犬に絶対してはいけない『間違ったシャンプーの仕方』6選

犬に絶対してはいけない『間違ったシャンプーの仕方』6選

愛犬のシャンプーを自宅で行う際は、間違ったやり方をしないように注意しないと、飼い主さんが愛犬の皮膚トラブルの原因を作ってしまうことにもなりかねません。この記事では、犬に絶対してはいけない『間違ったシャンプーの仕方』についてご紹介します。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

『間違ったシャンプーの仕方』が愛犬の皮膚トラブルを招く!?

頭にアヒルのおもちゃを乗せたチワワ

犬にシャンプーをしないでいると汚れやベタつき、においが発生します。また、皮膚トラブルにつながることも。愛犬の被毛や皮膚を清潔を保ち、皮膚トラブルを防ぐためには、定期的にシャンプーをする必要があります。

愛犬のシャンプーはトリミングサロンでプロにお任せすることも、自宅で飼い主さんが行うこともできます。自宅でも愛犬のシャンプーが可能とはいえ、ただ愛犬を洗えばいいというものではありません。飼い主さんが間違ったシャンプーの仕方をしてしまうと、かえって皮膚トラブルを招いてしまう可能性があります。

そんなことにならないように、犬に絶対してはいけない『間違ったシャンプーの仕方』を知っておきましょう。

①シャンプーの前にブラッシングをしない

ブラッシングをされるシベリアン・ハスキー

つい忘れてしまいがちですが、犬にシャンプーをするときは前もってブラッシングをしておくことが大切です。シャンプーの前にブラッシングをして毛玉やもつれをほぐしたり、下毛をしっかり取り除いたりしておかないと、洗い残しやすすぎ残しが起こりやすく、それが皮膚トラブルの原因になることがあります。

また毛玉があるままシャンプーをしてしまうと、毛玉が水分を含んで固まってほぐれにくくなり、最悪の場合は固まった部分をカットしなければいけなくなります。

②シャンプーの頻度が高い

泡だらけの柴犬

定期的にシャンプーを行うことで犬の被毛や皮膚を清潔に、そして健康に保つことができます。でもだからといって、シャンプーをしすぎるのはよくありません。シャンプーの頻度が高いと、皮膚を保護するために必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥やフケ、皮膚炎などを引き起こす可能性があります。

犬種や皮膚の状態、生活スタイルなどによって適切なシャンプーの頻度は異なりますが、最低2週間の間隔をあけて月に1~2回程度がよいとされています。もし愛犬の皮膚にトラブルがある場合は、獣医師の指示に従った頻度でシャンプーをしてあげましょう。

③人間用のシャンプーを使う

シャンプーのボトル

犬用のシャンプー剤は意外と高価だったりするので、人間用のシャンプー剤で代用できないものかと考える飼い主さんもいるでしょう。でも犬に人間用のシャンプー剤を使うのはおすすめできません。

なぜかというと、犬は人よりも皮膚が非常に薄くデリケートなため、人間用のシャンプー剤では刺激が強すぎて皮膚トラブルの原因になることがあるからです。また、ヒトの皮膚のpHは弱酸性ですが、犬の皮膚のpHは弱アルカリ性です。シャンプーは皮膚pHに合わせて作られていますのでヒト用は犬には向きません。 犬には、犬用のシャンプー剤を使いましょう。 

④シャンプー剤を先に泡立てない

シャンプーを頭に垂らされるアメリカン・コッカー・パニエル

ついやってしまいそうですが、シャンプー剤を犬の体に直接つけて泡立てるのは、犬の皮膚に負担がかかるのでNGです。シャンプー剤は洗面器などで先に泡立てておき、その泡を体全体につけてなじませます。

シャンプー剤を泡立てるときは、1回分のシャンプー剤を入れた洗面器や桶にぬるま湯を入れて泡立てスポンジで泡立てたり、ボトルにシャンプーとぬるま湯をいれて蓋をして振る方法でもよいでしょう。泡立てるのが大変に感じる場合は、泡で出てくるタイプのシャンプー剤を使うのも手です。

犬用のシャンプーは泡立ちが悪いものがあり、特に動物病院で処方される薬用のシャンプーは泡立ちが悪い傾向があります。シャンプーを使いすぎないように注意しましょう。

⑤ゴシゴシ洗う

頭を洗われるゴールデン・レトリーバー

犬にシャンプーをするときは、力加減に注意が必要です。「きれいに洗わなくちゃ」という気持ちから、つい力を入れてゴシゴシ洗ってしまいがちですが、先述のとおり犬の皮膚は非常にデリケート。ゴシゴシ洗ってしまうと皮膚を傷つけ、そこから皮膚炎が生じてしまうこともあります。爪を立てずに指の腹を使って、地肌をマッサージするようにやさしく洗いましょう。

⑥しっかり乾かさない

タオルに包まるコーギー

犬の体をすすいだあと、自然乾燥はNGです。被毛を湿ったままにしておくと蒸れが生じて、皮膚トラブルやにおいの原因になります。タオルドライをしてから、ドライヤーで被毛の根元までしっかり乾かしましょう。タオルドライの前に何度か犬に体をブルブル振らせると水分が飛び、タオルドライが楽に。犬の耳に息を吹きかけるとブルブルしてくれます。

タオルドライをしないとドライヤーに当てる時間が長くなり、犬の皮膚に負担がかかります。タオルドライで全身の水分をできるだけ取り除き、ドライヤー時間を短縮してあげましょう。

見た目は乾いているように見えてもじつは湿っていることがあるので、ドライヤー後に手のひらで犬の体全体を触って、しっかり乾いているかチェックを。

まとめ

頭に泡を乗せたポメラニアンとヨーキー

今回は、犬に絶対してはいけない『間違ったシャンプーの仕方』を6つご紹介しました。ついやってしまいがちなことが多いので、自宅で愛犬のシャンプーをするときは意識して気をつけましょう。

愛犬には正しいシャンプーの仕方をして、デリケートな愛犬の皮膚の健康を守ってあげたいですね。

はてな
Pocket
はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。