秋田犬の平均体重とは?
秋田犬は天然記念物に指定されている日本犬です。日本犬は北海道犬など6犬種が認められていますが、秋田犬はその中で唯一の大型犬です。ヘレン・ケラーが自国へ連れて行きペットとして飼っていた話はあまりにも有名で、ロシアのプーチン大統領が日本からプレゼントされて飼っていることでも話題になりましたね。
また、海外で秋田犬はひそかなブームを呼んでおり、中国などでは偽物の秋田犬がかなりの高値で取引されているようです。そんな人気の秋田犬ですが、大型犬の中でも大きめの体格であり、体重も人間並みにあります。秋田犬の平均の体重は30kgから60kgで、もちろん個体差がありますが近くで見るとかなり迫力があります。
子供なら上に乗られると身動きできない重さなので、飼育する際には注意が必要となります。とはいえ、秋田犬は飼い主と認めるとしっかり最後まで忠誠を尽くすのは「ハチ公」でもおなじみの話で、頭も良いのでしつけさえ間違わなければかわいい家族の一員となるでしょう。
秋田犬の体重は、生後2か月くらいなら5kgほどしかありません。しかし、成長は早く秋田犬の体重は1歳になる頃にはその6倍から12倍にまでなります。食べることも大好きなので、1歳前の食事に気を付けないと成犬になってからダイエットすることができないということも覚えておきましょう。ただし、子犬の間の成長期には必要な栄養はきちんと与えましょう。
秋田犬の体重を維持するための食事量
体重が増えやすい犬種というのがいて、その中に秋田犬は含まれています。秋田犬はそもそも狩猟のサポートをしていたので、走り回ったり動き回ったりすることが大好きです。そのような犬は食欲が盛んなのは当たり前です。
欲しがるだけ与えていると、いつまでも食べ続けることができるくらい、よく食べる犬種です。必要なカロリーを超えるカロリーを摂取すれば、秋田犬だって当然肥満になります。そこで、まず秋田犬の体重を維持するには体重に見合った適正な量を与えることが重要です。
昔から犬は家族の残飯が食事として与えられていました。もちろん犬も与えられるとおいしく食べていたはずですが、今はいろいろなドッグフードが販売されています。そこではっきりと言えるのは、ドッグフードの普及で急激に犬の寿命が延びているということです。
ドッグフードは、カロリーがきちんと計算されていて体重別に与える量が必ず記載されています。その量さえ守れば、秋田犬の体重維持のためにあれこれ考える必要がありません。肥満は犬のいろいろな病気を併発させる元となります。過剰なおやつや人間の食べ物を与えず、規定通りのフードを与えることで秋田犬の体重も健康も両方維持することができるのです。
秋田犬の年齢による体重管理方法
秋田犬の体重管理をする場合、秋田犬の年齢によって管理の仕方を変えてあげる必要があります。まず、秋田犬の成長期(1歳未満)の食事の栄養は、成犬時の2倍は摂取しなくてはなりません。ライフステージにあったドッグフードを選択したほうがよいので、成長期には 1歳未満用のドッグフードを与えます。
授乳期を終えてフードが食べられるようになれば、離乳食として柔らかくしたフードを与えて、徐々に硬いフードへと移行していきます。順調に体重が増えているか、生後間もない頃はチェックが必要となります。
6か月を過ぎた頃からは何でも食べられるようになっている感じがするかもしれませんが、この時期に肥満にするとそのまま肥満になりやすい細胞ができてしまうので、成犬になって痩せさせようと思ってもうまくいきません。おやつのくせなどを付けないようにして、上手にこの頃は秋田犬の体重管理をしましょう。
そして、秋田犬がシニアの仲間入りをした7歳以降は、そろそろ運動量が成犬時と比べると少なくなってきます。カロリーの消費が悪いのに、そのままのカロリーで食べさせていると秋田犬の体重が増えてしまいます。7歳以降はシニア用の低カロリーで食物繊維が豊富なフードに切り替えましょう。
秋田犬の体重が増えすぎるとなりやすい病気とは
秋田犬の体重が増えてしまうと、一番心配なのは「股関節形成不全症」になってしまうということです。肥満が一番の原因と言われているこの病気は、股関節から大腿骨につながる関節の部分を痛めてしまうため、普通に歩くのが困難になってしまうこともあります。この病気独特の歩き方、バニーホップというウサギ跳びのような歩き方を見かけたら疑う必要があります。
秋田犬のような大型犬に多く見られるこの病気は、体重が急に増えても起こりやすくなります。痛みがあるならば鎮痛剤を投与しながら安静療法を行うことが多く、その場合運動量を制限しなくてはならないので食事の制限も必要となります。原因は体重増加のせいだけではありませんが、このような病気になる可能性を低くしてあげるためにも、秋田犬の体重を管理してあげるに越したことはありません。
まとめ
秋田犬の体重はとても増えやすいので、飼い主さんがしっかりと管理してあげる必要があります。また、秋田犬の1歳まで、1歳から6歳まで、7歳以降では体重の管理の仕方が変わってきます。そのときの年齢に合った体重管理を行って、健康的に秋田犬を育てましょう。
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ユーザーのコメント
女性 桜茶
秋田犬は子犬の時からよく食べるので、体重の変動をまめにチェックしながら食事量に注意しておかなくてはなりません。特にメスの方が脂肪が付きやすいです。秋田犬は足が長いので体を支えるのに負担もかかりやすくなってしまいます。子犬の頃からしっかりした筋肉を付けることで脂肪も付きにくくなり、老犬になってからも自力で歩けるようになります。
秋田犬は子犬の頃にカルシウムを摂りすぎると骨格形成異常になりやすい犬種です。栄養バランスを考えすぎて、サプリなどで過剰に摂取しないようにしましょう。
体重は個体差もあるので平均値などを割り出すのは難しいですが、秋田犬は生後9か月~10か月くらいになるとほぼ安定した体重になるので、それを維持するように食事と運動に気をつけると良いと思います。
30代 女性 nico
40代 女性 かえで
散歩も一緒に行くときもあるのですが、賢くて感心します。体が大きいので躾をきちっとしないとね。と伯父さんが言っていました。
食事にも気を使っていて、太らせないようにとゆうのがあるで、カボチャや白菜も湯がいて年齢に合わせたフードに乗せて食べさせています。
まだ、幼い頃は、豚肉や鶏肉も食べさせていましたがフードに切り替えたようです。うんちも、1日に2回します。いい固さのうんちをします。来年七歳になるので七歳以上用のフードに切り替えなければと、早々と購入していました。伯父さんはよく気がつくので秋田犬も長生きするだろうなとおもいます。
食べ物と運動をバランスよく気をつけてあげることが大切ですね。
40代 女性 まる