今年の夏はカビが大量発生する恐れあり!
6月4日から5日にかけて、関東から九州の梅雨入りが発表されました。
雨の多い時期を迎え、それが終わると本格的な夏到来です。
そんな時期に気を付けるべき病気があります。
それは、毎年6月から9月頃にかけて発症する人が増える「夏型過敏性肺炎」。
何度も繰り返し出る咳や発熱などの症状から、夏風邪と間違われやすいのですが、旅行などで自宅から離れると症状が解消するという特徴があります。
主に、家にいる時間の長い主婦の方が発症しやすいようです。
この病気の原因は、住宅などにいるカビの一種『トリコスポロン』です。
長い時間このカビの胞子を吸うことで、肺の中でアレルギー反応が起こり夏型過敏性肺炎になります。
気象庁が発表する今後3カ月の天気の見通しによると、7月頃に平年よりも全国的に雨の量が多くなり、西日本から沖縄にかけて暑さが厳しくなるようです。
トリコスポロンは、湿度80%以上、気温25度以上の状態を好み繁殖するため、今年の夏は特に注意しなくてはいけません。
夏型過敏性肺炎を防ぐためには、カビを増やさないように、換気をして温度を低く保つことや水回りの掃除、エアコンのフィルターを掃除することが大切になります。
これから冷房を使い始める家も増えてくると思うので、今のうちにフィルター掃除を行い、使用した後もこまめに掃除を行いましょう。
また、夏型過敏性肺炎の症状かと思ったら、すぐに呼吸器内科を受診しましょう。
犬へのカビによる影響とは?
カビは人だけでなく、犬へも様々な影響を与えます。
犬や猫はなんでも舐めてしまうため、人よりも影響が出やすいのです。
中には重い症状にまで進行してしまうものがあるので、普段から風通しの良い生活環境にして、カビの繁殖を防がなくてはいけません。
マラセチア
マラセチアとはカビの一種で、免疫力や体力が落ちているときに繁殖しやすく、皮膚の炎症を起こします。
マラセチアは皮膚や耳の中などに元々存在していますが、健康な状態のときは何も影響がありません。
発症すると、かゆがったり、耳垢が増えたり、皮膚の炎症が起こります。
特に垂れ耳のワンちゃんに起こりやすいです。
治療法は、マラセチアに有効なシャンプーで治療します。
白癬症(はくせんしょう)
カビの一種である白癬菌が皮膚に感染することで起こる病気です。
白癬菌は人の水虫の原因となる菌でもあります。
症状は、体の柔らかい部分である顔や耳に円形の脱毛が起こります。
人間にも感染するので注意が必要です。
発症してしまったらすぐに病院を受診し、薬浴や抗生物質、軟膏などでカビを取り除いてもらいましょう。
ひどい場合は全身の毛を刈ることもあります。
クリプトコッカス症
クリプトコッカスもカビの一種です。空気中や土の中など様々な場所に存在するため、鼻や口から吸いこむことで感染します。
健康な状態であれば発症しませんが、病気にかかっていて免疫力の落ちている状態であると発症しやすくなります。
クリプトコッカスは、ハトなどの糞に多く存在するため広い範囲で浮遊しています。
症状は、くしゃみや鼻水、鼻に腫瘍ができてしまうことで腫れることもあります。症状が悪化すると肺炎を起こしてしまい、呼吸困難になることもあります。
また、眼や中枢神経へ感染すると、失明や痙攣、麻痺、運動障害などが起こる危険性も。
様々な場所に存在するため予防することは難しく、普段からの健康管理に気を付け免疫力を下げないようにしておくことが大切です。
オススメの防カビ対策
バイオミックス
ペット、カビの消臭剤、お試しプチバイオミックス50gワンルーム一部屋分
バイオミックスは、人とペットに優しい消臭、カビ対策ができる商品です。
置くだけでカビ、タバコ、ペットの臭いを20~30分程で消してしまい、カビの気になるお風呂場などに置くことで、カビ臭を3日~4日で取り去り、カビ自体が落ちやすくなります。
もちろん、ペットに有害な化学成分は含んでいないので、ペットにかかってしまっても問題ありません。
気になる洗濯槽のカビにも、スプーン1杯入れて空回しするだけで、干した洗濯物からカビ臭さがなくなります。
実際に使用した人の感想は、
「梅雨の時期に雨が続き、家のあちこちでカビが発生したが、バイオミックスを置いたらカビが生えなくなった」
「普段からカビやすいお風呂場に設置してみたら、ゴムパッキンも真っ白ピカピカ♪」
など。
手軽に対策できるので、これからの季節にもってこいです。
バリアセラ
バリアセラは、多くの種類のカビ菌に有効であり、市販のものでは対応できなかった幅広い種類の菌に効果的です。
さらに、水に溶けにくいため効果が長続きする特徴があります。お風呂場や結露の多い窓には嬉しいですね。
使用できる箇所は様々で、押入れやクローゼットの中、鞄や手袋などの身に付けるもの、エアコンや掃除機などの電化製品などに使用できます。
もちろんペットに有害な物質を含んでいないので、ペット用品にも使用できます。
実際に使用した人から、
「安全性が魅力」
「使用してすぐにカビの部分の臭いがすっきり取れた」
などの声が上がってるそうです。
スプレータイプなので簡単に掃除できるとこも嬉しいですね。
まとめ
毎年この季節になると悩むカビの問題。
今年は特に繁殖しやすい気候のようなので、今のうちから対策をしておく必要があります。
犬たちは毛皮をまとっている分、どうしても熱を持ちやすく蒸れやすいです。
そんなカビの危険と常に隣り合わせの犬たちを、私たち飼い主が守ってあげなくてはいけません。
カビ対策をすることは愛犬のためだけでなく、家族全員を守ることにつながります。
今年の夏はいつもより念入りに対策をしておきましょう!
ユーザーのコメント
40代 女性 葵
20代 女性 てとまる
20代 女性 ゆず
他にも私が使用して良かったのはEM菌です。一時期話題になりましたが、EM菌というのは乳酸菌や酵母などの発酵食品に含まれる微生物たちの集まりで、わんちゃんにも優しい成分なので安心して使えます。カビ防止の効果以外にもダニやノミの発生を予防したり、シャンプーの代わりに被毛のケアとして使えるのでわんちゃんにとっては嬉しいアイテムですね。ぜひ、試して見て下さい!