ラブラドールレトリバーが誤飲しないための注意点や対処法

ラブラドールレトリバーが誤飲しないための注意点や対処法

盲導犬として有名なラブラドールレトリバーですが、その性格は攻撃性が低く穏やかで愛情深いことから、大型犬ですが家庭犬としてもピッタリな犬種です。しかしラブラドールレトリバーは食欲が旺盛なことと好奇心が強いことから誤飲が多い犬種とも言われています。今回はラブラドールレトリバーが誤飲しないための注意点と誤飲してしまった時の対処法をご紹介したいと思います。

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ラブラドールレトリバーに多い誤飲

ボールを追いかけるラブラドールレトリバー

飲み込みやすいもの

ラブラドールレトリバーは大型犬で口も大きいため、それなりの大きさの物まで誤飲してしまうことがあります。

  • 犬用おもちゃ
  • 靴下やハンカチ
  • お子様のおもちゃ

愛犬のために用意した犬用おもちゃ、ラブラドールレトリバーが楽しそうに遊んでいたかと思うと、突然おもちゃが消えている・・・。そんな事もあるようで、飲み込むことなんて考えられないような大きさのおもちゃまで、ラブラドールレトリバーは誤飲する可能性があります。

なかにはおもちゃのボールを丸ごと誤飲してしまったラブラドールレトリバーもいます。靴下やハンカチもついおもちゃ代わりに遊んでしまうラブラドールレトリバーは多いですよね。

引っ張り合いをして遊んでいる最中に奪われて取り戻すことが出来ず、そのまま誤飲に繋がったり、洗濯物を片付けている最中にラブラドールレトリバーがこっそり靴下を1足持っていき、そのまま誤飲してしまうことがあります。

お子様のいらっしゃるご家庭であれば、お子様用のおもちゃも要注意です。ラブラドールレトリバーの性格自体が陽気で好奇心旺盛、遊ぶことが大好きな傾向があり口の中に物を入れやすい犬種です。ゴム製のおもちゃや小さめのぬいぐるみなど、口に入る大きさのものであれば、なんでも誤飲に繋がる可能性がありますので注意しましょう。

ラブラドールレトリバーが誤飲しないための注意点

フードボウルとラブラドールレトリバー

部屋の片づけを徹底する

ラブラドールレトリバーに限らずどの犬種にも言える事ですが、室内での誤飲を防ぐには部屋を徹底的に片付けるのが一番です。ラブラドールレトリバーの手や口が届く場所に、飲み込むと危険なものを置かないことにより誤飲を防げます。また飼い主さんの食事の後に食べこぼしがないか、お料理のあとにキッチンに何か落としていないかも気をつけましょう。

拾い食いをさせないしつけ

なんにでも興味を示すラブラドールレトリバーはお散歩中の誤飲も多くあります。室外は室内と比べると危険な物が多く落ちているので誤飲はしっかり防ぎたいですね。ラブラドールレトリバーを誤飲から守るしつけ方をご紹介します。

誤飲や拾い食いをさせないしつけは室内で行います。

まず静かで集中できる環境を用意しラブラドールレトリバーにリードをつけます。ぎりぎり届かない床の位置にオヤツを置き、リードに邪魔をされ食べたいけど食べられない状況を作ります。そうなるとラブラドールレトリバーは飼い主さんへアイコンタクトをしてきますので、そのタイミングでオヤツをあげてください。ラブラドールレトリバーがアイコンタクトをすると良いことがあると分かってきたら、今度は号令でアイコンタクトが出来るようにしましょう。

上記と同じ要領で床のオヤツから目を離し、飼い主さんを見る直前に「待て」などの言葉をかけます。アイコンタクトに成功したらオヤツをあげましょう。誤飲を防ぐためのしつけなので言葉は分かりやすいものであれば何でも良いです。

次はリードを外して言葉だけでアイコンタクトをしてみましょう。ラブラドールレトリバーがすぐにでも食べられる場所にオヤツを置き「待て」などの言葉でアイコンタクトができたら成功です。我慢できず食べてしまった場合はまたリードをつけて練習してください。言葉だけでアイコンタクトが出来るようになると、お散歩中に興味のあるものが落ちていても急な誤飲が防げます。根気良く教えてあげましょう。

「ちょうだい」のしつけを覚えさせる

ラブラドールレトリバーが誤飲してはいけない物を口にしてしまった時、無理に取り上げようとすると渡したくない一心で急いで飲み込んでしまおうとする子が多いので、余計に誤飲の可能性が高くなります。日頃からラブラドールレトリバーと信頼関係を高め「ちょうだい」のしつけが出来ていれば万が一、何か口にしてしまっても素直に渡してくれるので誤飲を防ぐことが出来ます。

「ちょうだい」のしつけの教え方はラブラドールレトリバーが大のお気に入りのおもちゃを使用しましす。ラブラドールレトリバーが楽しく大好きなおもちゃで遊んでいる時に、好物のオヤツを見せて「ちょうだい」と言ってみましょう。オヤツに興味を示しおもちゃを離したら、褒めながらオヤツを与えます。

何度かくり返し「ちょうだい」の言葉を理解してきたら今度はおもちゃではなく食べ物で練習してみましょう。小さめのオヤツだとすぐに飲み込んでしまって、誤飲を防ぐための練習にならないので歯磨きガムや骨のオヤツなどを使ってください。おもちゃと違って食べ物だとなかなか渡してくれないと思いますが食べ物で「ちょうだい」が出来るようになると、ラブラドールレトリバーの誤飲は激減しますので根気良く何度も教えてあげて下さい。

ラブラドールレトリバーが誤飲してしまった時の対処法

動物病院にいるラブラドールレトリバー

どんなに気をつけていても、ラブラドールレトリバーが誤飲しないよう24時間監視できる訳ではありません。小さなものや少量の紙などであれば翌日のウンチと一緒に出てくることが大半ですが、物によっては体の中のどこかで詰まってしまっり、中毒性のある食べ物であれば命の危険も考えられます。ラブラドールレトリバーの誤飲に気がついたら焦らずに適切に対処しましょう。

自宅で出来る対処法

基本的に自宅で出来る対処法は少ないです。無理に吐かせようとしても器官に詰まる可能性もあり危険です。ラブラドールレトリバーが誤飲してしまった物を詳しく調べ、すぐに動物病院へ連絡し指示してもらうのが一番です。受診の時はラブラドールレトリバーが誤飲してしまった物と同じ物を持参するか、食べ物やお薬だった場合は原材料や成分を調べて受診しましょう。

誤飲してしまった時にでる症状

ラブラドールレトリバーが誤飲してしまった時、分かりやすく出る症状が嘔吐です。誤飲してしまった異物を吐き出してくれると少し安心ですが、誤飲した物を吐かない、吐いても水しか出ないなどのケースはすぐに病院で診てもらってください。その他にもいくつか症状があります。

  • ご飯を食べない
  • 元気がなくなる
  • 呼吸が浅い

上記の症状は体の中のどこかでラブラドールレトリバーが誤飲したものが詰まってしまっているケースが多いです。詰まる箇所は喉、食道、胃、腸のどこかと言われています。動物病院でレントゲン検査を行いラブラドールレトリバーの体のどこに誤飲した物が詰まっているのか確認し治療をしてもらいましょう。

誤飲した物が喉に詰まってしまい呼吸ができなくなっている場合は、一刻を争いますので病院に行く前になんとか呼吸を復活させます。誤飲したものを吐き出させるか、胃の中に入れてしまいましょう。ラブラドールレトリバーの口を開け見える位置に誤飲したものがある時は、舌を引っ張りながらピンセットなどで取り除きます。

うまく誤飲したものを取り除けない時は、ラブラドールレトリバーを横にして、肋骨の下あたりから力を入れてぐっと下から上へ吐かせるように押してみてください。それでも取り除けない時は、細長い棒などで喉の奥に押し込み胃に入れてしまいます。少々手荒ではありますが呼吸が戻ってからラブラドールレトリバーを受診させましょう。

動物病院での処置

ラブラドールレトリバーが誤飲した時の動物病院での診察や治療は状況により異なります。

  • 吐かせる処置
  • レントゲン検査
  • 血液検査
  • 内視鏡検査
  • 開腹手術

ラブラドールレトリバーが誤飲してからあまり時間が経過していなく、吐かせる処置であれば費用は8,000円前後、誤飲してから一時間以上経過している場合はレントゲン検査を行うことが多く5,000円から8,000円と言われています。

ラブラドールレトリバーが中毒性のある食べ物やタバコ、人間用の薬品などを誤飲してしまった場合は血液検査を行うこともあり費用は5,000円前後のことが多いです。ラブラドールレトリバーが誤飲したものがレントゲン検査で確認できなかった場合、内視鏡検査を勧められることもあります。レントゲン検査では主にアルミや金属などしか映らないため、内視鏡検査になるケースも多いです。検査のみであれば費用は20,000円から30,000円ほどです。

内視鏡検査でラブラドールレトリバーが誤飲したものが確認でき、そのまま異物除去になった場合は更に費用がかかります。胃や腸でラブラドールレトリバーが誤飲したものが詰まってしまっている場合、開腹手術をせざるを得ません。手術費用に入院代と合わせて費用が100,000円以上かかってしまうこともあります。

まとめ

お散歩中のラブラドールレトリバー

犬は地面に落ちているものが汚いものだとか、病気になってしまうものだと言う認識は一切ありません。口に入る大きさで飲み込めるものであれば何でも誤飲してしまいます。誤飲に関しては飼い主さんの心がけひとつで防いであげることが出来ますので愛犬を守ってあげましょう。

▼ラブラドールレトリバーについて詳しく知りたい方はこちら

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