おしゃれな犬の名前!外国語の人気ランキングや、オス・メス別の名前を紹介

おしゃれな犬の名前!外国語の人気ランキングや、オス・メス別の名前を紹介

外国語を使った犬の名前は、普段耳馴染みのある日本語とは異なり、おしゃれでかっこいい響きに感じるものがたくさんあります。意味を調べて悩んで決めた外国語の名前を呼ぶことで、愛犬を迎え入れた時から築く思い出の1つとなるでしょう。今回は外国で人気のある犬の名前や、外国語でしつけの指示を出す時に使えるコマンドまでご紹介します!

おしゃれな犬の名前をつけたい!海外で人気の犬の名前

イタリアの聖堂の前に立つジャックラッセルテリア

愛犬の名前をつける時には、「他のわんちゃんとは一味違う名前をつけてあげたい」「かっこいい・おしゃれな名前をつけてみたい」と思うこともありますよね!

英語・ドイツ語・フランス語などの外国語を元にした名前は、飼い主さんの好みの言語や読み方を元にして、周囲のわんちゃんとは重ならない唯一無二になることも多いもの。

そこで今回は、愛犬の名づけの時に参考にしたい海外で人気の犬の名前をご紹介します!

アメリカで人気の犬の名前

アメリカの国旗をくわえたゴールデンレトリバー

英語の名前ランキング男の子編

1位 Max(マックス)
2位 Charlie(チャーリー)
3位 Cooper(クーパー)

アメリカのペットサービス会社が発表した「The Most Popular U.S. Pet Names of 2019(アメリカで最も人気のペットネーム2019)」によると、アメリカでは人の名前と同じものを愛犬に名づけることが多いようです。

実際に上位に来た名前も、charles(チャールズ)の愛称であるCharlie(チャーリー)を始め、人名であってもおかしくないものがたくさんありますね。

人の名前とは少し違うものという点で言えば、第4位にランクインしている「Buddy(バディ)」のように、犬が人の長年の友として生きてきた背景から、相棒や仲間、友達を意味する名前をつけている人もいました。

また、日本で人気の「マロン」「モカ」のように、「Pepper(ペッパー)」「Ginger(ジンジャー)」「Oreo(オレオ)」といった、食べ物や飲み物、食材の名前をつける人もいるようですよ。

英語の名前ランキング女の子編

1位 Bella(ベラ)
2位 Luna(ルナ)
3位 Lucy(ルーシー)

女の子の名前は響きがきれいなものであったり、名前そのものに「Bella(美しい)」「Luna(月、月の女神)」として意味をかぶせているものが多いようです。

また、日本の「さくら」のように、花の名前として、第4位「Daisy(デイジー)」、第5位「Lily(リリー)」といった雛菊や百合を指すものもあります。女の子の名前は日本と同じで、かわいらしいものが多い印象ですね。

他にも、アメリカっぽい特徴の1つとして、歌姫の名前である「Ariana(アリアナ)」や、実写化で話題になった映画ライオン・キングのヒロインの名前「Nala(ナラ)」など、メディアで話題になっている名前も人気のようですよ。

ドイツで人気の犬の名前

ドイツ国旗の上に座っている犬

ドイツ語の名前ランキング男の子編

1位 Rudi(ルディ)
2位 Lotti(ロッティ)
3位 Elmar(エルマー)

ドイツ語は重い響きの印象的な名前が多く、男の子の愛犬にかっこいい名前をつけてあげたい人にはぴったりです!
「あまり仰々しいのはちょっと呼びにくいかな…」という飼い主さんでも、響きが分かりやすく日本でも呼びやすいも名前の中には、「Rudi(名高い狼)」「Lotti(自由な者)」「Elmar(高貴)」「Ritter:リッター(騎士)」など、実際の意味を知るとかっこいい!と感じるものがたくさんありますよ。

ドイツ語の名前ランキング女の子編

1位 Mina(ミーナ)
2位 Lulu(ルル)
3位 Elfi(エルフィ)

ドイツ語の名前は男の子のどっしりとした響きが注目されがちですが、女の子にぴったりのかわいい雰囲気の名前もたくさんあります。
「Mina(愛)」「Lulu(大切な、真珠)」「Elfi(妖精)」と、1位~3位をこうして見てみると日本人でも呼びやすいファンシーな雰囲気ですね。

「Lulu」は現在では日常会話での単語や人の名前としての使い方ではなく、ペットの名前やニックネームなどで活用されているようです。

フランスで人気の犬の名前

フランス国旗と子犬

フランス語の名前ランキング男の子編

1位 Filou(フィル)
2位 Lien(リアン)
3位 Reve(レーヴ)

フランスでは意外なことに「Lucky(ルッキ…ラッキー)」「Max(マックス)」「Jack(ジャック)」など、英語表記の名前がつけられることが多いようです。
ですがせっかくなので、ふんわりとした柔らかい響きが魅力のフランス語で、男の子にぴったりな名前にランクインしてもらいました!

「Filou(いたずら坊主)」は現地でも人気の名前で、本来は詐欺師やペテン師というマイナスイメージの名前ですが、口語にすると「悪ガキ」という意味になるそうです。
上位に来ていますが、フランスのわんちゃんたちはいたずらっこが多いのでしょうか?

きれいな響きのものを男の子のわんちゃんにつけたい時は、「Lien(絆)」「Reve(夢)」などはいかがでしょうか。

フランス語の名前ランキング女の子編

1位 Cherie(シェリ)
2位 Mimi(ミミ) 
3位 Chouchou(シュシュ)

フランス語の女の子の名前は、飼い主さんから愛犬への愛情にあふれたものを厳選してみました!1位から3位までは、「Cherie(愛しい人)」「Mimi(かわいいの最高表現:かわいくてたまらない)」「Chouchou(お気に入り・かわいい)」という意味です。

こういった愛情表現以外にも、フランスでも「Bella(ベラ)」や「Luna(ルナ)」といった美しさを表す名前はやはり万国共通で人気だそう。

ちなみに巷で聞き覚えのある「ma cherie(マシェリ)」は「my darling(マイ ダーリン)」という意味だそうです。
マシェリという名前をそのままつけても、「うちの子への愛情」を示すことができて素敵ですね。

  • アメリカは定番の名前の他に、その年に流行ったメディアスターやまつわる名前が印象的
  • ドイツ語は男の子のわんちゃんにかっこいい名前をつけたいという時に特におすすめ
  • 柔らかい響きやおしゃれなイメージを求めるならフランス語

おしゃれな犬の名前をつける時のポイント

タグのついたバンダナを巻いてもらう犬

愛犬の名前を外国語でつけることで、日本語とは違う響きを楽しめるのはもちろん、普段使わない外国語の意味と照らし合わせて頭を悩ませた思い出も一緒に、愛犬との生活をスタートさせることができます。

外国語で一工夫した愛犬の名前には、飼い主さんもとても愛着がわくはずです。

「愛犬に外国語で名前をつけてみたいけど、どんなふうにつけてあげればいいの?」と迷っている飼い主さんにもわかりやすい、外国語で名前を考える時のポイントをご紹介します!

愛犬の原産国にちなんだ名前をつける

外国語にはたくさんの種類がありますが、どの言語を選ぶか迷った時には、愛犬の犬種としての出身地を参考にするのがおすすめです!

例えば日本で人気のわんちゃんを、先ほどご紹介した英語・フランス語・ドイツ語を代表する国別に分類してみるとこのようになります。

【アメリカ】【イギリス】(英語)

  • アメリカンコッカースパニエル
  • ボストンテリア
  • ウェルシュコーギーペンブローク
  • キャバリアキングチャールズスパニエル
  • ゴールデンレトリバー
  • ラブラドールレトリバー
  • シェットランドシープドッグ
  • ウェストハイランドホワイトテリア
  • ビーグル
  • ジャックラッセルテリア
  • ヨークシャーテリア など

【フランス】

  • トイプードル
  • グレートピレニーズ
  • パピヨン
  • ビションフリーゼ
  • フレンチブルドッグ など

【ドイツ】

  • ダックスフント
  • ジャーマンシェパード
  • グレートデーン
  • ポメラニアン
  • ミニチュアピンシャー など

出身地で使われている言語に合わせて考えると、「どの外国語にしようかな?」という悩みが1つ減りますね。

また、アルファベットが同じ綴りでも、国によって読み方が違う名前も存在するので、お気に入りの俳優や音楽アーティストの名前を、読み方を変えて名付けてみるのもおすすめです。

(例)

  • Albert

英語:アルバート、ドイツ語:アルベルト、フランス語:アルベール

  • Anne

英語:アン、ドイツ語:アンネ、フランス語:アンヌ

愛犬の毛色や見た目から考える

愛犬の見た目から一工夫するのも、名前の由来が分かりやすくておすすめです。

特に、愛犬の名前を誰かに紹介する時に、「うちの子こんなに体が大きいからMax(マックス/最大)なの」と伝えれば相手もすぐに理解できます。
なおかつ外国語の響きで一味違う名前であれば、印象に残ること間違いなしです。

毛色

わんちゃんたちの毛色は1頭1頭異なりますよね。
毛の色は日本語で表すと、「シロ」「クロ」などよく聞く名前になりがちですが、外国語に変えてみるだけでもおしゃれでかっこいい響きになることも多いですよ!

英語:White(ホワイト)、ドイツ語:Weiß(ヴァイス)
フランス語:Blanc(ブラン) / Blanche(ブランシュ)

英語:Black(ブラック)、ドイツ語:Schwarz(シュヴァルツ)
フランス語:Noir(ノワール)

  • 茶色

英語:Brown(ブラウン)、ドイツ語:Braun(ブラウン)
フランス語:Brun(ブラン)、Marron(マロン)

  • 灰色

英語:Gray(グレイ)、ドイツ語:Grau(グラウ)
フランス語:Gris(グリ)

体格

大型犬や小型犬は、それぞれの体格に似あうような名前をつけてもおもしろいですね。

大型犬であれば、大きいという意味はもちろんのこと、どっしり構えた様子や将来成長した時をイメージすると良いでしょう。
小型犬の場合は、かわいらしく守ってあげたいという点を強調するか、小さいけれど勇敢な犬種ややんちゃな犬種であれば、元気があふれるような明るい名前をつけてあげるのもおすすめです。

  • 大型犬向け

英語:

  • Great(グレイト)、Big(ビッグ)…大きい
  • Max(マックス)…最大
  • Aaron(アーロン)…日光、高い山
  • Armin(アルミン)…偉大な
  • Brian(ブライアン)…力強い
  • Ethan(イーサン)…強い、強固な
  • Liam(リアン)…動揺しない守護者
  • Will(ウィル)、William(ウィリアム)…勇敢な守護者

ドイツ語:

  • Groß(グロース)…大きい
  • Bernd(ベルント)…強くて勇敢なクマ
  • Laster(ラスター)…トラック

フランス語:

  • Grand(グラン)…大きい
  • Lyon(リヨン)…ライオン
  • 小型犬向け

英語:
Tiny(タイニー)…プチ・かわいい
Wyatt(ワイアット)…小さな戦士

ドイツ語

  • Krümel(クレメル)…小さい者
  • Nina(ニーナ)…小さい女の子
  • Fee(フェイ)…妖精
  • Flegel(フレーゲル)…甘ったれ、チビ

フランス語:

  • Petit(プティ)…小さい
  • Lunette(リュネット)小さな月

愛犬との出会いやエピソードを由来にする

愛犬と初めて会った時の第1印象や、お家に迎え入れた日がどんな天気や季節だったかといった点を名前に反映させると、愛犬の名前を呼ぶたびに最初に出会った頃の優しい気持ちになれるかもしれません。

英語

  • Sky(スカイ)…空
  • Rain(レイン)…雨
  • Snow(スノウ)…雪
  • Blake(ブレイク)…美しい毛並み
  • Colin(コリン)…青春、子ども、勝者
  • Ryan(ライアン)…幼い王

ドイツ語:

  • Himmel(ヒンメル)…空
  • Abel(アベル)…しっかりとした
  • Carl / Karl(カール)…自由な者
  • Flocke(フロッケ)…フワフワとした
  • Gauner(ガウナ)…いたずら好きな
  • Genie(ジーニー)…天才
  • Hagen(ハーゲン)…若々しい、はつらつとした者
  • Kaiser(カイザー)皇帝
  • Lümmel(リュメル)…おバカ
  • Maja(マヤ)…望まれた子ども

フランス語:

  • Ciel(シエル)…空
  • Printemps(プランタン)…春
  • été(エテ)…夏
  • automne(オートヌ)…秋
  • hiver(イヴェール)…冬 
  • Julika(ユリカ)…フワフワした、柔らかい
  • Etoile(エトワル)…星
  • Liberte(リベルテ)自由
  • Reine(レーヌ)女王
  • 同じ綴りでも言語が違えば読み方が違う名前もある
  • 見た目からつけた名前は人に紹介する時にも相手が理解しやすい
  • 将来愛犬と歩んできた絆を確かめられる出会った時の印象を名前に取り入れるのもおすすめ

【おしゃれな犬の名前番外編】普段使いできる外国語のコマンド

飼い主にお手をしているマルチーズ

外国語での名前以外にも、普段から愛犬に出す基本の指示を、家族全員が最初から英語を始めとした外国語に統一しておくのもしつけの上では効果的です。

日本語であれば「待て」を伝えるにも、人によって「ちょっと待ってて」「待てだよ」など、言い方が異なるためにわんちゃんが混乱してしまうことがあります。

外国語の簡単な1フレーズに統一しておくことで、飼い主さんが発する音と身振りで、より早くわんちゃんが飼い主さんの伝えたいことを理解してくれるかもしれません。

普段使いできる外国語のコマンド

  • おすわり(Sit/シット)
  • 伏せ(Down/ダウン)(Lie down/ライダウン)
  • 待て(Wait/ウェイト)(Stay/ステイ)
  • おいで(Come/カム)(Come here/カムヒア)
  • (こっちを)見て(Look/ルック)(Watch me/ウォッチミー)
  • (部屋に)戻って(House/ハウス)
  • ダメ!(No/ノー)(Stop/ストップ)
  • よし!(OK/オーケー)
  • いい子(Good/グッド)(Good boy/グッドボーイもしくはGood girlグッドガール)

飼い主さんが出す指示は、愛犬にとって聞き取りやすく、短いものである必要があります。また、家族全員が馴染みやすいものと言えば、日本では英語が1番であることがほとんどでしょう。

単語を2つ組み合わせているものもありますが、抑揚や指示を出す時に「何だっけ?」と忘れてしまうようであれば、1つの単語だけで完結できるものを家族で選んでみてください。

また、外で指示を出す時に「英語だとちょっとカッコつけてるみたいで…」とためらってしまうと、愛犬は指示を理解できず、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

本来指示を出すことは、家族とわんちゃんが信頼関係を築き、トラブルを避けるためにマナーを理解してもらうための手段の1つであるので、日本語でも外国語でもお好きな方を選んでくださいね。

  • 日本語での指示の出し方が家族で入り乱れる時は、外国語のシンプルな単語で統一してみる
  • 覚えるのが難しい家族がいれば、できるだけ1つの単語で済むものを選ぶ
  • 英語での指示出しが難しい家族がいる場合は無理に外国語を使わず日本語で

まとめ:外国語を取り入れておしゃれな犬の名前をつけよう!

芝生でダックスフンドを抱いて休む家族

わんちゃんにつける名前も、指示出しに活用する外国語も、呼ぶ・指示を出す飼い主さんと呼ばれる・指示を出されるわんちゃんがわかりやすいものが1番です!

名前も複雑なものを選んでしまうと、家族の間での呼び方がバラバラになってしまったり、最終的にはニックネームだけで愛犬を呼ぶことになるケースも少なくありません。

あくまで愛犬の名前も指示の出し方も、「これ!」というものが決まれば、そのまま統一してあげましょう。飼い主さん自身のためにもわんちゃんのためにも、せっかく悩んで決めた大事な名前を、大切に呼んであげてくださいね。

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