チワワのブルータンはレアな毛色!人気の理由や魅力、お手入れ方法など

チワワのブルータンはレアな毛色!人気の理由や魅力、お手入れ方法など

愛犬家の皆さんはチワワには毛色のカラーの種類がたくさんあることをご存じかと思います。たくさんあるカラーの種類の中でも人気のカラー「ブルータン」。この「ブルータン」の魅力についてご紹介したいと思います。

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チワワの希少なブルータンについて

チワワの子犬

チワワという犬種には毛色のカラーが豊富にあります。ホワイトクリーム系やブラック系、レッド系、パーティーカラー、チョコレート系、ブルー系、イザベラ系と色とりどり。その中でも「ブルータン」は珍しいカラーで、この変わった色合いが人気の理由の1つのようです。

ブルータンはレアな毛色

この珍しいカラーは、ブルー系の色合いに「タン」(両目の眉毛の位置に違う色が入る毛色)が入っていることから、「ブルータン」と言われています。

「タン」が入っていることにより、眉毛に見えるので表情も更に豊かになり、可愛さが倍増しますよね!

被毛の長さはスムースコート、ロングコート共にあるカラーになっています。

安全な掛け合わせなどを考慮して、繁殖を健全に管理した場合にはなかなか産まれにくいため、レアカラーだと言われています。

チワワのブルータンの遺伝子

「ブルータン」は元の色素を薄めてブルーのカラーを作り出しています。基本的に毛色の色素が薄い程に体が弱い子が多い傾向があり、遺伝性の皮膚疾患などになりやすいと言われています。

遺伝性の皮膚疾患とは、被毛が抜け落ちてしまったり、酷い場合はその抜け落ちてしまった部分の皮膚を保護しようと皮膚の表面が角質化してしまうこともあります。

ですが、ブルーの遺伝子を持っているチワワの全てが皮膚疾患などを患う訳ではありません。お金目的で、毛色を優先して健全的でない交配により繁殖した結果、遺伝性の皮膚疾患を持った子犬が生まれることが多いと言われています。

「ブルータン」を購入する際には、ショップやブリーダーさんの方から購入する前に、そういった遺伝性の疾患などがあることの説明などをしてくれる方だと、安心して譲り受けても良いと思います。

チワワのブルータンの魅力

ブルーのチワワ

チワワの「ブルータン」の魅力は、何といってもこの絶妙なカラーにあります。ブルーというよりグレーに近い薄い色合いをしているチワワもいますし、ブルーよりは黒に見えるような濃い色合いの子まで様々です。

「ブルータン」は個体によってカラーの風合いなどが変わってきますので、チワワの「ブルータン」を飼う際には、ちゃんとご自身の目で見て確認した方が好みのカラーを見つけることができそうですね!

チワワのブルータンのお手入れの仕方

チワワの「ブルータン」は元々、色素が薄いブルーの遺伝子を持つため、ことから個体にもよりますが、お肌が敏感な子が多い傾向があります。

お手入れの際、ブラッシングをする時などは、先端が細いブラシよりも丸いブラシでブラッシングしてあげた方が皮膚にも優しいです。

普段のシャンプーなどは敏感なお肌のために、乾燥対策として保湿系のものを使用することが望ましいようです。夏は紫外線が多いので日焼け対策として、冬は寒さ防止や皮膚の乾燥を防ぐために、必要に応じて洋服を着せるのも良いと思います。

まとめ

笑うチワワ

チワワの「ブルータン」の魅力について綴ってきましたが、珍しいカラーで人気がある反面、「ブルー系」に遺伝子疾患が出てしまうということは、愛犬家としては知らなければならない事柄ですよね。

もし飼っているチワワの「ブルータン」に遺伝性の皮膚疾患などの症状が現れしまったら、動物病院に相談しましょう。

症状が現れてしまったらどんな子であれ、その子の持って産まれた個性として向き合いながら、愛情を持って接していきたいですね。

▼チワワについて詳しく知りたい方はこちら

チワワの性格と魅力について

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 カミカミ

    我が家もチワワに大ハマりしてしまい、現在は4匹飼っています。毛の色はベージュが2匹、黒、こげ茶です。チワワはいろいろな場所で見かけるようになりましたが、それぞれ個性も違うし、毛の色も違うのでチワワをじっと観察をしているだけでとても楽しいです!チワワの毛色は本当にたくさんあります。同じ茶色でも、微妙に色が違うこともあります。「ブルータン」という具体的な色の名前は初めて知りました。かなり珍しい色のようですね!写真を見てみると、以前この毛色に近い子を見たことがありました。また、基本的に毛色の色素が薄い程に体が弱い子が多い傾向があり、遺伝性の皮膚疾患などになりやすいといわれているようですが、これも知りませんでした!毛の色というのは、ただの「色」ということではないようですね。不思議です。
  • 投稿者

    女性 シュナ

    私はチワワを飼ったことはありませんが、犬を飼っている会社のお友達はなぜかみんなちわわを飼っています。いつも写真をみせてもらいますが、ロングやスムースでも印象はかなり違い、それぞれにみんなかわいいですよね~。あと、チワワを飼っている子とダックスを飼っている子にはなぜか多頭飼いの子が多い気がしています。カラーについてはみんなかわいいので特に気にしたことはなく、ブルータンというカラーも初めて知りました。名前からしてとても魅力的ですが、ブルー系は遺伝子疾患が出てしまうんですね。(でやすいのかな??)チワワはカラーによる特徴もあわせて、体温調整や低血糖など注意がいる犬種だと思います。少しでも長く、愛犬と素敵な時間を過ごせるよう日々のケアから気をつけてあげたいですね。
  • 投稿者

    女性 きなこ

    人気犬種のチワワでレアカラーとなると、更に希少価値になりますね。
    チワワに限らずですが、色素が薄い犬は先天的に体が弱いと言われることが多いです。色素欠乏症は遺伝するもので、色素が薄いせいで体を紫外線などから守りにくくなり、被毛の1本1本ももろく、濃いカラーのチワワと比べると比較的毛量も少ないことから、皮膚疾患も起こしやすくなってしまいます。
    他にもブルータンの場合、聴覚や視覚にも異常が生じやすいと言われています。色素が薄いのは被毛だけではなく、目も薄い色をしている場合があります。この場合も紫外線の影響を受けやすくなってしまう為、白内障の発症が早まる可能性があります。陽射しが強い日は散歩の時間をずらした方がいいかもしれません。
    もちろん全てのチワワのブルータンの体が弱いわけではありません。健康で丈夫なチワワも存在します。飼い主さんのフォロー次第で、健康で寿命も延ばすことができると思います。

    レアカラーは値段も高く設定できることから、人気犬種には悪徳ブリーダーもつきやすいので、購入する際は親犬の情報や、マイナス面である部分も教えてもらえるところからが安心です。
  • 投稿者

    50代以上 女性 ブルーいちご

    ブラックタンチワワの長男を13歳で見送り、弟チワワにブルータンの子を迎えました。間もなく5ヶ月になります。色素の薄い子のマイナス面はある程度知りつつ、とあるブリーダー犬舎見学で運命を感じ迎えました。この子は白と焦げ茶というイメージですが現在換毛期真っ最中、お顔だけ一時薄茶一色になり今はベージュ~焦げ茶への移行を感じ、タンも分かるようになってきています。
    ブルーはハゲる、弱い、体臭、等散々な事を言われがちですがとても元気に健康に育っています。
    換毛の変化には心配し驚きつつも今は変化とその後が楽しみです。遺伝的なマイナス面は意識しながらも神経質にならず、運命のこの子との生活を幸せに感じ大切に育てる…それはどんな子であっても変わらないと思います!レアカラーだとか遺伝的にどうとかではなく運命を感じる子との出会いこそ人と愛犬の人生に一番大切だと思います。
    信頼出来る獣医師に定期的に診て頂きながら長男チワワ同様にこの子の命を幸せで満たしてあげたいと思っています。心配や不安はありません。とってもとってもかわいい!感謝です!
    ブルーいちごの投稿画像
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