同居していた仲間に先き立たれ残された犬達が思う事

同居していた仲間に先き立たれ残された犬達が思う事

仲間に先立たれてしまった犬は仲間の死に対してどのような反応をするのかをNew Zealand Companion Animal Council の研究者が主導の元、アンケート調査を行いました。そのアンケート調査の結果を紹介したいと思います。

はてな
Pocket
お気に入り登録

先住犬や先住猫に先立たれ、残された犬達が思う事

長年飼っていた動物たちの死は、私達に大変な悲しみをもたらします。
生きている間にしてあげたかった事が残っていたり、もっとやってあげられたことがあったのではないかという後悔の気持ちや、そのほかにも色々な思いが込み上げて悲しい気持ちでいっぱいになってしまいます。
では、この辛い悲しみは私達人間だけが持っている感情なのでしょうか?
犬達は、一緒に暮らしていた動物達との永遠の別れに、何を思うのでしょうか?

力なく寝ている犬

残された動物達の様子を調べた大規模アンケート

今まで科学的に解明されていなかった、『同居動物との永遠の別れの時に彼ら達がどんな事を思うのか』解明するため、『New Zealand Companion Animal Counci』の研究者の主導のもと、ある大規模な調査が行われました。
それは、仲間を失った時の犬と猫の行動の変化を、その飼い主にアンケートに答えてもらうというもの。
実際の調査は、RSPCA(動物虐待防止王立協会)を通じてニュージーランドとオーストラリアの全域にわたりアンケート回答を募集し、犬159頭、猫152頭のそれぞれの飼い主から有効回答が得られたそうです。
そして、その解析結果を『Animals』が発表し記事になりました。

アンケートの結果から見えてきた事

その気になる内容は、アンケートの中で最も特徴的な行動の一つが、『先立ってしまった同居犬や猫が生前好んで寝ていた場所をたえずチェックしていた』と言う回答でした。
この行動は、犬60%、猫63%に見られたそうです。

その他にも、3頭に1頭の割合(35%)でご飯の摂食量が減り、31%が食事をする速さが遅くなり、34%が寝て過ごす時間が増えたと回答しています。
また、アンケートの回答では犬58%、猫42%が先立ってしまった仲間の亡骸と対面したと言います。
そして、その大多数の犬や猫達が仲間の亡骸の匂いを嗅いで、仲間の事を確かめていたそうです。
しかし、亡骸と対面した犬達や猫達と、亡骸に対面しなかった犬や猫達のその後の行動の変化には、違いが見られなかったそうです。
アンケートの回答をみた研究者たちは、同居犬や同居猫に先立たれてしまった犬や猫が、仲間の死にストレスを感じているのではないかとみています。
仲間の死後、犬や猫達の行動の変化が見られる期間は、犬と猫ともに6ヶ月未満だったそうです。

仲間に先立たれてしまった犬達にどのように接すればいいのか?

同居していた仲間が先立ってしまったと言う出来事は、犬にとっても辛いものです。
では私たちは、仲間に先立たれてしまった犬達にどのように接してあげればいいのでしょうか?

床に伏せしているブルドッグ

仲間に先立たれて悲しんでいる犬に、今まで以上に愛情を注いであげましょう。
少しでも悲しみを紛らわせる事が出来るように、犬が好きなおもちゃを買ってあげたり、一緒にお散歩を楽しんり、一緒に車でお出掛けしたりと愛犬が楽しめる様な事を沢山してあげましょう。

仲間に先立たれてしまった犬は、落ち込んでしまって遊んであげようとしても、すぐには反応をしてくれないかもしれません。
ですが、反応を示さないからと言って、遊んであげる事を辞めないであげて下さい。

人間も大切な人がいなくなってしまった時、楽しく遊ぼうなんて気持ちにはなれないと思います。
悲しみは時が癒してくれるという部分もあるので、反応を示さないからと言って遊んであげようとする事を辞めないであげて下さい。

ここで注意したいのが、同居犬に先立たれてしまって寂しいだろうと考えて、すぐに新しい動物を迎える事はなるべく避けてあげてください。
同居犬に先立たれてしまって元気がない時に、すぐに新しい同居犬が来てしまうとストレスになってしまう可能性があります。

犬は同居犬に先立たれてしまったとしても、そのうちに状況に慣れ元気を取り戻す事が出来ます。
新しく家族を増やすなら、残されてしまった犬の様子を見て、元気になってからにした方が良いかもしれません。

今回のアンケート調査で犬達や猫達もの人間の様に先立ってしまった仲間を想い、悲しむ事が分かりました。
大切な存在を失うという事はとても悲しい事です。

先立ってしまった愛犬の事を想うと辛いかもしれませんが、残されてしまった犬達の為にも、飼い主さんが悲しみから立ち直り、他の残されてしまった犬達を、励ましてあげて下さい。

犬と人

はてな
Pocket

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

    こういう記事は為になります。まだですがいつかは訪れるので勉強になります…(〃´・ω)ノ 
  • 投稿者

    女性 ココベル

    わたしも体験しました。
    確かに残されたワンちゃん達の食欲なくなり、静かにしてました。
    亡くなったワンちゃんの名前を呼ぶと探したりしてました。
    大切な家族が突然消えてしまった哀しみは今もワンちゃん達から消えていません。
    確かに心理的な心因ストレスです。
  • 投稿者

    女性 匿名

    うちの犬も先住猫が亡くなった時に、しばらく探してました。
    そして、争って食べていた食事のスピードは落ち。
    猫用の缶詰や、魚類が好きだったのに、好んで食べなくなりました。
    煮干しや猫缶が美味しかったのは、兄弟だった猫と争って食べるからだったんだな、と思ったものです。
    犬も猫も心があるんですよね。
    大事にしなくてはいけないですよね。
  • 投稿者

    男性 匿名

    そうですね。ワンちゃん、猫ちゃんだって
    寂しいに決まっています。
    でも、あまり過剰な可愛がり方は
    どうかな?
  • 投稿者

    女性 匿名

    仲間のワンズ励ます前に自分がペットロスから立ち上がらないとね
  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    多頭飼い(5ワン)でしたが12月に8才のボーダーコリー(二番目に迎えた長女)を脳腫瘍で亡くしました(T^T)
    残されたワンコ達は現在正に、ここに書かれている症状です。
    1番長く暮らした長男(9才ケアンテリア)は食事は完食しますがスピードが落ち、『散歩』の言葉にも体全体で喜びを示さず目だけで返事をする時が有ります。(外へ出ると普段と変わり無く楽しんでいます)
    また、次女のボーダー(3才)は、急に甘えん坊になりました。又よく居た場所や亡くなった仔の名前を聞くと家中を探し回ります。
    次男のペキニーズ(6才)も寝て(ゴロン)いる時間が増えました。
    この記事を知る前に掛かり付けのドクターに体調が悪いのか診ていただいたら『人間よりもショックが大きい、悲しくて皆落ち込んでる、楽しい事たくさんしてあげよう』と言われました。
    この仔達の為に悲しみを乗り越え、散歩や遊び、楽しい事を一緒にいっぱいしています。
    そのせいか当初よりは症状も軽くなってきています。

    あまりにタイムリーな記事だったのでコメントさせていただきました。
  • 投稿者

    女性 チーコ

    昨年の秋に2匹のワンちゃんが亡くなりました 先に逝ってしまったダックス 残されたヨークシャテリア 僅か2週間後に 後を追うように 亡くなりました 余程寂しくて耐えられなかったのか ダックスが亡くなってから やはりフードも食べなくなり 元気も無くなって 私も主人も 遊んであげたり ドライブして 思い切りしばふで走らせて 少しでも元気になって欲しい思いでした それでも原因不明のまま 逝ってしまったのです 今思えば 後追い自殺❓したのかも知れません
  • 投稿者

    50代以上 男性 エルチョコ

    5年前、13歳で亡くなったシェルティのエル。
    2年余り後輩の小型ミックスのチョコとは、お互いマイペースながら、たまにじゃれ合ったりしながら11年間一緒に暮らしていました。
    エルが亡くなって、その夜、ひつぎ(ダンボール)の中に入ろうとしたり(生前、エルが寝ていたらたまに横に来て寝てました。暑い!とばかりにエルが移動したりしていましたが)
    いなくなってからしばらくエルのベッドやタオルをにおったりしてました。
    一番の変化、これは5年たった今でもですが、ひとりでお留守番させてて、私等が帰って来た時、寂しかったよ〜とばかりにクーン、クーンと甘えます。
    現在、16歳、健康に、幸せに過ごせるように、出来る限りのことをしてあげたいと思います。
  • 投稿者

    50代以上 男性 匿名

    2018.6、 最近13歳を目前に脾臓腫瘍で愛犬黒ラブを、夜中の1時過ぎに何度か叫び声(悲鳴)を上げて亡くなりました。 一才違いの弟分のチョコラブを、我家に来た時から、親の様に可愛がっていました。 で家族集まり悲しんでいましたら、背中側に弟犬が正座し、家内が言うには涙を浮かべていたらしい。 涙浮かべた人間が見たからそんな風にみえたんだろうと思っていますが、信じられないので、家内に何度か確かめても、間違い無いと言っています。 今もペットロスに苦しんでいます。 70歳超えてますが、両親が亡くなった時に比べ、哀しく、早くあの世へ逝きたい気分に苛まれています。
  • 投稿者

    30代 女性 だい

    突然 犬がお腹を痛がる仕草をしたので、便秘だからかな?と思って1日様子を見て見ました。
    次の日も体調悪く ガリガリとカーペットに爪を立てていました、 家の犬は吠えないのでどうしたらいいかわからず 夜緊急病院に行き、 1日入院ですって言われ 帰ってきて、夜中 急変しました、…病院に着くと人工マッサージしてそのまま…突然過ぎて 涙がとまりません。 もう少し早く病院に行ってればと後悔ばかり、

    もう一匹飼ってる犬が元気なく、臭いを嗅いでしょんぼり 鬱になるか心配です。 まだ私たちも気持ちの整理がついてなく 探しては泣いてしまいます。ダメだと解ってるのですが。 どうしたらいいか教えて下さい。 聞いていただきありがとうございました。
  • 投稿者

    50代以上 女性 ice

    まさに今、我が家ではそのような事が起こっていて残された2ワン達が元気がありません。いくら遊びに誘っても、さみしそうに寝ています。大好きなボールのおもちゃを新しく買ってあげて、声かけをたくさんしてあげようと思っていたところでした。情報をありがとうございました。
  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    心の支えでいたクーが死んでから1ヶ月半が経ち悲しくて今でも涙が止まりません。10歳心臓が悪いと言われて検査し薬の投与治療してましたがあっという間に…薬はまだまだ増やせるから大丈夫と言われてたのに…診察に向かう車の中で急変してしまいそのまま…突然死と言われました
    残された8才のベッキーは、いつも競うように食べていたフードも食べなくなり
    私達家族の後追いが酷いです。私達の姿が見えなくなるとクンクン鳴くようになりました。クーがやっていた同じような行動をとったりクーがいつも使っていたクッションを自分で運んできて抱えて寝ています。
    忘れることはできませんが
    残されたベッキーを大事にし一緒に楽しんで乗り越えていけたらと思っています。



  • 投稿者

    男性 匿名

    今年早々に13年一緒にいた愛犬が亡くなりました。ミニチュアダックスフンドのメスです。頭のよいおとなしいワンちゃんで、腹水が溜まる病気でしたが、目をぱっちりのまま、あっという間に息を引き取りました。私と家内は、頑張ってと声をかけながら大泣きしました。残念ながらその場から動かなくなってしまいました。我が家には以前捨てられたのか、同じ犬種のワンちゃんを我が家で引き取って、10年近く一緒にくらしていた二匹目は、急にキュンキュン鳴くようになり、部屋の中を何か探すようなしぐさをするようになりました。餌も水も飲まなくなり心配をしてます。私達もペットロス状態ですが、残ったワンちゃんも同じようです。今は前より以上に可愛がり、悪さをしても怒らないようにして、目をみてお話しするように心掛けて、元気になるように、頑張ってます。
はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。