マルチーズが成犬になった時の大きさ
マルチーズとは?
全身を真っ白な長い被毛で覆われているのが特徴の小型犬といえば、まず最初に思いつくのはマルチーズではないでしょうか。
色々な犬種が次から次へとブームになっていく中でマルチーズは昔から人気があり、今まで一度も犬を飼ったことが無いという人でも、一度はこの名前を耳にしたことがあるというくらい広く一般的にも知名度の高い犬種です。
性格も室内犬向きでおとなしく、飼い主さんの言う事をしっかり聞くことができる従順さも持ち合わせているので初心者向きの犬であるとも言えます。
遊ぶのが大好きで色々なものに興味津々なので、おもちゃなどを与えるとひとりで一生懸命遊ぶ愛らしい姿も見る事ができます。
マルチーズの成犬
そんな可愛いマルチーズの成犬になった時の重さは2.5kg~3.0㎏なので、女性が長時間抱っこしていても全く苦にならない重さです。体高は25㎝くらいが平均ですが、マルチーズの成犬には多少個体差があるので、もう少し大きめだったり、また逆に小さめだったりという事がよくあります。
マルチーズが成犬の大きさになるには生後8か月以上を目安にしましょう。それまでは成長期なのでダイエットなどは一切考える必要はなく、決められた分量のフードを与えて体重を増やしていきましょう。
マルチーズが成犬になるまで注意点
マルチーズは生まれた時は100gほどですが、それから1年近くかけてマルチーズの成犬の平均体重である2.5㎏~3.0㎏ほどの大きさに成長していきます。
マルチーズの成犬時の体の大きさはほぼ遺伝が大きく影響してくるので、親犬の体の大きさを知っておくと成犬時のおおよその目安を付ける事ができるでしょう。
ただし、マルチーズの成長の過程では順調に体重を増やしていく事が大切なので、太りすぎかもしれないと考えたりする必要は子犬時代はほとんどなく、逆に体重が増えない事の方が病気になっている可能性も考えられるので心配な点になります。
マルチーズのフードの量が足りているのか判断するには、便を見てあげるのが一番分かりやすいでしょう。
生後2~3か月の頃ならば、大人の小指くらいの太さと大きさの便が目安となりますので、コロコロしていればフードが足りず、下痢をしていたらフードが多すぎて消化不良を起こしていると考えた方が良いでしょう。
また、メスのマルチーズの場合、4か月~6か月頃になると避妊手術が行えるようになりますが、術後は体重が増えやすくなる場合があるという事も覚えておいてください。
マルチーズが成犬になるまでの月齢別体重
マルチーズは8か月頃から体重があまり増えなくなり、成犬となる1歳の頃には一定の大きさになります。成長期には徐々に体を大きくしてあげなくてはいけませんが、月齢別に見るとどのような感じで体重は増えていくのでしょうか。
これはあるマルチーズの生後2か月から成犬となる1歳までの月齢別の体重です。
全てのマルチーズがこのように成犬になっていくという訳ではないので、あくまで目安としてご覧ください。
- 2か月・・・516g
- 3か月・・・789g
- 4か月・・・1026g
- 5か月・・・1368g
- 6か月・・・1545g
- 7か月・・・1684g
- 8か月・・・1702g
- 9か月・・・1735g
- 10か月・・・1924g
- 11か月・・・1968g
- 12か月・・・2052g
生後6か月くらいまでの間は1日に10gずつ増えているのが理想的だと言われています。
1か月に約300g増が目安だと言われていますが、増え方にも個体差があるので徐々にきちんと増えている場合はそのまま様子を見ていきましょう。
マルチーズの成犬と他の小型犬の成犬の大きさを比較
マルチーズの成犬は体高25㎝前後、体重は2.5kg~3.0㎏が平均ですが、他の小型犬の成犬と比べるとどのくらい違うのでしょうか。
人気の小型犬を集めて大きさを比較してみましょう。
マルチーズの成犬とチワワの成犬
チワワは世界で一番小さな犬種であると言われています。小さな子で体高は12㎝ほど、大きめなチワワでも20㎝くらいが平均となります。体重は1kg~3㎏なので、やはりマルチーズの成犬に比べると小さめです。
マルチーズの成犬とヨークシャーテリアの成犬
ヨーキーとも呼ばれている、マルチーズに劣らずの安定した人気のヨークシャーテリアの体高は15㎝~20㎝くらいが平均で、体重は2kg~3㎏になります。体重はマルチーズの成犬とあまり変わりませんが、体高はヨークシャーテリアの方が低めでマルチーズの方が足が長いようです。
マルチーズの成犬とトイプードルの成犬
プードルには大きさに色々な種類があり、その数はトイプードルを含めて4種類あります。その中でもミニチュアプードルの次に小さいトイプードルの大きさは、マルチーズの成犬と比べると少し大きめです。体高は30cm、体重は4kgが平均なので、マルチーズの成犬よりも一回り大きく、足も長めだという事が分かります。
まとめ
マルチーズの成犬は小型犬の中でも中くらいの大きさです。マルチーズは親犬のサイズによって成犬になった時の大きさに個体差がありますが、2.5kg~3.0kgが平均なのでそこまで幅広く数値に差があるような犬種ではありません。
マルチーズは成犬になっても大きくなる心配がないので、女性や年配の方、お子さんのいる家庭でも安心して飼う事ができる大きさでしょう。性格も大人しいので、大きさも含めて飼いやすい犬種であると言えるようです。
▼マルチーズについて詳しく知りたい方はこちら
マルチーズを飼う前に知っておきたい性格と特徴
ユーザーのコメント
40代 女性 かえで
保護犬いがいは、叔母さんのわんちゃん親子を飼っていました。
みんな仲がよくて、よく遊んで、食べて寝ていて、とても健康的な暮らしをしていました!病気にはなりにくかったので予防接種に獣医さんに行くくらいだっと言っていました。
しかし、そのうちの一匹が膝蓋骨を脱臼してしまい手術になりました。しかし、リハビリも順調ですぐに、もとの元気さに戻りました!
ご飯はいろいろ食べさせていました。
カボチャに白菜にきゅうりに人参も湯がいてフードにに混ぜて与えていました。
病気をしない、秘訣かもしれません。
運動は町散歩ですが、マルチーズの小ささなわりには、速足で歩きますので手足の筋肉は小型犬とは思えないくらいにムキムキでした。
標準体重をキープできたのは、運動量がよかったのでしょうね。
女性 カモノハシ