犬のストレスが限界に達している時に見せる症状や仕草7選

犬のストレスが限界に達している時に見せる症状や仕草7選

人間と同じように、不安や不満が溜まると、犬もストレスを溜め込んでしまいます。ストレスが限界に達してしまうと、さまざまな悪影響を引き起こすこともあるのです。今回は、犬のストレスが限界に達している時に見せる症状や仕草を紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬のストレスが限界に達しているときに見せる症状や仕草

毛布にくるまって顔を出す犬

犬は飼い主の行動や環境の変化、外から聞こえる音などに、非常に敏感な動物です。そのため、小さなことであってもストレスに感じ、それを溜め込んでしまうことで限界に達してしまうことがあります。

犬がストレスを限界まで溜め込んでしまうと、今まで見せなかった行動や、現れたことのなかった症状が見られます。ここでは、犬のストレスが限界に達しているときに見せる症状や仕草を紹介するので、愛犬がストレスを溜め込んでいないか確認してください。

1.前足を舐め続ける

前足を舐めている白い子犬

犬がストレスを溜め込んでしまったときに見せるストレスサインに、前足を執拗に舐め続ける行為があります。これは、ストレスを溜め込みすぎてしまい、不安や恐怖、不満といった感情を忘れようとしているのです。

前足を舐め続けてしまうと、前足が皮膚炎を発症し、皮膚がただれてしまったり、患部から細菌が侵入してしまったりする恐れがあります。

2.破壊行為を繰り返す

破壊したソファーのそばでふて腐れている犬

ストレスが限界に達してしまったとき、多くの犬が今まで見せてこなかった問題行動を起こします。その1つが破壊行為です。

普段は良い子にしている愛犬が、ある日突然、ソファーを食い破ったり、観葉植物を倒したりと、破壊行為を繰り返すようになった場合、それまでストレスを溜め込んでいたことが原因だと考えられます。破壊行為をすることで、ストレスを発散させ、精神の安定を図ろうとしているのでしょう。

3.トイレの失敗回数が増える

今まで上手におしっこやうんちがトイレでできていたにもかかわらず、ある日を境にトイレの失敗回数が増えた場合、ストレスが限界に達している可能性があります。

不安などのストレスにより、正常な判断や行動ができなくなっているため、トイレを失敗してしまっているのです。また、新しい家族が増え、飼い主がそちらにつきっきりになってしまっている場合は、注意を引こうと意図的に失敗していることもあります。

4.飼い主や周囲の人に対して攻撃的になる

立っている飼い主のズボンの裾に噛みつく犬

ストレスを限界まで溜め込んでしまった犬は、そのストレスを発散するかのように、周囲の人や犬に対して、唸ったり吠えたり、時には噛みついたりと、攻撃的な態度や行動を起こすことがあります。

「どうして自分の気持ちをわかってくれないのか」「いい加減にしてくれ」といった不満を解消しようとしているケースが多いです。無闇に怒鳴ったり、乱暴したりしてはいけません。きちんと愛犬と向き合う努力をしましょう。

5.大量の毛が抜け落ちる

犬のストレスが限界に達しているときに見せる症状として、毛が抜け落ちることがあります。人間もストレスによって、円形脱毛など、髪の毛が抜け落ちることがありますが、それと同じ症状が犬にも現れます。

気付くと、普段以上に部屋に愛犬の抜け毛が落ちていたり、愛犬の被毛が一箇所だけ脱毛してしまっていたりする場合は、ストレスの可能性が高いです。

6.食欲不振

犬がストレスを溜め込みすぎると、普段は食欲旺盛だった犬も、食欲不振に陥ることがあります。これは人間でも起こり得るストレスサインの1つですよね。不安や不満を溜め込みすぎて、ごはんを食べる気力を失っているのです。

7.嘔吐を頻繁に繰り返す

また、ストレスが限界に達しているとき、嘔吐を繰り返してまう犬もいます。あまりに嘔吐を繰り返してしまうと、食道を傷つけてしまう恐れもあるので、上記3つのような症状が現れている場合は、すぐに病院で診察してもらいましょう。

ストレスサインが見られたら早急に対処して

部屋で一緒に遊ぶ犬と飼い主

上記のようなストレスサインが見られた場合、体調を崩したり、病気を発症したりする前に対処する必要があります。まずは、愛犬が何に対してストレスを感じているのかを考えましょう。

最近、家庭内の環境が変わっていませんか。日々のお留守番の時間が極端に長くなっていませんか。触れ合う時間が極端に減っていませんか。犬はこのように環境の変化や飼い主とのスキンシップの減少により、ストレスを溜め込んでしまうことが多いです。

それぞれの原因に思い当たる節がある場合は、スキンシップ時間を増やしたり、早めに帰宅することを心掛けたりするなど、愛犬に寄り添った行動をとるようにしましょう。

心理的な要因に思い当たる節が全くない場合は、体に異変を生じている可能性があります。病気が疑われるので、直ちに病院へ相談し、診察や検査を行ってもらいましょう。

まとめ

ボールを咥えて芝生の上で寝転ぶ犬

いかがでしたでしょうか。犬は小さなストレスを溜め込んでしまい、自分でも気付かぬ間に限界に達してしまうことがあります。こういったストレスサインを見逃さず、早急に対処することで、愛犬の苦しみを解消してあげましょう。

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