犬をノミから守るためにやるべき5つのこと

犬をノミから守るためにやるべき5つのこと

犬や飼い主にとってとても厄介な存在となる『ノミ』。体に寄生されたまま放っておくと、さまざまな症状や皮膚病などの病気を引き起こす可能性が高いので要注意です。早めにノミ対策をしっかり行っておきましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.予防薬を使う

首に予防薬を垂らされている犬

犬の血を吸うことで、犬に様々な症状を引き起こさせる小さな吸血鬼『ノミ』。そんなノミから愛犬の体を守るためには、予防薬(駆除薬)を使うのがもっとも効果的といえるでしょう。

近年ではたくさんの種類のノミ予防薬が販売されているのですが、私が個人的におススメするものは動物病院で取り扱っている予防薬となります。毎月1回愛犬の首筋あたり(背中側)に薬を垂らすだけで、全身にいるノミの成虫を駆除し、卵や幼虫の成長を阻止することができるのです。ちなみに予防薬は体重によって変化しますが一回分1500~2000円ほどで購入することができますよ。

定期的に使用することで、一年中ノミの危険から愛犬を守ることができる心強いアイテムといえるでしょう。

2.定期的にシャンプーとブラッシングをする

頭をブラッシングされている犬

予防薬は効き目バツグンのアイテムとなりますが、予防薬を使用していてもノミが体に寄生していることが時々あったりします。ですので、ノミ対策だけでなく愛犬の体を清潔に保つためにも定期的にシャンプーを行ってあげるようにしましょう。

ただ、ノミ取り用のシャンプーを使っても実際にはノミを仮死状態にするだけとなり、完全に退治することはほとんどできません。ですから、ノミを見つけたときは手で除去する方法もありますが、潰さずセロハンテープなどに挟んで処分してください。

また、ノミ退治目的だけでなくスキンシップのためにも、ブラッシングは毎日してあげることをおススメします。愛犬の体を綺麗にしながらノミを見つけることができますし、愛犬との愛を深めることもできる。ブラッシングはまさに一石二鳥ならぬ一石三鳥といえますね。

3.こまめに掃除を行う

部屋を掃除している人

予防薬と定期的なシャンプー、ブラッシングを行えば愛犬の体はノミ対策万全の状態となりますが、愛犬が生活するスペースにノミがいては、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。ですので、愛犬が生活している場所にノミが居座らないよう、こまめに掃除して清潔に保つ必要もあるといえるでしょう。

例えば、『布製の家具』や『カーペット』『室内の湿りやすい場所』『部屋の隅っこ』はノミが大好きな場所となります。このような場所は丁寧に掃除を行うようにしましょう。

また、掃除機だけでは完全にノミを取り除くことは難しいので、『粘着クリーナー』や『ノミ退治スプレー』といった、ノミにより効果的なアイテムを使うと効率よくノミを退治できるのでおススメですよ。

4.ノミが生息しやすい場所でなるべく遊ばせない

草むらに隠れている犬

愛犬の体はちゃんとノミ予防を済ませている。部屋もいつも綺麗にしている。だけどノミが愛犬の体に居座っていることがある。そんな経験をもつ飼い主はいると思います。そういった場合は、主に2つの原因が考えられます。

まず1つ目は『散歩中にノミをくっつけている』という可能性です。ノミは草むらに多く潜んでいるので、自然豊かな場所で愛犬を散歩させたり遊ばせたりすることがよくあると、そこからノミを持ち帰ってしまうことが割とあるのです。

ですから、ノミに寄生されたくないのでしたら、草が生い茂る場所でなるべく散歩をさせない方が良いといえるでしょう。

5.ノミ対策をしていない犬・動物にはなるべく近づかない

後足を痒そうに噛んでいる犬

ノミ対策をしているのになぜかノミが体に住み着いているときの2つ目の原因。それは『ノミ対策をしていない犬・動物からノミをもらっている』という可能性です。

犬を散歩させている人に「ノミ対策としてどんなことをしていますか?」と聞くと、意外と対策をしていない飼い主が多かったりします。『ノミを見つけたときに退治するだけ』という意見をちらほら聞くことができました。

つまり、ノミの予防がされておらず、ノミが潜んでいる可能性が非常に高い犬や猫もいるといえます。そういった犬とじゃれ合わせながら遊ばせると……当然のようにノミがあなたの愛犬に飛び移ってしまうといえるでしょう。

あまり過敏になるのはダメだと思いますし、犬同士の仲を引き裂くことはなるべくおススメしたくありませんが、どうしてもノミの問題が解決しない場合は、ノミ対策をしていない犬との接触は極力避けるようにする方が良いかもしれません。

ちなみにノミは犬同士だけでなく、猫から犬へ移ることもあります。野良の猫が生活範囲に多い場合はさらに注意が必要です。

まとめ

こちらを笑顔で見つめる犬

犬に寄生するノミは犬の体に悪影響を与えるだけでなく、ときには私たち人間にも様々な悪影響を与えます。ですので、愛犬だけでなくご自身の体を守るためにも、ノミ対策はできる限り行う必要があるといえるでしょう。

ノミの予防薬を使用するだけでもかなりノミ対策の効果が期待できますので、まずは動物病院で予防薬を処方してもらうことをおススメします。

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