犬が遠くに座って見つめてくる時の気持ちとは?

犬が遠くに座って見つめてくる時の気持ちとは?

遠くから犬が見つめてくることってありませんか?そういった時、犬は一体どういった気持ちで私たちを見ているのでしょうか。知り合いの犬が見つめてくる時と愛犬が見つめてくる時の気持ちをそれぞれお伝えします。

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1.観察している

壁越しにこっそりと見つめる犬

知り合いの家に行ったとき、知り合いが飼っている犬に遠くから見つめられていることってないですか?そういったときは、もしかすると犬に観察されているといえるかもしれませんよ。まだ知り合って間もない間柄だと、犬は相手がどのような人物なのか把握することができませんよね。ですので、大人しい犬はいきなり相手に近づかずに遠くから相手を観察することってよくあるのです。
もしあなたが知り合いの犬や初対面の犬に遠くから見つめられることがありましたら、なるべく犬が好印象を持ちやすい振る舞いをして、安心させてあげることをおススメします。

例えば、

  • 穏やかに話す
  • 大きな声で話さない
  • いきなり犬に近づかない
  • あまり犬の目をジッと見ない

といったことを心がけて安心させてあげましょう。そうすることで、犬は「この人は安心できそうだ~」と感じやすく、早く仲良くなることができるといえますよ。

2.警戒している

おびえた表情で横を見つめる犬

犬は相手に対して警戒心を持つと、その場を離れて遠くからジーっと見つめることがあります。観察をしているときとほとんど区別がつかないので判断がしにくいのですが……、あえて観察しているときとの違いをあげるとすれば、犬が警戒しているときは頭を下げながら見つめることが多いように感じます。

もし、犬が遠くからどこか不安そうな表情で見つめてくるのでしたら、あなたが犬の嫌がりやすい何かを持っているのかもしれません。

  • タバコやお酒、香水などのニオイをつけている
  • 大きな声で話している
  • テンションが高い
  • いきなり犬に近づいてワシャワシャと触る
  • 大げさな動作をよくする

犬は上記のことが当てはまる人が苦手な傾向にありますので、もし心当たりがある場合はそれらが原因となって警戒されている可能性があります。先ほどもお伝えしたように、なるべく犬が好印象を持ちやすい振る舞いをすると、犬との関係を改善しやすくなるといえますよ。

3.興味を持っている

まん丸の瞳で見つめるトイプードル

大人しい犬、恥ずかしがり屋な犬に多いのが『興味を持っている』というものです。「自分からフレンドリーに接するのが苦手……でも、相手のことが気になる。」そう思って遠くから見つめているといえます。

知り合いの犬でしたら時間をかけて少しずつ犬と距離を詰めたり、知り合いと会話をしながら時々「おいで~」と犬に話しかけてあげたりすると、犬から近づいてくれることがあったりします。

ちなみに、犬が来てくれたことに喜んで素早い動きで触ろうとすると「うわっ!私をおびき寄せる罠だったのか~!?」と犬がビックリして警戒してしまうことがあるので、触るときはあくまでゆっくりと触るようにしてあげてくださいね。

飼い主に対して遠くから見つめてくるときの愛犬の気持ちとは?

物陰からこちらを見つめる犬

大好きな飼い主の行動を観察している

では、知り合いの犬ではなく愛犬が遠くから座りながら見つめてくるとき、愛犬はどのような気持ちになっているのでしょうか。愛犬の場合も、飼い主を観察するために遠くからジッと見つめることがあるそうです。

飼い主を観察するときは、相手が安全かどうかを調べるのではなく「今、何しているんだろ~」「大好きな飼い主の姿を見たい」といったようにまるで恋人が何をしているのか知りたい。または、常に恋人の愛しい姿を見ていたい。と感じているかのように好意的な気持ちで観察することが多いみたいですね。

おそらく、用事をしている時に視線を感じると思ったら……愛犬が物陰からジッと見つめていた!といった経験をしたことがある飼い主はたくさんいることでしょう。少しストーカーっぽい行動にヒヤッとすることがあるかもしれませんが、犬なりの愛情表現といえそうですね。

構ってもらえるのを待っている

愛犬が遠くで座りながら見つめている。そんなときは構ってもらえるのをひたすら待っているのかもしれません。賢い犬ほど飼い主が用事をしているときは邪魔をせずに待っていることが多かったりします。
ただ、待っている時間が長いと「まだかなぁ……遅いなぁ」と感じて、飼い主の様子を見に来ることがあるのです。その結果として、邪魔をしないように『遠くから見つめる』という行動をすることがあるそうです。何とも健気で賢い犬の行動といえますね。

ご飯を待っている

食いしん坊な犬や規則正しい生活を送っている犬は、毎日ご飯がもらえる時間が来ると「まだかな。もうそろそろだよなぁ。」といった感じで飼い主の様子を遠くから見つめることがあります。犬にとって『食べる』ことはとても大切で楽しみにしているものとなるので、ご飯の時間が近づくと待ちきれずに思わず飼い主の様子を見てしまうのでしょうね。

また、犬はご飯に限らず毎日の決まり事……例えば、散歩の時間や寝る時間になると遠くから飼い主の様子を見つめることがよくあります。こういった犬の行動を実際に体験している飼い主は凄く多いので、”愛犬の行動あるある”の1つといえるでしょう。

まとめ

ウインクをしながら見つめる犬

犬が遠くから相手を見つめるという行為には様々な意味が込められているといえますが、基本的には相手を観察しているといえそうですね。愛犬があなたのことを遠くから見つめることがよくあるのでしたら、チラチラ様子を見たくなるほどあなたのことが大好きだと感じている可能性が高いといえるでしょう。用事などが終わったら、待っていた愛犬を思い切り可愛がってあげてくださいね。

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