犬の『車酔いサイン』5つ!どんな症状がでる?適切な対処法は?

犬の『車酔いサイン』5つ!どんな症状がでる?適切な対処法は?

犬は人間よりも乗り物酔いをしやすいそうです。車に乗っているとき、犬にどのような症状が出ると車酔いをしているといえるのでしょうか。今回は車酔いのサインを5つご紹介すると共に車酔いに効果的な対処法もお伝えしていきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.ソワソワする

車内で舌を出しているフレンチブルドッグ

犬は私たち人間と同じように、乗り物酔いをすることがあります。特に車は犬が酔いやすい乗り物で、実際に一緒にお出かけをしたときに愛犬が酔ってしまうといった経験をもつ飼い主はたくさんいるそうです。

では、犬が車酔いをしたときはどういったサインで私たちに知らせてくれるのでしょう。車酔いのもっとも初期症状的&サインとなるものは『落ち着きがなくなる』です。少し前までは大人しくしていたのに、何だか愛犬がソワソワと忙しなく動き始めた。

そんな場合は車に少し酔って気分が落ち着かなくなったり胃が気持ち悪くなっていたりする可能性があるといえるでしょう。

2.あくびをする

車内で大きく口を開けてあくびをする犬

車に酔うと、あくびを何度もするという犬はたくさんいます。犬が乗り物酔いであくびを行うときは、緊張や不安になっている気持ちを落ち着かせようとしている。新鮮な空気を取り込もうとしている。不快感を取り除こうとしている。といった理由であくびをしていると考えられます。

私たちも車に酔ったり気分が優れなかったりするときは、深呼吸をしたり外の風を浴びて新鮮な空気を体内に取り込もうとしたりすることがありますよね。犬もきっと同じ理由であくびを行っているのでしょう。

3.吠える・鳴く

口を開けているノーフォークテリア

犬は車酔いしてしまうと、吠えたりクンクン鳴いたりして飼い主にサインを送ることがあるそうです。犬が吠える場合はご想像のとおり、おそらく体に違和感を覚えたり、体調不良になったりしたことを飼い主に知らせているのでしょうね。

ちなみに私が今まで飼っていた愛犬は、みんな車酔いをしたときに吠えることはありませんでした。また、私の犬友の愛犬たちも車酔いをしたときに吠えることはほとんどないそうです。もしかすると、吠えて車酔いを知らせるという行為は珍しいことなのかもしれませんね。

4.よだれがたくさん出る

舌をだらりと垂らした犬の口元アップ

犬が本格的に車酔いしてしまったときは、いつもよりよだれがたくさん出てしまうことが多いといえます。よだれが多く出る理由としては、新鮮な空気を体内に取り込んだり気持ちを落ち着かせたりしようと、ハァハァ息をする”パンティング”という行為を頻繁に行うことで、唾液を飲み込む機会を失ってしまい、よだれがたくさん出てしまう。ということが考えられます。

さらに、酔いが酷いときは胃酸が多く分泌されてしまい、よだれも多く出てしまう場合が多いといえます。私たち人間は吐き気がしたとき自然と口の奥から唾液がにじみ出てしまいますよね。犬も車酔いをしているときは同じような状態になっていて、飲み込めない唾液がよだれとして口から出てしまうのでしょう。

5.嘔吐する

床に伏せて元気のない様子のレトリバー

車酔いのサイン……といいますか、車酔いのピーク時の症状となるのが『嘔吐』です。車に酔ってしまって気持ち悪い状態が限界まできてしまうと嘔吐をしてしまいます。基本的に犬が車酔いに酔って嘔吐したときは、人間が車酔いして嘔吐したときよりも軽い状態となるそうなので、そこまで危険視する必要はないそうです。

しかし、何度も繰り返し嘔吐してしまうと脱水症状を引き起こしたり体調が悪化したりしてグッタリしてしまう可能性が高いといえますので、愛犬が嘔吐した場合はできる限り早く車から降ろして心身ともに休ませてあげる必要があるといえるでしょう。

車酔いの対処法

屋外で風に当たる笑顔のダックスフンド

こまめに休憩して新鮮な空気に触れさせる

では、愛犬が車酔いしてしまう場合はどのような対策を行えば良いのでしょうか。一番おススメな対処法としては『こまめに休憩する』です。

おそらく、愛犬が車酔いをして吐いてしまう場合は毎回同じ時間や距離を走った辺りで吐いているのではないでしょうか?もしそうだとしたら、その数分前に車から降ろして休憩させるようにしましょう。

外で休憩して新鮮な空気を吸わせることで気分をリラックスさせたり車酔いを緩和させたりすることができますよ。また、車に乗っても酔わない(吐かない)と愛犬に思わせるようにすると、少しずつ自信がついていき車酔いしにくくなる場合が多いそうですよ。

少し窓を開ける

犬が車酔いする原因の1つには『におい』があります。車の中は密閉空間となるので、オイルのにおいや車独特のにおいといった犬にとって慣れないにおいがこもりやすく、それらを嗅ぐことで犬が車酔いしてしまうことがよくあるそうです。

ですので、においによる刺激を少しでも和らげるために窓を少し開けることをおススメします。そうすることで、においによる酔いを予防しやすくなりますし、新鮮な空気を車内に取り込むことで酔いにくくすることができるといえるでしょう。

酔い止めを飲ませる

車酔いの対策を行ってもあまり効果がない。そういったときは病院で酔い止めをもらうのもおススメとなります。私の愛犬の場合は酔い止めを飲ませるといつもより数分から十数分は車酔いによる嘔吐がなくなりました。

ただ、酔い止めを飲ませても完全に車酔いを防ぐことは難しいといえますので、酔い止めを飲ませながら他の対処法を行ってあげるようにしてくださいね。

まとめ

飼い主の運転する車の後部座席に乗っている犬

今回は犬が車酔いをしたときのサインを5つご紹介しました。基本的には犬が車酔いしたときは人間が車酔いをした場合と同じような行為をすることがほとんどといえますので、すぐ「車に酔っているな」ということが分かると思います。

愛犬が落ち着きなく動いたりあくびをしたり、よだれが多く出始めてきたら車酔いの初期症状といえますので、早めに休憩をさせて不快感を取り除くようにしてあげてくださいね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 よんママ

    うちのジャックラッセルテリアも車酔いします。初めて車に乗せた時は5分ももたずに吐きました。それでも週末毎に車に乗せて出掛けるうちに慣れてきたのか、吐かなくなりました。
    ただし、車に乗せる時は朝のフードはいつもの半分くらいにします。途中休憩の時などに少しずつ追加で食べさせます。
    うっかり朝、普段通りに食べさせてしまうと吐いてしまうこともあります。
    道の駅や、公園など、休憩できそうなところがあったらこまめに休憩するようにしています。
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