優しい犬の行動1.心配そうに見つめてくる
悲しいことがあって泣いていたらと愛犬が心配そうに見つめてきた。そんな経験を持つ人はとてもたくさんいるそうです。
犬はいつも飼い主の表情や様子をよく見ていますので、いつもより元気なく落ち込んでいると「いつもと様子が違う……」とすぐ異変を感じとり、何も言わずにそっと側で寄り添って慰めてくれることがあります。
なかには「クゥーンクゥーン」と鳴いて心配そうに見つめてきたり、涙を舐めて慰めてくれる犬もいるのだそうですよ。落ち込んでいるときに愛犬が励ましてくれたら、心がホッコリしてすぐ元気を取り戻すことができそうですよね。
優しい犬の行動2.病気の時はそばにいてくれる
大好きな飼い主の異変をすぐに感じ取ることができる犬は、飼い主が体調不良や病気でしんどそうにしていると心配してくれることが多かったりします。
例えば、しんどいときに布団で眠っていたら愛犬が側で見守るように一緒に眠ってくれていた。そんな愛犬の優しい行動に心当たりがある飼い主は数多くいることでしょう。
普段ワンパクな犬でも飼い主が寝込んでいると側で静かに寝ることがよくあるみたいですよ。信頼関係が築けている程、犬は飼い主の行動をよく観察するようになりますので、飼い主が少し体調不良になっただけでも「今日しんどそうだなぁ」と感じとることができるのかもしれませんね。
飼い主が愛犬を気遣うように、愛犬もまた大好きな飼い主のことをつねに気にしているといえますね。
優しい犬の行動3.危険なときに守ってくれる
犬と信頼関係を築けていると、飼い主の身に危険が迫ろうとしたとき犬が一生懸命守ってくれることがあります。見知らぬ犬やどこか怪しい人が飼い主に近づくと「飼い主に近づくなぁー!」と吠えながら勇敢に立ち向かうことはよくあるケースといえるでしょう。
なかでも小型犬のチワワが飼い主を守るために大型犬に立ち向かっていくことがあるという話はチワワの武勇伝の1つとして有名だったりします。自分の体を犠牲にしてまで大好きな飼い主を守ろうとする姿はまさに勇敢で優しい犬ならではの行動といえるでしょう。
優しい犬の行動4.子供や幼い動物の世話をする
仲間想いな犬は人間の子供や自分より弱くて幼い動物の面倒を見ることがよくあります。特に人間の赤ちゃんをまるで自分の兄弟や子供だと感じているかのように一生懸命育てようとする犬は数多くいるそうですよ。
また、犬は人間の子供や自分より幼いものをみると無意識に『守るべき存在』だと感じているのか、人間の赤ちゃんに叩かれても我慢したり子犬に噛まれても動じずに見守ることが多いのだとか。
一方で子犬がやんちゃをし過ぎたときは一言吠えたり甘噛みをして叱ったりすることも珍しくなかったりします。
ちなみに私の愛犬も以前生後間もない子猫を家で保護していたとき、ずっと子猫の側から離れず見守っていたことがあります。ミルクを飲ませるときやオシッコをさせるときもつねに子猫の側にいながら見守るという徹底ぶりでした。
このように自分の子供だけでなく異なる種族の動物の子供の世話までしようとする姿を見ると、なんとも微笑ましく感じてしまいますね。愛情や思いやりの心は全ての動物が共通して備わっている気持ちなのでしょうね。
まとめ
今回は優しい犬がよく行う仕草や行動を4つご紹介しましたが、犬と一緒に暮らしていると他にもさまざまな優しい姿を見せてくれるといえるでしょう。
なかには愛犬しか行わないような優しい仕草や行動もあると思いますので、愛犬が普段どのような優しい行動をしてくれているのか調べてみると面白いかもしれませんね。