犬は寝る位置によって気持ちが異なるって本当?
愛犬が飼い主さんと一緒に寝るとき、足元で寝ることもあれば、お腹の辺りや顔の近くで寝ることもあると思います。では、寝る位置から犬の気持ちが分かるという説を聞いたことはありませんか?それはつまり、飼い主さんの足元で寝ているときと顔の近くで寝ているときの犬の気持ちは同じではなく、異なった気持ちを表しているということです。
ならば、愛犬が夜から朝までの間に寝る位置を何度か変える場合は、「寝ている間に気持ちがコロコロ変わっているの?」なんて疑問が浮かんでくる飼い主さんもいるでしょう。でもこの説については、どうやら何らかの研究結果などに基づいているわけではないようなので、正直なところ真偽のほどは分かりません。
とはいえ、愛犬の寝る位置から気持ちを探るのは楽しいものです。そこで今回は、犬が飼い主さんの顔の近くで寝る場合に考えられる心理をご紹介していきたいと思います。
犬が『飼い主の顔の近くで寝る』心理①枕を気に入っている
犬が飼い主さんの顔のそばで寝るのは、枕を気に入っているからかもしれません。毎晩のように愛犬が頭や顎を枕に乗せてきたり、じわじわと枕を侵略してきたりするであれば、飼い主さんの枕を気に入っているのでしょう。もしかすると、飼い主さんのにおいのついた枕が落ち着くのかもしれません。しょっちゅう愛犬と枕の取り合いになる飼い主さんもいるのでは…?
犬が『飼い主の顔の近くで寝る』心理②飼い主の寝相が悪い
寝相が悪い飼い主さんのそばで寝るのは、犬にとって危険。特に足元や胸の辺りで寝ていると、いつキックやパンチをお見舞いされるか分かりません。
一度痛い目に遭うと飼い主さんのそばで寝るのを避ける犬がいる一方で、痛い目に遭っても飼い主さんのそばで寝たがる犬もいます。そういう犬は、比較的安全地帯である飼い主さんの顔の近くを選んで寝るようになる可能性があります。顔の近くなら、少なくともキックからは逃れられます。
犬が『飼い主の顔の近くで寝る』心理③快適
ただ単純に、飼い主さんの顔の近くが快適だからそこで寝る場合もあります。温度が暑過ぎず寒過ぎずでちょうどいい、狭からず広からずのスペースが落ち着く、何か居心地がいいなど、犬にとって快適な場所がたまたま飼い主さんの顔の近くなのかもしれません。
犬が『飼い主の顔の近くで寝る』心理④安心できる
大好きな飼い主さんの存在をそばで感じられると、犬は安心してくつろいだり、眠ったりすることができます。特に顔の近くは、飼い主さんの息づかいを間近で感じることができて、しかも起きたらすぐに飼い主さんの顔が目に映るので、そこが一番安心して眠れるという犬もいるでしょう。甘えたくなったら、飼い主さんの顔をペロペロすることもできちゃいますね。
犬が『飼い主の顔の近くで寝る』心理⑤飼い主を頼りなく思っている
寝る位置から犬の気持ちが分かるという説によると、飼い主さんへの信頼度が分かるといいます。飼い主さんの足元で寝るのが一番信頼度が高く、お腹の辺り、胸の辺り、顔の近くと、寝る位置が上になるほど信頼度は低くなるそうです。
もしこれが本当なら、飼い主さんの顔の近くで寝るのは、飼い主さんのことを頼りなく思っているからである可能性があります。「何かあったときは、自分が何とかしなくては!」という気持ちでそこで寝ているのかも…!?
まとめ
愛犬が顔の近くで寝ていると、「毛がくすぐったい」とか「枕を取られた」なんてこともあるかもしれませんが、愛犬のかわいい寝顔を間近で見れるし、すぐに様子も確認できていいですよね。
愛犬が飼い主さんの顔の近くで寝るのは、ご紹介したような心理からだと考えられます。ときには、顔の近くですやすやと眠る愛犬の気持ちを探ってみてはいかがでしょうか。
ユーザーのコメント
40代 男性 トッくん
40代 男性 匿名
甘えん坊で可愛いですね
50代以上 男性 匿名