『人が大好きな犬』かどうかは仕草や行動で分かる!
元々がフレンドリーな性質だったり、成長の中で人間は優しいと学習した犬は、人が大好きになります。そういう犬は、人に対して警戒心がなく愛想がいいので、多くの人に好かれるでしょう。
人が大好きな犬は、それが仕草や行動に表れています。人が大好きな犬なのかどうかは、その犬の仕草や行動を見れば大体分かるのです。では、どのような仕草や行動をするのでしょうか?『人が大好きな犬』がよくする仕草や行動を一緒に見ていきましょう。
『人が大好きな犬』がよくする仕草や行動①お客さんに飛びつく
人が大好きな犬は、家へやって来るお客さんも大好き。初対面のお客さんであっても大歓迎です。そしてうれしい気持ちが抑えきれずに、お客さんに飛びついてしまうことがあります。
うれしくて大喜びしているだけで犬に全く悪意はないものの、飛びつきには注意が必要です。お客さんの服を汚してしまったり、犬が苦手なお客さんを驚かせてしまったりする可能性があります。また相手が子供やお年寄りであれば、転倒させてケガを負わせてしまう危険も。
人が大好きなのはいいことなのですが、愛犬が来客に興奮して飛びついてしまう場合は、トラブルを避けるために対策が必要です。
愛犬をハウスに入れた状態でお客さんを迎えて、落ち着いたらハウスから出したり、飛びつきそうになったら「オスワリ」の指示を出して行動をコントロールしたりして、飛びつきを防止しましょう。犬が苦手なお客さんの場合は、お客さんが帰るまでハウスに入れておくと安心です。
『人が大好きな犬』がよくする仕草や行動②散歩中に人を見かけると駆け寄ろうとする
散歩中に人を見かけた途端に興奮して駆け寄ろうとするのは、人が大好きな犬によく見られる行動です。きっと、誰でも自分をかわいがってくれると信じているのでしょう。でも実際は犬好きな人ばかりではないので、知らない人に不用意に愛犬を近づけるのはNGです。
相手が犬が苦手な人である場合は、怖がらせてしまったり、トラブルになったりする可能性があります。
愛犬が人に対してフレンドリーだと、噛みつく心配はないという考えからか、散歩のときにリードを長く持って愛犬の自由にさせてしまいがちです。でもそれを迷惑に思う人もいるので、愛犬が勝手に他人に駆け寄ったり近づいたりしないように、リードは短めに持って、飼い主さんが愛犬の行動範囲をしっかりコントロールしましょう。
『人が大好きな犬』がよくする仕草や行動③誰にでも尻尾をブンブン振る
尻尾は、犬の感情がよく表れる部位です。尻尾の力を抜いて左右にブンブン振るのは、喜んでいるとき。表情も口角を上げてにっこり笑っているように見えるでしょう。
人が大好きな犬は、誰と会ってもうれしい気持ちになるので、知らない人にも尻尾をブンブン!そして相手と目が合ったりすると、「かまってもらえるかも!?」と期待が高まり、さらにちぎれんばかりに尻尾を振ります。
尻尾を振っていてもゆっくり振っていたり、素早く小刻みに振っていたりするときは警戒モードです。よく見ると体が緊張していたり、毛が逆立っていたりします。
警戒心を持って尻尾を振っているのに、人が大好きなフレンドリー犬だと勘違いして、うっかり近づいたりしないように注意しましょう。吠えられたり、噛みつかれたりすることがあります。
尻尾を振っているからといって喜んでいるとは限らないので、尻尾だけでなく表情や体の様子にも注目しましょう。
まとめ
今回は『人が大好きな犬』がよくする仕草や行動を一緒に見てきましたが、いかがでしたか?どれも犬好きな人にとっては、愛おしくなる仕草や行動だったのではないでしょうか。どこかで人が大好きな犬と出会ったら飼い主さんの了解を得て、たっぷりかわいがってあげたいですね。
でも犬に飛びつかれたり、駆け寄られたりすることを迷惑に思う人もいるので、人が大好きな犬の飼い主さんはそのことを忘れずに、しっかり愛犬をコントロールしましょう。