犬のストレスサイン、見逃さないで!カーミングシグナルを知ろう

【獣医師監修】犬のストレスサイン、見逃さないで!カーミングシグナルを知ろう

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犬が言う事を聞かない時、飼い主が無意識にプレッシャーを与えている事が原因、というケースがよくあります。犬の行動をよく観察して、カーミングシグナルを読み取り、正しく指示を出しましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

皆さん、こんな経験ありませんか?

##カーミングシグナル##

例えば愛犬に「おすわり」をさせようと思い、
「おすわり!ほら、おすわりでしょ!おすわり!」
と指示を出しているのにおすわりをせず、ただ首を掻いたり、あくびをしたり、ブルブルしたり、地面のにおいを嗅いだり…

おすわり自体はできるのに、させようと思った時にしてくれないなんてこと。

してくれない理由として、まず犬がこちら(人間)に集中していない、そして実は人間が無意識のうちに犬にプレッシャーを与えてしまっている場合があります。

プレッシャーは知らず知らずのうちに

##カーミングシグナル##

プレッシャーって?
そんなことした覚えはないけど…
と思うかもしれません。

まず他の物が気になったり、興味があって周りをキョロキョロしてこちらに集中していない犬に対して頑張って指示を出してもなかなか伝わりません。

その時の犬の耳には指示が入ってこないのです。

そして、たとえ集中してくれていたとしても指示を連呼することによって犬が混乱し、先ほど書いたように
首を掻く、あくびをする、ブルブルする、においを嗅ぐなどの行動が見られることが多々あります。

このような行動を「カーミングシグナル」といいます。
カーミングシグナルは人間でいう言葉と同じようなもので、犬は言葉ではなく体の動きで会話する動物なのです。

カーミングシグナルを読み取ろう

この時のカーミングシグナルは、緊張を解きたい時、飽きてきた時、自分が落ち着きたい時、相手を落ち着かせたい時に取る行動です。

分かりやすく言えば、指示を連呼されると犬が混乱してしまい、人間に対して「落ち着こうよ」と問いかけているような感覚です。

指示を聞いてくれないとどうしても「おすわり!ほら、おすわりでしょ!おすわり!」と指示を連呼してしまいがちですが、少しでもカーミングシグナルが見られたら一旦深呼吸をして気持ちをリセットするように心がけましょう。

そして、指示を出す前に犬がよそ見をしている場合には無言でおやつを犬の鼻先に持っていきにおいを嗅がせます。
するとおやつに惹きつけられて自然とこちらに集中する形になります。
この時に初めて「おすわり」と一度だけ指示を出してみましょう。
この流れで指示を出すと、あっさりいうことを聞いてくれた!という方が格段に増えました(*^^*)

まとめ

##カーミングシグナル##

こちらが一方的に犬をリードするだけでなく、犬が今何を思っているか、犬の動きも意識して生活するとより絆が深まり、信頼できるパートナーとなることでしょう!

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