分あるにしても、20万前後から買うことができるんですね。小型犬と変わらないんだぁ、と率直に思いましたが、別にサイズの問題じゃないですよね(*_*;昔一度、都会の繁華街にあるペットショップを覗いたときにラブラドールレトリバーの子犬がショーケースの中にいるのを見てびっくりした記憶があります。ほかの子にくらべればやや大きめのケースでしたが、それでもやっぱり狭そうで、早く出れますように…と願いました。小型犬ならいいというわけではないんですが、ペットショップの展示販売にすごく違和感を感じた瞬間でした。
  • 投稿者

    女性 ペンギン

    先代の犬はペットショップで購入した犬でした。大量繁殖をするような犬舎で、かつペットショップに流通させるところだったため、親戚犬が多く見つかったのですが、驚くほど皆病気や問題行動が同じでした。血統とは、見た目の美しさだけでなく、体質ももちろん遺伝しますので、愛犬が病気になったときほどこの血統を恨んだことはありません。高価な犬がいちがいに良いとは言えないでしょうが、健康であること、丈夫な骨格を持っていることも値段に比例するような気がします。
  • 投稿者

    女性 ザック

    ラブラドールレトリバーに希少の荒いフィールド系と言われるタイプのものがいたのは知りませんでした。私の知っているラブは皆陽気で愛らしい、とても親しみのある子ばかりなので、希少が荒いタイプが存在するのは意外でした。アウトドアが趣味の友人が黒ラブを飼っていて、毎週末のように家族でキャンプや川遊びを楽しんでいますが、本当にそんな生活の傍らにお似合の犬種です。活動的なご家族に飼われると幸せだと思います。
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