犬の英語表現!“dog”を使った例文、鳴き声、人気の名前などを紹介

犬の英語表現!“dog”を使った例文、鳴き声、人気の名前などを紹介

犬にまつわる英語表現はどのようなものがあるのでしょう?犬にまつわる英語は日本でも使われることが多いため、犬を飼っている方は普段から耳にすることもあるでしょう。しかし、言葉の由来やどのような意味で使われているのか、詳しく知らない方も多いと思います。今回は犬に関する英語を色々と調べてみました。

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犬に関する英語

子犬

犬に関連した簡単な英語を紹介します。

  • 犬…dog(ドッグ)
  • 子犬…puppy(パピー)pup(パップ)
  • 成犬…an adult dog(アダルト ドッグ)
  • 老犬…an old dog(オールド ドッグ)

「パピー」は子犬を表し、成長するに従い「アダルト ドッグ」「オールド ドッグ」と変化します。「シニア ドッグ」は口語ではあまり使われません。

  • わんちゃん…doggy(ドギー)

わんちゃんやワンワンと同義語になるのがこの「ドギー」です。愛情を込めて「いい子ね」というニュアンスで語りかけるときも「Good doggy」(グッド ドギー)のように使います。

  • 愛犬家…Dog Lover(ドッグ ラバー)

「私は愛犬家です」と言うときは「I am a dog lover.(アイ アム ア ドッグラバー)」となります。 また、犬好きのことは「Dog person(ドッグ パーソン)」と言います。

  • 犬種…breed(ブリード)

初めて会った犬連れの人に「なんと言う種類の犬ですか?」と聞くときはこのbreedを使い「What kind of breed?(ホワット カインド オブ ブリード)」と尋ねます。

  • 雑種犬…mix(ミックス)またはmix breed(ミックス ブリード)

雑種を指す言葉には色々ありますが、一般的に「ミックス」と言われることが多くなっています。「テリアとの雑種です」と言う時は「He is a terrire mix(ヒー イズ ア テリア ミックス)」などのように使います。

犬の毛色に関する英語

黒い犬

犬の毛色はが英語で表現されることが多いですが、日本で使われている英語表現とは少しニュアンスが違う言葉もあります。ちなみに、動物の毛色は「Coart Color(コート カラー)、fur color(ファー カラー)」と言います。  

ブラウン系

  • brown(ブラウン)...茶系
  • dark brown(ダークブラウン)…濃い茶色
  • blackish brown(ブラッキシュ ブラウン)…黒に近い茶色
  • chocolate brown(チョコレート ブラウン)…チョコレート色
  • liver(リバー)…赤茶色

赤系

  • red(レッド)…明るい茶色
  • cherry(チェリ)…赤茶色
  • orange(オレンジ)… 薄茶色
  • bronze(ブロンズ)… 褐色
  • tan(タン)…濃い赤

ゴールド系

  • gold(ゴールド)…金色
  • yellow gold(イエロー ゴールド)…明るい黄色
  • wheaten(ウィートン)…小麦色
  • sandy(サンディ)… 砂浜の砂っぽい黄色
  • hony(ハニー)…はちみつ色

イエロー系(Yellow)

  • yellow(イエロー)…黄色
  • lemon(レモン) …白に近い明るい黄色

その他

  • blue(ブルー)…暗いメタリックなグレー
  • silvet(シルバー)…艶のあるシルバー
  • salt and pepper (ソルト アンド ペッパー)…黒とグレーの混ざった色

犬の毛質や柄・模様に関する英語

白と茶色の毛色の犬

毛質(coat)

  • flat coat(フラット コート)…真っ直ぐな毛質のこと
  • wirehaired(ワイヤー ヘアード)…針金状でウェーブがかかった毛質
  • curly coated (カーリー コーテッド)…巻き毛
  • corded(コーデッド)…コードや紐のような毛質のこと

模様(pattern)

  • spotted(スポッテッド)…斑点という意味で、まだら模様のこと
  • bicolor(バイカラー)…2色という意味で、白ベースにもう1色が混じっている毛色
  • tricolor(トリコロール)…3色からなる毛色
  • merle(マール)…大理石のような不規則な縞模様を指す言葉
  • brindle (ブリンドル)…タイガーストライプとも呼ばれ、黒や茶色の毛色の濃淡が虎の縞模様のように現れること

犬の体の部分に関する英語

犬のしっぽ

犬の体の部位は英語で次のように言います。

  • 口…mouth(マウス)
  • 鼻…nose(ノーズ)
  • 歯…teeth (ティース)
  • 肩…shoulder(ショルダー)
  • 肘…elbow(エルボー)(前足のかかと)
  • 眉間…muzzle(マズル)
  • お腹…belly(ベリー)
  • 前足…forearm、foreleg(フォア アームまたはフォア レッグ)
  • 後ろ足のひざ…hock(ホック)
  • しっぽ…tail(テイル)
  • 肉球…paw(パウ)またはpad(パッド)
  • 長く硬いひげ…whiskers(ウィスカーズ)

犬の鳴き声に関する英語

吠える犬

  • クンクン…whine(ワイン)
  • ワンワン…bawwow(バウワウ)
  • ワンワン…ruff ruff(ワフ ワフ)
  • わん!…woof (ウーフ)
  • ギャンギャン…bark(バーク)
  • ワオーン…howl(ハウル)遠吠えなど
  • キャンキャン…yelp(エルプ)またはyep(エップ)
  • ガルル…growl(グロウル)

犬の鳴き声にも色々な表現があります。犬がギャンギャン吠えることを表した「バーク」という言葉は、人間がガミガミ怒っているときにも 「She is barking」 (シー イズ バーキング)「彼女はガミガミ言う」などのようにも使われます。 

犬や人に関する職業の英語

警察犬

主な職業犬の英語名称

  • 警察犬…police dog, K-9(ポリス ドッグ、ケー ナイン)
  • 介護犬…service dog(サービス ドッグ)
  • 盲導犬…guide dogs for the blind(ガイド ドッグス フォー ザ ブラインド)

警察犬のK-9(ケーナイン)は犬の別称の「Canine(ケー ナイン)」を当て字にした表現で、パトカーなどに「K-9 on dudy(ケー ナイン オン デューティ)」、「警察犬が仕事中」と書かれていることもあります。

主な犬に関係する人間の職業

  • 犬の訓練士…dog trainer(ドッグ トレーナー)
  • トリマー…pet groomer(ペット グルーマー)
  • 獣医師…veterinarian(ベテリナリアン) 
  • 動物看護師…AHT(エイ エイ チティ)Animal Health Technician(アニマル ヘルス テクニシャン)の略、VT(ビー ティー)Veterinary Technician(ベタリナリー テクニシャン)の略 

日本では犬のヘアカットやお手入れ(トリミング)をする職業を「トリマー」と言いますが、トリマーという英単語は本来カット用のハサミなどの器具を指す言葉として使われています。獣医師veterinarian(ベテリナリアン)は「ペット」と略して使うのが一般的です。

犬の周りのものに関する英語

首輪をくわえた犬

  • リード…Lead(リード) 
  • 首輪…Dog Collar(ドッグ カラー)
  • 犬用の服…dog clothes( ドッグ クロース )またはdogwear(ドッグ ウェア)
  • おやつ…treat(トリート)
  • 迷子札…tag(タグ)
  • フリスビー…frisbee(フリスビー)、Disc(ディスク)

日本では引き綱のことをリードと言いますが、アメリカ英語では「Leash(リーシュ)」と言います。フリスビーは商品名で、英語では「ディスク」と言います。

犬と人間の行動に関する英語

人の鼻を舐める犬

  • 鼻を鳴らす…wining (ワイニング)
  • 甘えん坊…such a baby(サッチ ア ベイビー)
  • しっぽを振る…Wag a tale(ワグ ア テイル)
  • 甘噛み…soft mouth(ソフト マウス)、love bite(ラブ バイト)
  • 発情期…heat(ヒート)、rutting season(ルティング シーズン)

人間

  • なでなで…Pet(ペット)
  • しつけをする…teach behave(ティーチ ビヘイバー)
  • 犬を甘やかす…spoiled dog(スポイルド ドッグ)
  • 犬を抱く…carry my dog(キャリー マイ ドッグ)、hug my dog(ハグ マイ ドッグ)
  • 散歩に行く…going for a walk(ゴーイング フォー ア ウォーク)

「お散歩行く?」は「You want going for a walk?」(ユー ワント ゴイング フォー ア ウォク?)のように使います。

犬種を表す英語

チワワアップ

  • トイプードル…Toy Poodle(トイ プードル)
  • チワワ…Chihauhua(チワワ)
  • 柴犬…Shiba inu(シバイヌ)
  • ミニチュアダックスフンド…miniature dachshund(ミニチュア ダシュハンド)
  • ポメラニアン…pomeranian(ポメラニアン)
  • 雑種…mixed breed(ミックス ド ブリード)

人気がある犬の名前(英語)ランキング

犬横顔

男の子

Aaron(アーロン)…日光、高い山、メッセンジャー
Buddy(バディ)… 相棒、親友
Cody(コーディ)…子孫 
Jake(ジェイク)…優しい
Max(マックス)…大きい
Noah(ノア)…心地よい、歩き回る

女の子 

Amber (アンバー)…琥珀色、毛色から
Bella (ベラ)…ラテン語で美しいという意味の女性形
Coco, Choco (ココ、チョコ)…毛色からチョコレート、ココア
Luckey (ラッキー)…幸運、幸福
Maggy (マギー)…真珠
Molly (モリー) …最愛の

英語でもその犬の毛色から名前をつける事もようあるようです。他にもふわふわという意味の「Fulffy(フラッフィー)」や「Fuzzy(ファジー)」といった名前とは違う愛称で呼ぶこともあります。

日常生活で使える犬に関する英語

犬と花

英語圏で使われる、犬に関する英語表現の例文を集めてみました。

  • 私は犬が大好きです…I am a dog person. (アイ アム ア ドッグ パーソン)

普通に 「I like dogs.(アイ ライク ドッグス)」 というよりももっとネイティブな印象となる表現です。犬好きの人は「dog person (ドッグ パーソン)」「猫好きの人は cat person(キャット パーソン)」 と表現します。

  • 犬種はトイプードルです...My dog is poodle.( マイ ドッグ イズ プードル)、または、 My dog is a poodle breed. (マイ ドッグ イズ ア プードル ブリード)。

こちらはシンプルな表現です。目の前に犬がいる時は 「 She is a poodle.(シー イズ ア プードル)」と言います。

  • 同じ犬種ですね!…They are same breed!(ゼイ アー セイム ブリード!)

2匹の犬のことを話すので複数形のThey are(ゼイ アー)を使います。

  • 撫でてもいいですか?…Can I pet him?(キャナイ ペット ヒム?)

アメリカでは、犬に手を出す前に飼い主に必ず話しかけ、許可を得てから撫でます。子どもにもマナーとして教えられています。もしその犬が人に撫でられるのが嫌いな場合は、飼い主も「He is not friendly.(ヒ- イズ ノット フレンドリー」などと言って断ります。

  • すごく可愛い子犬ですね…She is adorable.(シー イズ アドーラブル)

アドーラブルと言う単語は愛らしいと言う意味で、小さい子供や動物によく使われます。

  • 私は保護犬をシェルターから引き取りました…I adopted my dog from a shelter.(アイ アドプテッド マイ ドッグ フロム ア シェルター)

保護施設から犬を引き取ることや里親となることをadopt (アダプト)と言います。

英語で犬をしつけるコマンドの種類一覧

座る犬

  • お座り…Sit(スィット)
  • おいで…come(カム)、come back(カム バック)
  • まて…stay(ステイ)、wait(ウェイト)
  • よし…OK(オーケー)
  • 伏せ…down(ダウン)
  • お手…hand(ハンド)、hand shake(ハンド シェイク)
  • ハイタッチ…touch(タッチ)、high five(ハイ ファイブ)
  • ダメ…no(ノー)、stop(ストップ)

コマンドを教える時は、日本語よりも短く伝えられる英語の方が、犬が理解しやすいと言われています。しかし、家族間の発音の統一が取れていないと犬は混乱してしまいます。日本の家庭で、犬を英語でしつける時は発音にも気をつけましょう。コマンドと同時にジェスチャーを使うと犬はそれも同時に覚えるので混乱も少ないかもしれません。

犬に関する格言や慣用句、ことわざの英語

歯をむき出した犬

日本語にも「夫婦喧嘩は犬も食わない」など犬にまつわることわざが多くありますが、英語にも犬に関することわざや慣用句がたくさんあります。日本語と似たような意味のことわざや、英語ならではの表現まで、いくつか紹介します。

Let sleeping dogs lie.

直訳:眠っている犬は寝かせておけ
日本語のことわざで言うと、「触らぬ神に祟りなし」です。関わりを持たなければ、災いを招くことはないという意味で使われます。

Two dogs fight for a bone and a third runs away with it.

直訳:2匹の犬が骨の奪い合いをしているあいだに3匹目犬がその骨を奪って逃げた。
日本語のことわざの「漁夫の利」と同じ使い方をします。当事者同士が争っている間に第3者が何の苦労もなく益をさらうという意味です。

Bite the hands that feeds one.

直訳:餌を与える人の手を噛む
日本語のことわざで言うと「飼い犬に噛まれる」。恩を仇で返すという意味で使われます。

Great barkers are no biters.

直訳:よく吠える犬は噛みつかない。
「弱い犬ほどよく吠える」という日本のことわざと同じ使い方をします。強がるものほど臆病であると言う意味です。

Rain cats and dogs.

直訳:猫や犬のような雨
「土砂降りの雨」という慣用句です。なぜ土砂降りが猫と犬なのかの語源は諸説あり、はっきりしていません。

Every dog has his day.

直訳:どんな犬にも良い日がある。
日本語では「誰にでも素晴らしい時がある」と解釈することができます。最良の日はどんな人にもあるという意味です。

犬にまつわる英語スラング

伏せる犬

Don't be a dog.

直訳:犬になるな
日本語にすると「卑怯なことをするな」という意味で使われる表現です。

Underdog

直訳:下の犬
日本語でいうと「負けそうな人、負け犬」となります。

Barking up the wrong tree.

直訳:間違った木に向って吠え続ける
日本語で「お門違い、的外れ」という意味です。

Doggy bag

直訳:犬の袋
レストランで「食べ残しを持ち帰るための入れ物」のことを指す言葉です。

まとめ

空を見る犬

犬にまつわる英語表現を集めてみました。英語が苦手な人でも、犬とのコミュニケーションをきっかけに案外早く上達できるかもしれません。お散歩中に外国人の犬連れの方と出会ったら勇気を出して話しかけてみるのもよいですね。犬を飼い始めたことをきっかけに家族で英語を勉強してみてはるのはいかがでしょうか?

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