なぜ家族の特定の人にだけ吠えるの?
犬にとって苦手な特徴がある
愛犬が苦手だと思う特徴があると、たとえ家族でも怯えやすかったり苦手な人だと思われてしまったりすることがあるようです。
例えば、いつも大きな声で話す、すごく低い声で怒っているように話す、タバコを吸っている、など日常生活で犬が苦手に思う特徴はたくさんあります。
それらの苦手なものがいくつかあると、家族でも苦手だと思われて、吠えられてしまう場合があります。
犬を叩いたり雑に扱っている
私は小さい頃からずっと犬がいる生活を送っていました。
ただ、今と違って子供の頃は犬の扱い方がわからず、愛犬が悪いことをしたらしつけとして軽く体などを叩いていました。
愛犬は、私に毎回叩かれるので当然のように私を嫌うようになり、次第に吠えたり噛んだりするようになってしまいました。(今ではとても後悔しています)
このように、しつけとして愛犬を叩いていたりふだん雑な扱い方をしていたりすると、たとえ家族だとしても愛犬は自分を守ろうとして、吠えたり噛みついたりするようになってしまいます。
さらに、愛犬が自分よりも立場が低いと思っている人に叩かれると、より吠えるようになるので気を付けましょう。
家族と思っていない
私たち人間は家族のことを家族だと分かっていますが、犬は一緒にいる時間が短い、家にあまりいない家族を、家族だと認識しないことがあるようです。
例えば、朝から夜遅くまで仕事で家にほとんどいない父親は、愛犬から見ると家族というよりも、家に来たお客として認識していることがあるようです。
犬は家にお客がくると吠えることがありすよね?
同じように家族をお客として見ていて、吠えているのかもしれません。
犬が特定の人に吠えないようにするための改善法
遊んで仲良くなる
愛犬に家族として認識されるためには、信頼関係を築くのが一番です。
特に日頃よく遊んであげていると、愛犬は一緒に遊んでくれる仲の良い存在と思うようになります。ですので、犬と一緒にいる時間を増やしたり遊んであげたりすることで、犬はその人に対して吠えにくくなります。
犬が苦手だと思う部分を改善する
犬に苦手な人だと思われて吠えられている場合は、犬が苦手だと思っている部分を改善することで吠えられないように改善できます。
苦手なものは犬ごとに違いますが、基本的に苦手だと思いやすいものは共通しています。
例えば、特定のニオイが苦手だったり、声の大きさや高さ、犬がビックリするような動き方(急に動くなど)だったりなど。
犬が苦手だと思う原因はたくさんあるので、ふだんの行動を振り返って改善できるところを探してみると良いと思いますよ。
ちなみに、タバコやお酒のニオイが苦手な犬は多く、それらを改善するとすぐに状況が良くなることがあります。
犬への接し方を変える、叩かない
愛犬を雑な手つきで扱っていたり、叱るときにしつけとして叩いたりしていると、犬は吠えたり噛みつくようになってしまう可能性があります。
ですので、愛犬が悪いことをしても叩かない、雑に扱わずに優しく接するということを常に意識しましょう。
散歩に行って、家族だと認識してもらう
愛犬と信頼関係を築く、家族、仲間として見てもらうための方法として散歩はとても効果的です。愛犬に吠えられている人と愛犬だけで散歩に行くのは、おそらく難しいと思いますので、愛犬がリーダーだと認めている家族と、一緒に散歩に行くようにしましょう。
頻繁に散歩に行くことで、少しずつ愛犬に家族だと思われるようになり、吠えられにくくなりますよ。
まとめ
犬は家族でも特定の人に対して吠えることがありますが、それにはいくつかの理由がありました。吠えられないようにするためには、愛犬の苦手に感じている部分をなくしたり、信頼関係を築いたりすることが大切となります。
きちんと愛犬と向き合うことで、吠えられにくくなることでしょう。