1.行動を共にする
飼い主さんが座れば愛犬も隣に座り、飼い主さんが移動すれば愛犬もついてくる…まさに「私は飼い主さんのパートナーです!」と言うかのように、飼い主さんのお供をする愛犬の姿にはキュンとしてしまいますよね。中には飼い主さんと同じ格好で座ったり添い寝してきたりするわんちゃんもいて、人間さながらの姿にクスッとしてしまいます。
2.枕や掛け布団を使う
我が家の愛犬は枕使いの達人です。枕の上に座るのではなく、本当に人間のように頭を枕に乗せて眠ることが多いのです。また、冬にこたつを出すと人間さながらに正しくこたつ寝をしているのです。最近ではもはや、前世が人間だったのではないかという疑問が確信に変わりそうです。
犬は「快適な方法」が好き
犬は大好きな飼い主さんと寄り添って眠りたがる子も多いのですが、寝ている飼い主さんの足元や足の間、脇の間などのポジションでの添い寝が多いです。
しかし、中には人間のように正しく枕を使い、掛け布団から顔を出して添い寝するわんちゃんも。おそらく「飼い主さんのように枕に頭を乗せて、掛け布団から顔を出すと快適だぞ」と知ってしまったのでしょう。時にはひとりで飼い主さんのベットで正しく眠っていることもあり、思わず写真に収めたくなりますね。
3.笑顔
飼い主さんが名前を呼んだときや話しかけたとき、飼い主さんと目が合ったときなどにわんちゃんが二カッと笑ったような表情になることがあります。人間のように笑顔をつくる動物は類人猿の限られた種類しかいませんので、正確には犬のそれは笑顔ではありません。
しかし、犬は人間と共生してきた長い歴史の中で表情筋を発達させ、人間に対して表情による感情表現ができるようになりました。
「楽しいね、幸せだね。」
人間にとって笑顔は、他者と仲良くなることや楽しい気持ちの表現に重要な意味を持ちます。犬も人間の笑顔に似た表情を獲得することによって、人間とのコミュニケーションを豊かに行えるようになったと考えられています。
そのため、飼い主さんが笑顔で接すると愛犬も笑顔をつくることが多くあります。「楽しいね、幸せだね」そんな声が聞こえてきそうな素敵な瞬間ですね。
4.歌う・喋る
飼い主さんが楽器を演奏するときや歌っているときに、愛犬も一緒になって声を出すことがあります。そのときの声はワンワンと吠えるのとは違い、何だか本当に歌っているかのような声色です。
思わず遠吠えしたくなってしまう
犬はオオカミだった頃、遠くにいる仲間や敵に対して遠吠えによってコミュニケ―ションを取っていました。現在のイエイヌにも遠吠えは見られますので、楽器や飼い主さんの歌声に反応してしまうのは、本能的に遠吠えをしたくなってしまうためであると考えられます。
「こうすると飼い主さんが喜んでくれる!」
また、飼い主さんの喋る様子に反応して愛犬が喋っているかのような声を発したり、口をパクパク動かしたりすることもあります。飼い主さんの真似をして喋っているかのように声を発するのは、おそらく「こうすると飼い主さんが注目してくれる、褒めてくれる」と知っているためであると考えられます。
「ごは~ん!」「おかあさ~ん」など、本当に喋ってる?!と思うほど、しっかり発音できる子もいて驚きですね。
5.「ハイハイ」の先生
「赤ちゃんにハイハイのお手本を見せるわんこ」の動画をご覧になった方はいらっしゃいますか?その動画では、まだハイハイがおぼつかない赤ちゃんに、わんちゃんがハイハイを見せているというものです。わんちゃんは後ろ足を伸ばして伏せのような状態にし、ほふく前進のような動きで赤ちゃんにハイハイのレクチャーをしているように見えます。
本当に赤ちゃんにハイハイの見本を見せているのかは定かではありませんが、犬は通常ほふく前進のような動き方はしないので何らかの意味を持った行動だと考えられます。「こうするんだよ、よく見ててね」そんな先輩(?)の声が聞こえてきそうです。
まとめ
犬は集団行動をする習性があるので、仲間の行動を見て模倣することがあります。そして犬は人間の行動も良く見ており、人間の行動を真似することがあることも研究されています。
犬の行動の1つ1つには意味がありますので、犬が人間の真似をするのは「同じ行動をするとメリット(良いこと)がある」と感じるためであると考えられます。みなさんのパートナーはどのような真似っこをするでしょうか?
ユーザーのコメント
50代以上 女性 あけたん