犬が横を向いて寝る時の心理1:安心している
横を向いて寝るという姿勢は、すぐに起き上がるのには適していませんよね。ですので、すぐに起きあがる必要のない時、すなわち安心している時に見せる寝姿勢だと言えます。
飼い主さんがそばにいたり、家の中を「安全だ」と認識しているワンちゃんは、このような心理で横になって眠るでしょう。
犬が横を向いて寝る時の心理2:足を伸ばしたい
伏せの状態では関節が曲がったままで足を十分に休めることができません。
立っている間も足に体重がかかりますよね。大事な足を休ませるために、横たわって眠るということが大切だと自然に行っている行為かもしれません。
愛犬が起きていれば、足の付け根などをマッサージしてあげると喜ばれますよ!(個体差があります)
犬が横を向いて寝る時の心理3:ちょっと暑い
ほとんどの犬は全身を被毛に覆われているため、体温調節を体表面からすることは難しいです。そのため暑いと感じれば「ハアハア」と口呼吸をして、皮膚の薄い腹部が空気によく触れるようにお腹を横にして寝ることがあります。
犬が横を向いて寝る時の心理4:夢を見ている
あなたは愛犬の寝言や夢を見ているところを見たことがありますか?
ワンワン、クーンなどと寝言をいうことや、足をバタバタさせて、まるで寝ながら走っているかのように見えることがあります。
そんな夢を見るのは横向きの寝姿勢のことが多く、よりリラックスできる姿勢だからこそなのかもしれませんね。
犬が横を向いて寝る時の心理5:おさまりが良い
例えば、ぬいぐるみやクッションなどを抱きかかえながら横を向いて寝ていることがあります。その姿勢が安定し、リラックスできるのでしょう。
眠るときにベストポジションを探すのはワンちゃんにも言えることなのですね。
注意すべき寝相がある!?
これまでは「犬が横を向いて寝る」時についてまとめてきましたが、それ以外の寝相もありますよね。その中でも、実は「病気や痛みを抱えているかもしれない」場合の寝相の例をご紹介したいと思います。
座ったままの体勢で寝る
いつもと愛犬の様子が違い(落ち着かない、じっとしている等)、「オスワリ」の状態のままウトウトと眠っている場合は危険です。
この体勢で眠るのは、かなり強い痛みや苦しさを我慢しているため、伏せて横になる体勢が辛いからだと言われています。
特に肺や心臓などに異常がある場合、横たわることはできません。よく観察して、異常が感じられるときは迷わず動物病院を受診しましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
犬が横を向いて寝る時の心理として、
- 安心している
- 足を伸ばしたい
- ちょっと暑い
- 夢を見ている
- おさまりが良い
の5つの例を挙げてきました。
愛犬や周りのワンちゃんが横向きで寝ている時に当てはまるものはありましたか?
他にも、犬の寝相によってその時はどんな心理かを考えるのもまた興味深いですね!