犬が部屋の隅にいくときの心理1:怖いから
部屋の中に居て他に逃げ場所がない場合、恐怖の対象から逃げるために部屋の隅まで移動することがあるでしょう。
部屋の隅のほうでプルプル震えていたり、怯えた目つきで様子を伺っている時は「怖い」と思っているのです。恐怖の対象を素早く取り除いてあげると、頼りになる飼い主さんと思ってくれるでしょう。
犬が部屋の隅にいくときの心理2:静かにしたいから
一緒の空間にいる家族やお客さんから距離を取りたい場合や、少し離れた所で静かに休みたい場合、部屋の隅の方で寝ていたり、こちらの様子を伺うような仕草を見せることがあります。
部屋の隅で落ち着いている場合、そっとしておいてあげるのが望ましいですね。
犬が部屋の隅にいくときの心理3:お気に入りの場所だから
私たち人間でも「隅っこや狭いところが好き」という人がいるように、犬の中にも隅っこが好きなワンちゃんもいます。壁に囲まれる安心感が隙なのでしょうか?もし愛犬が部屋の隅をお気に入りの場所にしていると気づいたら、そこに寝床を作ってあげると喜んで使ってくれるかもしれませんね。
犬が部屋の隅にいくときの心理4:体調不良だから
体のどこかに異変がある場合、隅っこの方で丸まったり、じっとしていることがあります。部屋の隅は比較的静かで、人通りもないので、安静にしたい気持ちから隅っこに移動するのでしょう。
特に、脳に異常がある場合、目がクルクル回ったり、平衡感覚がなくなるという症状が出ることがあります。そうすると、部屋の隅に頭をもたれ掛けるようにじっとしていることもあるようです。このような症状で「様子がいつもと違うな?」と少しでも感じたら、動物病院を早めに受診することをお勧めします。
犬が部屋の隅にいくときの心理5:認知症だから
犬にも人間と同じように、脳の病気や加齢によって「認知症」になることがあります。その症状の一部として、
- 家具の隙間などに潜り込んで出られなくなる
- 直角の場所(部屋の隅、曲がり角など)で方向転換ができなくなる
というような行動が見られるそうです。認知症は徐々に進行するので病状に気づきにくい場合もありますが、「最近、理由もなくよく部屋の隅にいるな」と感じたら、認知症の可能性もあることを頭に入れておきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- 怖いから
- 静かにしたいから
- お気に入りの場所だから
- 体調不良だから
- 認知症だから
の5つを挙げてきました。あなたの愛犬や周りのワンちゃんが見せてくる仕草はありましたでしょうか?隅っこが大好きなワンちゃんは、そこにベットや毛布を用意してあげたりすると喜んでくれるかもしれませんね。また、体調不良や病気が原因で、部屋の隅に行くこともありますので、原因をしっかり見極められるようになりたいですね!