トイプードルのブルーの特徴について
トイプードルとはスタンダードプードルよりも小さいサイズですね。
体高24cmから28cm未満、体重は3kg前後と言われています。
現在JKC(ジャパンケネルクラブ)で認定されている毛色は14種類あり、中でもブルーは非常に希少な色になっています。
さて、あまりお目にかかることが出来ないブルー、一体どんな性格なのでしょうか。
プードルは毛色で性格が異なると言われている犬種です。
一体どのような環境(お父さん、お母さん)が影響しているのでしょうか。
ブルーの家族はどんな犬?
プードルの毛色は本来3色しかありませんでした。
ブラック、ブラウン、ホワイトです。
そのため、3種類の遺伝子が存在しており、この色の組み合わせから多彩な色が生まれています。
ブルーは、どちらかというとブラックに近い色ですね。
それなので、ブルーはブラック系の家族から登場することが多いようです。
この両親のもとから生まれやすいと言えるでしょう。
- ブラックを退色させた色、あるいは青みを帯びたブラック
- またはシルバー系からも生まれる可能性がある
トイプードルのブルーはどんな性格?
しかし、突如としてピョコンと登場する毛色らしく、この毛色を得意としたブリーダーも中々いらっしゃらないようです。
また、生まれた時に「ブルーの子犬が生まれました!」とわかるケースは殆どなく成犬になった時にブルーに切り替わる場合が多いそうです。
プードルはシングルコートという一重の被毛しか纏っていないため、換毛期の時期にも生え変わることがなく、被毛は伸び続けます。
(そのためカットの必要性があります)
ブルーは、伸び続けた後に登場する色です。
きっと何も知らずに飼い続けてきた飼い主さんにとっては、幸せの青い鳥がやって来たように嬉しいことだと思います。
一般的にブラックの性格は他の色と比べるとノーマルだと言われています。
とてもおっとりタイプではないけれど、勝ち気な性格でもないということですね。
トイプードルのブルーの価格
子犬から飼う場合、ブルーの子犬は素人の眼には殆どわかりません。
専門家の眼からはブルー(又はこれからブルーになる)、私たちの眼からはブラックにしか見えないかな。
という誤差が生じます。
ブルーに生え変わったら嬉しいなという気持ちが大切だと思います。
ブルーの希少価値が高い理由について
たくさんのカラーがあるトイプードルの中でも、非常に希少価値の高い"ブルー"のトイプードル。では、なぜそれほど希少価値が高いのでしょうか。
ブルーというのは、中間色の中で最も出にくい色です。そのため完全なブルーになるトイプードルはごくわずか。計画的にできるものではないんですね。
綺麗なブルーに仕上がるまで、待つこと3年。これは、3年待てば仕上がる、ということでもありません。
3年経たないと、本当に完全なブルーなのかはわからないということです。そんな素敵な偶然を待つブリーダーさんは、なかなかいないでしょう。
そんな風に偶然訪れるブルーですから、見たことがある方、理解している方はほんの少数だと思います。
この珍しいブルーのトイプードル、生まれたときはブラックなんです。しかし、もこもこの毛をかき分けると、皮膚がわずかに青みがかっているとか。その不思議に魅惑的な色を、ミッドナイト・ブルーと表現する人もいます。
ホワイト以外のカラーは、生まれてから常にカラーが変化していきます。(退色と言います。)個体差はあるにしても、それはお約束事。ブルーは他のカラーのトイプードルと比べて、その変化に終わりがないと言われていますね。
まとめ
トイプードルはJKCに認定されたプードルの中で一番小さいサイズのプードルです。
その中でも珍しいこの毛並みの色は、永遠にブルーではありません。
(カットする場合)プードルの毛色は最後まで同じとは限らないからです。
一瞬の青。それがこのブルーが持つ最大の魅力でしょう。
▼プードルについて詳しく知りたい方はこちら
トイプードル大辞典!知っておきたい基礎知識
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
ブルーのカラーのプードルを計画的に繁殖させているのではなくて、偶然出る色なんですね。
カラーによって、性格が違うなあと思っていましたが、やっぱりそうなんですね。
わたしの周りのブラックの子は、やんちゃで活発で元気いっぱいの子が多いような感じがしています。
お写真がなかったようなので、どんな感じの色なのかとても気になりました。ブラックでもちょっと薄めの色の子を見かけますが、あんな感じなのかなあと想像しながら拝見していました。
素人にはブラックにしか見えないとか、毛を掻き分けたときに見える色とか・・とても不思議な感じがしますね。
プードルは退色していく犬種ですので、少しずつ色も変化していくのでずっとブルーの色が続くわけではないのでしょうか。
また、茶色のプードルさんは瞳も茶色っぽいような感じですが、ブルーの子はどうなのかな?と思いました。
もこもこふわふわ可愛いプードルさん、これからどこかでブルーの色の子を見かけたら嬉しいなぁと思います。
女性 かにぱん
ブルーカラーは計画的にできるものではなく 偶然的に生まれた生産物としての価値があるそうです。
元々ブラック、ブラウン、ホワイトの3カラーしかなかったトイ・プードルですが、今では14種類(認められているものが)もあるんですね。
トイ・プードルの圧倒的人気カラーはアプリコット、レッド、ブラウンと言われていて普段目にするトイ・プードルはこの3カラーのタイプが多い気がします。
トイ・プードルのブルーカラーは、青色のブルーとは違い猫で例えるとロシアンブルーのようなシルバーとブラックの間みたいなカラーをしています。
数年経たないとどうなるか分からなかったり、生涯毛のカラーは変化し続けますし、カットする事でも毛のカラーが違うとの事で、年齢により毛のカラーを楽しめる犬種だと思います。
珍しいカラーのわんちゃんは、希少なのであまり頭数がいないのと価格が高くなりがちです。お迎えを考えているならトイ・プードルのブリーダーを探して問い合わせてみるのが良いでしょうね。
レアカラーであるブルーカラーは色素の問題で身体が弱い子が多いという意見もありますが、作ろうとして作れるものでもなくブルーカラーだからといって身体が弱いなどは関係ないそうです。
トイ・プードルは、愛玩犬として室内で飼いやすく頭も良いのでとても飼いやすい犬種です。唯一気になるとすれば自宅でカットが出来ない場合はトリミング代がかかるという事でしょうか。
小型犬の中でも、チワワやダックスフンドなどに比べトイ・プードルは倍ほどの料金がかかります。(有名店なら何倍も)定期的なカットが必要になりますから、ヘアスタイルを楽しめて可愛い愛犬が見られますが、そのぶんのお金もかかります。それ以外は本当に飼いやすい犬種ナンバーワンじゃないかな?と思うくらいです♡
我が家のわんこ達はトイ・プードルではないですが、話を聞く限り飼いやすさナンバーワンです。ですが愛犬の犬種が一番すきなんですけどね♪
女性 ザック
女性 匿名
パパはシルバー、ママはホワイトなのでその2匹からブルーが産まれたのも不思議だなって思います。なかなか、産まれてくる毛色じゃないと思うのでうちの子に出会えてホントに良かったです。