犬にお茶を与えないほうがいい理由とは

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犬にお茶を与えないほうがいい理由とは

多くの日本人がほぼ毎日のように飲んでいるといっても過言ではない飲み物「お茶」。昨今の健康ブームの影響で、機能性も考えられた多数の商品がありますよね。さて、この身近にある「お茶」は犬と一緒に楽しめるのでしょうか?

特別な場合以外は犬にお茶は与えないようにしましょう。

ティーカップ

「このお茶、飲んでいいの?」

緑茶、麦茶、ほうじ茶、はとむぎ茶、抹茶、ウーロン茶、、紅茶、ハーブティー、ルイボスティーなどなど、日本人は世界でも類を見ないぐらい、様々な国のお茶を楽しむ文化を持っています。
飼い主さん達が美味しいものを食べているその傍らで、愛犬が上目づかいでスタンバイしていたら、ちょっとぐらいお裾分けしてみようかな?と考えてしまうのは、愛犬家の誰もが経験した事のある心境ですよね?でもそこは「ちょっと待った!」

お茶の種類によっては、犬に与えると生命・健康に害を及ぼす成分が含まれている ものがあります。お茶の種類や成分をしっかり、把握されているのならばともかく、お子さんやご年配の方を含むファミリーで愛犬と暮らされている場合は、万が一の事を考えて、「お茶は犬に与えない!」というルールを家族みんなで守るのが無難でしょう。また、 飲み残しのお湯のみやグラス、茶葉などに犬が触れることもないように、気をつけたい ものですね。

次の項では、なぜ、犬にお茶を与えない方がいいのか、また、与える場合に気をつけたいことを解説します。

犬にお茶を与えないほうがいい理由

犬にお茶を与えない方がいいとする理由は、お茶に含まれている成分の中に、犬の生命や健康に害を及ぼす成分が含まれているからです。特に気をつけたい成分は、「カフェイン」「シュウ酸」「緑茶ポリフェノール(カテキン・タンニン)」の3つです。

カフェインについて

コーヒーを犬に与えてはいけないのはよく知られていますが、これは「カフェイン」が多く含まれているためです。カフェインを摂取した量や体質によっては「カフェイン中毒」を起こし、興奮や痙攣、頻尿、嘔吐や下痢といった症状を起こし、最悪の場合は死に至ってしまいます。

このカフェインは、玉露・番茶・抹茶をはじめとする緑茶(日本茶)、紅茶、ウーロン茶にも多く含まれており、特に玉露はコーヒーに匹敵するか、それ以上のカフェインを含有しています。

シュウ酸について

お茶の種類によってはシュウ酸を多く含むものがあり、結石の原因になることがよく知られています。シュウ酸を多く含むお茶として有名なのは緑茶(日本茶)の中でも玉露、紅茶、ウーロン茶(種類によって差があり)がよく知られています。このように、結石の予防という点からもおすすめできませんし、また、治療中の犬の水分補給に、これらのお茶を用いるのは禁忌です。

緑茶ポリフェノール(カテキン・タンニン)について

緑茶、紅茶、ウーロン茶に含まれる成分として、緑茶ポリフェノール(カテキン・タンニン)も有名です。

カテキンは、独特の渋みを持ち、体脂肪の燃焼によるダイエット効果や抗酸化作用による老化防止、善玉コレステロールの増加や血糖値を下げる降下があることが知られています。
タンニンも、カテキンと同じく独特の渋みを持ち、収れん作用を持つことからスキンケア用品に使われています。また、抗酸化力を持つことでも知られています。

日本人の緑茶(日本茶)ブームの元となっているともいえる、緑茶ポリフェノールですが、独特の渋みや苦味が苦手な犬も多いようです。(稀に、これらのお茶が好きな犬もいるようですが)、カフェインやシュウ酸といった成分をわざわざ愛犬に与えるリスクを冒す必要なないように思います。

犬にお茶を与える場合に気をつけること

前項で述べた危険な成分、カフェインが入っておらず、シュウ酸がなるべく少なく(植物には多かれ少なかれシュウ酸が含まれます)、緑茶ポリフェノール(カテキン・タンニン)が含まれていないか、少ないものを選べば、犬にお茶を与えられないこともありません。

与える際は、人間(成人)が飲むよりも3〜5倍ぐらいには薄めましょう。愛犬が水を飲まないからといっても、給水器に入れて水代わりにするのはおすすめできません。

お茶の種類別注意点

麦茶

ピジョン・ベビー麦茶

麦茶は大麦から作られており、たんぱく質、カルシウム、鉄、そしてビタミンB1やB2が主成分です。ノンカフェインの代表的な飲料のひとつでもあり、茶葉を使用していないため、緑茶ポリフェノール(カテキン・タンニン)も含まれません。シュウ酸の含有量も緑茶や紅茶、ウーロン茶よりは随分少ないとされています。特に夏場に飲まれることが多いのは、麦茶に身体の熱を冷ます働きがあるためです。

最近では、生後1ヶ月頃の乳児にも与えられる麦茶が市販されていますので、簡単に利用できそうなイメージですが、酸化防止剤などが添加されていますので、気にする方はお家で作ったものを与えるようにしましょう。

ハトムギ茶

はと麦(別名:ヨクイニン)は、古来より、美肌(シミ、ソバカス、肌荒れ、アトピーの改善)利尿作用がある穀物として、漢方や民間療法で薬用として用いられています。市販されているハトムギ茶には酸化防止剤が入っていたり、麦茶がブレンドされているものもあるので、ハトムギ茶として飲むのなら、お家で作ってあげましょう。

帝塚山ハウンドカム・ハトムギパワー

また、お茶としての利用が有名ですが、最近ではシリアルやふりかけが市販されています。豊富なアミノ酸や食物繊維など、栄養満点のはと麦を取り入れるのなら、手作り食やドッグフードへのトッピングという利用もオススメです。

その他

ローズヒップティー、カモミールティー、ミントティー等のハーブティーは、それぞれのハーブの特性に応じた効果が期待されますし、ルイボスティーには抗炎症作用があるためアレルギーへの効果が、たんぽぽ茶には利尿作用に加え、肝機能の働きを高めることが知られています。
与える際には、愛犬の体調(妊娠中、パピー期は避ける)を考慮し、疾患がある場合は、獣医さんとしっかり相談しましょう。

まとめ

「愛犬にお茶を与えるなんてナンセンス!」

そんな気持ちからまとめはじめた記事でしたが、科学的に分析し、愛犬の健康のために熟慮した上で、 うまく利用できるならば、 絶対にお茶はダメと言い切れないどころか、 思わぬ効果が期待できるかも しれない・・というのが素直な感想です。

この記事が、皆様の愛犬の健康促進、症状改善の一助になれば幸いです。

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  • 40代 女性 もも

    我が家では、ルイボスティーなどを薄めて飲ませていますが、もちろんカフェインなどが入っていないものを選んでいます。この記事を拝見して、具体的にどういう成分が犬の体に良くないか知ることが出来ました。これからも、気をつけて飲ませてあげたいと思います。
  • 30代 女性 ちゃー

    犬にはお水だけで十分だと思います。まだ赤ちゃんの頃は、犬用のミルクも与えていましたが、お茶を飲ませようとは一度も思ったことがありません。以前、犬にビール与えてる飼い主さんをテレビで見たことがありますが、ありえないと思いました。『ビール好きなんですよね~』と面白がってあげていたのですが、犬の健康のこときちんと考えてほしいと思ってしまいました。
  • 40代 女性 ちえ

    我が家の愛犬も、緑茶などを飲んでいると何故か欲しそうに見ていることがあります。ただ、今まであげることはなかったのでよかったです。緑茶ポリフェノールのカテキンが犬によくないと知って、知識を持つことの重要性を感じました。愛犬の健康の為にも、あげるとダメな飲み物・食べ物は理解しておきたいですね。
  • 40代 女性 ろちゃん

    我が家の子たちの飲み物としては、基本的に100パーセント水を与えています。私がふだん飲んでいるのは、主にコーヒーと麦茶ですが、犬にあげようと考えたことはありませんでした。ただ、健康に良くない成分が含まれているということは意識はしていなかったので、これからは抹茶入りのお菓子などにも気をつけなければと思います。
  • 20代 女性 mimi

    愛犬は、すぐ体調を崩してしまうので口に入れるものは気を使っています。時々、人間の食べ物もあげたいと思いますが心を鬼にしてガマンしています。お茶も不安なので安全な水をあげたいです。
  • 30代 女性 fanta

    カフェインが含まれるものは論外ですが、水をあまり飲まない犬にはなんらかの味が付いているものをあげるのは良い策だと思います。うちの犬が夏場にあまり水を飲まないことを知人に紹介したところ、麦茶やコーン茶などを薄めてあげると良いと聞き、早速やってみたら大ヒットでした。基本的には水ですが、蒸し暑い季節の散歩から帰った後など、積極的に水分を補給したいときに与えるようにしています。ほのかな甘みが良いのでしょうか、水よりも飲んでくれていると思います。
    ただ、ハーブティーに関しては気を付けた方が良いと思います。うちの犬はてんかんの疑いがあるので、特に気を付けているのですが、神経系の病気を持っているワンちゃんには特定の匂いが強い刺激になる場合があるようです。てんかんの場合は、ローズマリーやラベンダー、ペパーミントなどが良くないと言われています。
  • 女性 ココ

    我が家の愛犬にお茶を与えたことはありませんが、私が飲もうとしていた麦茶をうっかり床にこぼした時に、愛犬に舐められてしまいました。普通の水ではないので焦りましたが、その後は吐くこともなく、安心しました。しかし、その後はよく注意しています。人間にとっては美味しい!と思えるお茶ですが、犬にとっては結構強い味や香りがするのではないでしょうか。カフェインやポリフェノールは特に危ない感じがしますね。カフェイン中毒で死に至ってしまう可能性があるとのことですが、怖いです!しかし、いくら犬が飲めるお茶があるとしても、ガブガブ飲んでもらうのには少し抵抗があります。愛犬の体のことや安全のことを考えると、あまり大量に与えるのは避けた方が良いのかもしれません。
  • 30代 女性 はなぽん

    犬にお茶をあげるという発想がなかったので記事を拝見して新しい発見でした。
    3倍~5倍に薄めることや麦茶など、人間の赤ちゃんとほんとに似ていますね。
    うちはお茶系には興味はないようなのですが、ミルク入りのコーヒーには反応します 汗。ブラックのコーヒーには反応なしですが、ミルク入りだと目を離すと狙ってくるので危険です。幼い頃の母犬のお乳のにおいと似てたりするんでしょうか。とはいっても、コーヒーもミルクもわんちゃんのからだにはよくないものです。カフェイン中毒など、とても怖い結果にもなりかねません。過去、誤って舐められてしまったときはお水を大量に飲ませた記憶があります。目を離したことが間違いだったのですが、本当にいやな汗をかくほど心配しました。
    今はお茶系には興味をもっていませんが、こちらの記事も参考に今後も愛犬の管理をしてあげたいと思います。
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