犬を『お風呂好き』にするための方法やコツ3選

犬を『お風呂好き』にするための方法やコツ3選

お散歩などで犬が汚れてしまったときやカットがいらない犬種の場合は飼い主さんがお風呂に入れることもあるでしょう。しかしお風呂が苦手な犬は多く苦労している人も多いと思います。ここでは犬をお風呂好きにするためのコツを3つ紹介したいと思います。

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犬をお風呂好きにさせるコツ①水圧や温度に注意

頭に泡が乗っているラブラドール

お風呂が苦手な犬の中には、シャワーで水やお湯をかけられることが嫌いという犬も多く見られます。水自体が嫌いなわけではなくてもシャワーを向けられることを怖いと感じたり、皮膚に刺激を与えるような水圧を嫌がったりするのです。

そのため、シャワーで体を濡らしたり洗い流したりするときには、シャワーヘッドを犬の体に軽く押し当てるようにして、水がバシャバシャと飛ばないようにしてあげると恐怖心もかなり和らぐと言われています。体にジャバジャバと強い水が当たるよりも、じんわりと体が濡れる方が抵抗が少ないようです。また、シャワーの水圧もあまり強くしないように気をつけてあげるといいと思います。

また、犬の皮膚は人間に比べて薄いため熱を感じやすいとされています。人間が心地よいと感じる温かさでも犬にとっては熱いと感じることも。38度前後で人間がシャワーとして浴びるには少しぬるいなと感じる温度に設定してあげるといいでしょう。

犬をお風呂好きにさせるコツ②顔に水をかけない

頭からシャワーをかけられている犬

水自体は好きで、夏場にはプールなどに足を突っ込み楽しそうに遊ぶ犬でもお風呂は苦手…という犬も少なくありません。その理由として、お風呂では顔に水をかけられるためそれが怖いということが考えられます。人間の子供でも顔に水がかかるのを嫌がることは多くあり、一昔前まではシャンプーハットが家庭にひとつは置かれていたと思います。それと同様の感覚で、犬も顔に水がかかることを嫌がります。

特に目や耳に水が入ることに抵抗を感じる犬が多く、シャンプーをするときにも顔を洗おうとすると逃げ回ってしまうということはめずらしいことではありません。

少しでもお風呂に対する抵抗感をなくすため、目や耳に水が入らないように気を配ってあげることも重要です。シャワーでそのまま洗おうとするとどうしても嫌がってしまいがちなので、水を含ませたスポンジやタオルを顔の押し当てるようにして濡らすといいでしょう。また、顔をしっかりと洗うのではなく、濡れタオルで拭く程度でも問題ないと思います。

犬をお風呂好きにさせるコツ③お風呂の中でごほうび

フチにつかまって浴槽に入っている犬

まだお風呂に入れたことがない犬はもちろん、すでにお風呂に嫌なイメージを持っている犬にぜひ試してほしいのが、本当に体を洗うとき以外にもお風呂場に入らせるということです。お風呂場は普段、犬が立ち入ることがほとんどないため、犬は独特の床の感触やその冷たさに抵抗感を抱くことも。また、音が響いたり狭く逃げ場がなかったりする雰囲気に恐怖心を感じてしまうこともあります。

そのため、まずはお風呂場自体を好きになってもらうためにお風呂場で犬が喜ぶことをしてあげてほしいのです。あえてお風呂場で特別なおやつをあげたり、マッサージをしてあげたりして、「あそこに行くといいことがある=お風呂場はいい場所」というイメージをしっかりとつけておくと、お風呂場で体を洗うことに対してのハードルもぐっと下がるでしょう。

まとめ

体を清潔に保つことは健康維持のために欠かすことのできないことですから、家庭犬にとってお風呂は避けることのできないものです。月に1回を目安に定期的にお風呂に入る必要があると思いますので、そのたびに嫌な思いや辛い思いをさせるのはかわいそうですよね。嫌がる犬を押さえつけて洗うのもとても大変だと思います。

そのため、根気のいることだと思いますがお風呂場で楽しい思いをさせてお風呂場を好きにさせるトレーニングを行ったり、シャワーのかけ方や温度などに気をつけて洗うように心がけたりして、少しずつでも犬がお風呂を「気持ちいい」と感じられる時間にしてあげましょうね。

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