犬はお腹を撫でられるのが本当に好きなのか?

犬はお腹を撫でられるのが本当に好きなのか?

犬が「撫でて~♪」と言わんばかりにお腹を見せてくる姿はとっても愛らしいですよね。犬はなぜお腹を撫でられるのが好きなのでしょうか?また、お腹を撫でられることはすべての犬が好きなのでしょうか?

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犬が人に向かってお腹を出す理由

芝生の上でお腹を見せて寝転ぶ犬

犬が飼い主などに向かってお腹を見せるのは、よくあることだと思います。「撫でて~♪」と言っているようにお腹を見せてきますが、そこには他の気持ちも隠されています。

犬にとってお腹という場所は柔らかく、攻撃されると致命的な怪我を負いかねない脆弱な部分でもあります。そこを無防備な姿勢で相手に見せるということは「降参です」という気持ちや「あなたは私を傷つけないよね?=あなたを信頼しています」という気持ちのあらわれでもあるのです。

飼い主や親しい人に対して信頼や愛情を込めてお腹を見せている場合に、優しく撫でられるとさらに信頼感が増しますし、愛情を感じて幸せな気持ちになるでしょう。

信頼の気持ちでお腹を見せているときには、体全体の力が抜けて表情も和らぎ、リラックスしている様子が見られます。

その一方、怖いと感じた人や犬に対して「降参です」と服従の意味でお腹を見せているときには、口をきつく結んでこわばった表情をしていたり、全身に力が入って緊張していたりするので、そのようなときには優しく声をかけてから撫でてあげるなどして安心させてあげましょう。

犬はお腹を撫でられるのが好きなのか?

お腹を撫でられているチワワ

犬は飼い主に対して、信頼の気持ちをあらわすためなどにお腹を見せます。そこで大好きな飼い主から優しく撫でられることで幸せを感じると、その後は「撫でて」という気持ちでお腹を出すようにもなることもあるでしょう。お腹を撫でられた犬はとてもうれしそうにしていますが、そもそも犬はお腹を撫でられることが好きなのでしょうか?

犬は撫でられると安心する

犬は生まれてすぐの頃から、母犬から体をなめてもらいます。清潔を保つためや排泄をうながすためなど、様々な理由から母犬は子犬をなめますが、子犬はそこで母犬の体温や愛情を感じて安心感を持つことができます。

このことから、他の兄弟犬と体をなめ合うようになったりもして、親しい犬同士のコミュニケーションのひとつとなっていくのです。なめる行為は人の手で撫でられる感覚と似ているため、犬は撫でられることで愛情や安心を感じて、心地よい思いをすることができると考えられています。

犬にとって急所であるお腹を見せることは、信頼し心を許していることの証。また「甘えたい」という気持ちのあらわれでもあります。そこで撫でてもらうことで、相手に対してより信頼や愛情を深めるため、撫でてもらうことに喜びを感じるのです。

そのため、犬はお腹を撫でてもらうこと自体が好きというよりも、信頼している人に撫でられることが好きなのです。信頼していない人や苦手な人に無理やりお腹を撫でられても、心地よくないどころか不快感さえも抱いてしまうかもしれません。

犬が撫でられて本当にうれしい場所

頭を撫でられてうれしそうな犬

犬は飼い主など信頼している人や好きな人に、お腹を撫でられることが大好きです。しかし、他にも撫でられることが好きな場所はいくつかあります。初めて会う犬や関係性がまだあまり深くない犬、自らお腹を見せてくるわけではない犬に対しては、急所であるお腹よりも以下で紹介するような場所を撫でるといいでしょう。

耳の後ろ

犬は聴覚に優れており、いろいろな情報を得るために耳を細かく動かしていることが多い動物。常に耳を動かして緊張させているため、凝りや疲れが溜まってしまっていることがあります。そのため、耳の付け根あたりをもみほぐすように撫でてもらうととても気持ちがいいのです。

首の後ろから肩部分

耳を撫でられるのと同様に、首の後ろ(喉の反対側)や肩甲骨付近はとても凝りやすいので撫でられるととても気持ちがいいようです。特に小型犬の場合などは、飼い主を見るときなどに首を大きく曲げて見上げる必要があるため、首や肩が凝りやすいと言われています。毛の流れに沿ってすーっと撫でたり優しく揉んであげたりするといいでしょう。

腰から尻尾のつけ根部分

犬は腰や尻尾のつけ根付近を撫でられるのが大好きです。耳と同様、四つ足で歩くことや尻尾を振ったり動かしたりすることが多いことから、疲れが溜まりやすいと言われています。犬がお尻を押しつけるように近寄ってきたときや、背中を見せて座ったときなどは腰を撫でたりマッサージしたりしてあげてみてください。

まとめ

仰向けに寝転ぶポメラニアン

犬は信頼や服従の気持ちなどからお腹を見せることがあり、撫でられることで安心を感じることがあります。ただし、お腹の場合は誰に撫でられても気持ちがいいというものではなく、犬が自らお腹を見せるような信頼している相手であることが前提です。

無理やりお腹を出させたりして撫でたりしても信頼を得ることはできませんし、犬も心地よいとは感じないでしょう。

犬が撫でられて喜ぶ場所はお腹以外にもたくさんあります。特に凝りや疲れが溜まりやすい耳の後ろや首、肩、腰などはマッサージされることで気持ちがよく、疲労回復もできるのでぜひ日々のコミュニケーションの一貫に取り入れてみてくださいね。

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