犬が飼い主に甘えてこないときの理由6つ
1.信頼関係が築けていない?
「なぜ愛犬はあまり甘えてこないんだろう?」と悩む飼い主はいると思います。
そういったときは、残念ながら愛犬に信頼されていないのかもしれません。
基本的に甘えるという行動は、信頼している人に対してするものです。
私たち人間も、信頼している人じゃないと甘えられないですよね?犬も同じなんです。
また、信頼関係が築けていても愛犬が飼い主を頼りないと感じていると、甘えてこないことがあるそうですよ。
自分を守ってくれる存在の飼い主が頼りないと、自分で周りを警戒しないといけないので、甘えたくてもなかなか甘えられなくなってしまいます。
「愛犬が甘えてこないのは信頼されていないからなんだ……。」
そう落ち込んでいる人に朗報です。
実は、信頼しているからこそ甘えない、という犬もいるそうですよ。
飼い主を信頼していて安心しきっているからこそ、愛犬はまったりと自分のペースで自分のしたいように暮らすことができるといえます。
必要以上に甘えなくても飼い主との信頼関係は問題ない。そう感じているのかもしれませんね。
2.拗ねている
いつもは甘えたなのに、なぜか愛犬が全然甘えてこない。
そんなときは、拗ねている可能性がありますよ。
甘えてこなくなったと感じたときから、少し前のことを思い返してみてください。
何か、愛犬が拗ねるような出来事はありませんでしたか?
例えば、長時間お留守番をさせたとか、最近オヤツを我慢させてばかりいる。
イタズラをしていたので叱ったなどなど。
もし、思い当たることがありましたら、愛犬は拗ねているのかもしれませんよ。
いつもと様子が違うのにもかかわらず、原因が全く分からない場合は体調不良も考えられますので、しんどそうにしているときは念のため、病院に連れて行ってあげましょう。
3.苦手だと思っている
愛犬が飼い主のことを苦手だと思っていると、甘えてこない場合があります。
例えば、ふだん大きい声で話していることで愛犬をよく驚かせていたり、愛犬を可愛いからといってモフモフしすぎていたりすると、愛犬は飼い主のことを苦手だと感じて甘えてこなくなってしまうことがあります。
また、犬が苦手に感じやすいタバコやお酒などのにおいを飼い主から感じ取ることで、近寄らなくなってしまう場合もあるので要注意です。
愛犬が苦手だと思っている部分を改善することで、甘えてくるようになる可能性が高いので、何か思い当たることがありましたら改善してみましょう。
4.怖い・怯えている
厳しくしつけをしすぎていたり、愛犬に怖いと思われていたりすると、甘えてこなくなってしまいます。
例えば、私たち人間も好きな人に甘えたいと思っていても、その人が怒りっぽい性格だと近寄り難く感じますよね?
犬も同じように、飼い主のことは好きだけれどすぐに怒るから甘えづらい、そう感じる犬は割と多くいると思います。
「厳しくしすぎるから愛犬は甘えてこないのかな?」そう感じた場合は、愛犬が甘えやすいようにしつけの仕方を変えたり、飼い主から優しく撫でてあげたりするなどのスキンシップをしてあげてください。きっと、愛犬は少しずつ甘えやすくなると思いますよ。
5.もともとクールな性格をしているから
犬がクールな性格の場合は、信頼関係が築けていても甘えるという行為をあまりしないことがあります。
愛犬を見て「クールな性格だな。」と感じているのでしたら、甘えてこなくても問題ないといえますよ。
愛犬がなかなか甘えてこなくて少し寂しく感じるかもしれませんが、クールな犬でもちゃんと大好きな飼い主に甘えたくなるときはありますから、安心してください。
クールでツンデレな性格の犬は、ふだんクールな振る舞いをしている分、デレデレモードになったときはとても甘えたになることが多いです。
ですので、愛犬が甘えてきたときは思いっきり可愛がってあげましょう。
6.自立している
精神的に自立している犬は、大人びた振る舞いをしやすく、結果的に信頼関係を築けている飼い主に対してあまり甘えないことがあるそうですよ。
例えば、私たち人間が子供の頃は親に甘えてスキンシップをよくしますが、大人になるにつれて徐々に自立していき、親に甘えなくなっていきますよね?
犬も同じように、信頼している間柄でも、自立心がしっかりと芽生えることで甘えることが少なくなるといえます。
もちろん、自立していても甘えたな犬はたくさんいますので一概にはいえませんが、自立心が育っていくと飼い主と程よい距離感を保つ傾向にあるようですね。
ちなみに、人気の犬種であるチワワやプードル、柴犬は自立心が強いといわれていますよ。
チワワやプードルは甘えたなイメージがあるので、少し意外に感じる人もいるのではないでしょうか。
まとめ
犬が甘えてこないのにはたくさんの理由が考えられます。
まずは、愛犬がどのような性格なのか、愛犬にどう思われているのかを知ることが大切といえるでしょう。
もしかすると、信頼しているからこそ、あまり甘えてこないのかもしれませんね。