ボーダーコリーのブルーマールは人気の毛色!その特徴や価格など

ボーダーコリーのブルーマールは人気の毛色!その特徴や価格など

ボーダーコリーといえば独特の毛色のセパレートが特徴になっています。ボーダーコリーの毛色には特徴があり、その中でもブルーマールはとても人気があります。ボーダーコリーのブルーマールはちょっと灰色がかっているもので精悍(せいかん)な見た目がインパクトになっているのです。ボーダーコリーのブルーマールの毛色や特徴についてチェックしてみましょう。

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ボーダーコリーのブルーマールってどんな犬?

突進してくるボーダーコリーのブルーマール

ボーダーコリーの中でもカラーリングが異なる品種があり、その中で名前がつけられています。レッドホワイトやトライカラーなどの名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。その中でも人気のあるブルーマール種について詳しい特徴や注意点などを確認していきましょう。

ボーダーコリーのブルーマールとは?

ボーダーコリーのブルーマールとは、カラーそのものを指しています。一般的にボーダーコリーのカラーではブルーホワイトが一般的ですが、ブルーマールはその中でもレアカラーとなっています。ブルーマールはグレーや白と黒の色が混じった個でとても人気があります。人によってブルーマールは大理石のように見えることもあるそうですよ。

ボーダーコリーのブルーマールの価格

ボーダーコリーのブルーマールの子犬

ブルーマールの価格はどのくらい?

前述の通り高い人気のあるボーダーコリーのブルーマールは、価格も高額で取引されていることが多いです。一般的なブラックホワイトカラーのボーダーコリーは平均価格が10万~20万程度で取引されていますが、ブルーマール種だと30万、高額になると50万程度で取引されています。

価格も高額であり、流通量も少ないためペットショップで見かける機会もかなり少ないでしょう。もしこれからブルーマールのボーダーコリーをペットとして迎えたい場合には、個体を見つけることに時間がかかることも多いでしょう。

ブルーマールの見た目が価格を左右することもあります

ボーダーコリーのブルーマールは希少かつ神秘的であることから高額で取引されることがあります。しかしすべての個が高額で取引されるとは限りません。瞳の色が左右で違うバイアイや、毛色のカラーリングが左右でバランスが取れていないミスカラーと呼ばれるものは価格的にも低額になることもあります。

また人気のあるロングコートよりもスムースコートの場合もやや低額になることがあります。しかしブルーマールが好きという方であればその個が好きになれば大きな問題点にはならないでしょう。

ボーダーコリーのブルーマールの特徴

アジリティ中のボーダーコリーのブルーマール

魅力的なカラーのブルーマール。その特徴は、どのようなものなのでしょうか。意外と知られていない、ボーダーコリーのブルーマールの特徴についても抑えておきましょう。

ボーダーコリーのブルーマールの特徴

ボーダーコリーのブルーマールとは、遺伝子に「マール因子」というものが含まれている個体になります。通常のカラーの個体と比べて、遺伝子が特殊であることから見た目も変わってくるのです。マール因子が遺伝子構造で働くと、毛色を色素生成の抑制する働きが生まれます。そのため全体または部分的に色素が薄くなった毛色になるのです。

ボーダーコリーのマール種とは

ボーダーコリーにはマール種というものが存在しています。このマール種はブルーマールのみならず、レッドマールやブラウンマールなどもあります。カラーの入り方にもよりますが、いずれの場合も希少種で人気があるため取引は高額になることが多いです。

ボーダーコリーのブルーマールの注意点

横になっているボーダーコリーのブルーマール

前述の通り、ボーダーコリーにマール因子というものが遺伝子にあることで特殊なカラーリングになるブルーマールですが、ペットとして迎える場合に注意することはあるのでしょうか。これから購入を考えている方にも是非一読してほしい、マール種の注意点についてご紹介いたします。

マール種のボーダーコリーは特殊なもの

マール因子によって毛色の色素が薄くなるマール種はいわば特殊な状態と言えるでしょう。マール因子が毛色だけに反応すれば良いのですが、身体機能に働くこともあります。マール因子が身体機能に働くと、様々なトラブルを引き起こすことが報告されています。

マール因子が身体に作用するとどうなる?

マール因子が身体に作用すると、機能が著しく劣化することが報告されています。犬として大事な耳が聞こえなかったり、眼が全く見えなくなったり、身体の中の疾患を引き起こすこともあるそうです。そのためマール因子を持っている個は普通の個よりも手厚くフォローしてあげる必要がある場面も多いでしょう。

マール因子を持った個は繁殖もダメ?

マール因子を持った個は、一般的に繁殖に向いていないと言われています。毛色のみにマール因子が働けば問題ありませんが、前述の通り身体的機能の欠如や心疾患などを持って生まれてくることもあります。

特に両親同士がマール種の場合、そのリスクが大きくなるとされています。高額に取引されるボーダーコリーのブルーマールを、繁殖させようと言った目的で購入するのは推奨できないと言えるでしょう。

ボーダーコリーのブルーマールを購入する際には

裕福そうなボーダーコリーのブルーマール

ブルーマールを購入する際にはペットショップやブリーダーへどのような個体であるかしっかりと確認しておくと良いでしょう。生まれつき悪いところなどないかなど含めて、育成方針についてアドバイスをもらってみるのもおすすめです

▼ボーダーコリーについて詳しく知りたい方はこちら
ボーダーコリーの性格や特徴

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

    マール因子を持つ子を
    作る事をヤメればいいのでは?
    と、思います。
    小学3年生の息子のもっともな意見です。
  • 投稿者

    40代 女性 RYUCH

    ブルーマール、すごくきれいですね。毛色がとても美しいと思いますが、体に疾患を抱えるリスクなどがあることを考えれば、あまり積極的に作り出すのはよくないのでしょうね。というかこういったものをきれいだとか珍しいとか盛り上げて希少価値を高めるようなこと自体をしない方がいいのだと思います。真面目なブリーダーさんが大半の中で、イヌビジネスに利益を見出す悪徳ブリーダーがいて、希少価値が高いものを犬に負担をかけてでも作り出して金稼ぎをするということも現実で多く起きていることだと聞きます。自然発生的に、偶然生まれてしまったものならば仕方ないけど、リスクが高いものを見た目のためにあえて作り出すのは本当にやめてほしい。
  • 投稿者

    女性 ちょこびす

    ボーダーコリーのブルーマールは一度も目にした事はないのですが、珍しいため価格が高くなるのが分かります。
    体格以外にも毛やカラーの入り方などでも販売価格が変わりますし、ボーダーコリーは飼われている方もそんなに多くないですが、ブルーマールカラーが珍しいからと、飼う方もいるため珍しいカラーは神秘的で綺麗だなぁと思う反面、なぜか憂う気持ちになってしまいます。
    ブルーマールは、ボーダーコリーだけではなく多犬種でも珍しさゆえ人気が高いです。

    ブルーマール同士の交配は良くないと聞きますし、産まれた子犬が先天異常を持ってしまう確率も高くなりがちと聞いたことがあります。
    ブリーダーだけではなく、家庭犬でもブルーマールを二匹多頭飼いしていて避妊と去勢をしていなかったため妊娠してしまい、どうしよう。といったこともあるそうです。
    自然に産まれたなら神秘的で綺麗だと思えますが、作り出したり無知識が招いてブルーマールが産まれたならば、その裏でダークな部分もあると思った方が良いでしょうね。

    ブルーマールでも身体の丈夫な子もいますし、弱い子もいますが、きっかけが何であれ犬と過ごす毎日は楽しいです♪
    迎えたならしっかりお世話し生涯大切にしてあげて欲しいなぁと心から思います。
  • 投稿者

    女性 魚

    確かに、ブルーマールのボーダーコリーはミステリアスな雰囲気で素敵な容姿ですね。ダックスもそうですが、希少な毛色を出すためにわざと危険な交配を行うようなブリーダーがいると聞いたことがあります。知人はその犬種では有名なブリーダー&ペットショップのところで働いた際に、そのあまりに劣悪な繁殖を見て驚いてすぐにやめてしまっていました。奇形が生まれても、珍しい毛色の子が一匹でも生まれれば大儲け、という考え方なんだそうです。バブル時の話なので、今はそんなところないと願いたいです。犬種それぞれの魅力は毛色だけではありませんし、飼う側の意識も重要ですね。
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