ボーダーコリーのしつけ方について
ただのペットではなく素晴らしいパートナーとして付き合うためにボーダーコリーへはどのようにしつけを行えばよいのでしょうか。ボーダーコリーへのしつけ方や大事なポイントについて抑えておきましょう。
しつけを行う時期
ボーダーコリーのしつけを行うタイミングは、一般的に生後2~3か月くらいが良いとされています。ボーダーコリーの子犬で身体の土台ができてきて好奇心も高まる生後2か月から3か月くらいがベストですが、ペットとして迎え入れるタイミングは様々ですよね。生後2か月以降のボーダーコリーに関しては、ペットとして迎えて落ち着いた頃から始めてみましょう。
しつけを行うタイミング
毎日闇雲にしつけを行えば良いということではありません。ボーダーコリーも生き物ですから、疲れてしまうこともあります。まずはボーダーコリーの体調が優れている、元気がよいと感じるタイミングでしつけを行いましょう。
よく見てあげましょう
賢いと言われているボーダーコリーは、主従関係が適切であれば飼い主の命令をしっかり守ってくれます。逆に主従関係が壊れてしまうと、ずる賢い部分が出てきて言うことを聞いてくれなくなります。つまり日頃からしっかりとした態度を保ち、ボーダーコリーの性格やしぐさなどもよく見てあげましょう。
ボーダーコリーのしつけ方のコツ
具体的にボーダーコリーをしつけるときにどのようなポイントに気をつけておく必要があるのでしょうか。基本となるしつけのコツを抑えておくことで、スムーズに進めることが可能になりますよ。
トイレをしつけるときのコツ
ボーダーコリーのトイレをしつけるときには、サークルを使ったやり方がおすすめです。朝起きたときや食後などにサークルで囲ったトイレへ連れていき、そこで排泄を促します。
適切に排泄ができたらしっかりと褒めてあげます。それから30分ごとにサークルにつれていき排泄を促します。最初の頃は上手にできないかもしれませんが、根気よく続けることでしっかりトイレで排泄できるようになります。排泄できたらしっかり褒めてあげることが肝腎です。
無駄吠えをしつけるコツ
ボーダーコリーをしつける際に、ボーダーコリーが牧羊犬であるという特徴を意識するとよいでしょう。牧羊犬として、咄嗟のときや大きな物音などに警戒して吠えることがあります。ボーダーコリーもペットとはいえやはり動物ですので、ある程度吠えてしまうことに飼い主はナーバスにならないようにすることも肝腎です。
ボーダーコリーが要求や興奮で吠える場合、ボーダーコリーも動物ですので、興奮することや欲求が湧き上がってきて要求するために吠えることがあります。そのような場合には、まず興奮して吠えることをやめるまで徹底的に無視するのも、ボーダーコリーをしつける一つの方法です。
吠えるのに疲れたり、吠えることをやめたときに構ってあげたり、要求に応えてあげるのが効果的です。食べ物を見て吠えたときには、あげないようにしてみましょう。ボーダーコリーが不安や恐怖で吠える場合、どのような犬種でもこのような場合は吠えることが多いため、警戒心の強いボーダーコリーならなおさらのことでしょう。
恐怖や不安を取り除いてあげたら、声かけしてあげて安心させるのが良いでしょう。主従関係がうまく行っていないと無駄吠えすることが多いので、ボーダーコリーのしつけに限りませんが、まずは適切な関係を築くことを意識してみましょう。
ボーダーコリーを飼う上でのしつけの必要性
ボーダーコリーをペットとして飼いたいと考えている方は、見た目がかわいいことやペットとして賢いなどを理由に挙げることが多いようです。見た目はもちろんのこと、運動能力も高く賢いボーダーコリーは飼う楽しみを教えてくれるパートナーとも言えるでしょう。その反面賢いからこそ、育成方針やしつけを間違うと、とんでもないことになってしまう事もあります。
ボーダーコリーを飼う上でのしつけの重要性
ペットとして室内犬や室外犬を購入する際に、あまりしつけをしないという家庭もあります。犬が吠えることや、便などのしつけをしないで好きに育てるというのも一つの楽しみ方かもしれません。しかしボーダーコリーの場合はそれが良いことに繋がる可能性は低いのです。
まず、ボーダーコリーは賢いので警戒心が強い場合があります。誰にでもすぐ懐いて愛くるしい姿を魅せてくれる個も中にはいますが、ボーダーコリーの場合は人間をしっかりチェックしています。そのため信頼に足りない人間だと判断されると、常に吠えてくるようになったり、警戒を強めてしまったりしてしまいます。場合によっては、主従関係も壊れてしまうことがあるでしょう。
次にボーダーコリーは個によっては神経質な面が強い場合があります。ペットとしても神経質な犬は嫌という家庭もありますが、ボーダーコリーは神経質な面を見せる個も存在します。そのためしつけをすることが肝腎です。ペットと適切な関係を維持することだけではなく、素晴らしいパートナーになるかどうかは、しつけが影響しているといっても過言ではないのです。
ボーダーコリーのしつけは根気よく取り組もう
ボーダーコリーのしつけは根気が要ることも多いものです。一生かけて付き合っていく気持ちでしっかりと取り組んでみましょう。
▼ボーダーコリーについて詳しく知りたい方はこちら
ボーダーコリーの性格や特徴
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
何頭もダックスやプードル等の犬を育て、躾てきました。
ドッグトレーナーの資格も取り、全犬種内でトップの頭脳と言われるボーダーコリーが何年も前から欲しく、ブリーダーに頼みお迎えしました。
頭が良いのは飼う前から分かっていましたが、生後4ヶ月で基本の躾は全て完了。
集中力が半端ないんです。
頭が良い分、飼いやすいと思われるかもしれませんが、決して初心者向けではありません。
しっかり犬のリーダーになることが出来る人、躾方を知ってる人、膨大な運動量が必要ですから、それに見合った散歩やトレーニングが出来る人向けです。
常に飼い主のコマンドに反応するので、新しいことを教えたり、ドッグスポーツをするなら楽しいパートナーになれますよ。
可愛いですが、愛玩には向きません。
40代 女性 RYUCH
30代 女性 komanu
初めて犬を迎えるお宅にはボーダーコリーは向かない犬種と言われています。逆に、しつけさえしっかりクリアできれば一緒に楽しい人生を歩んでいくことができるのだと思います。あまりしつけに凝り固まるのは良くないと思うのですが、飼い主さんをリーダーと理解してもらうことや、最低限のしつけができるようになるまではトレーナーさんに訓練してもらうことなども必要なのかな、と思います。
20代 女性 めろん
とても賢くドッグダンスやアジリティなども上手で器用なイメージがあります。
ボーダーコリーを飼われている方がよく言うのが初心者にはオススメするには不向きな犬種との事でした。
しつけは飼い主さん次第ですよね、ここでつまづいてしまうと中々その後のしつけが難しくなってしまうので、なるべく子犬のうちに社会化させてあげるのが良いそう。運動量やパワーもあり散歩量も必要ですので、思いっきり遊ばせてあげれる家庭向きなのかな?と思います。
毛がふわふわで活発で明るく、好きな犬種です。
40代 女性 悟空
女性 おそば
女性 プール