ポーカーフェイスな犬種①「グレートデン」
大きなカラダとクールな表情が魅力のグレートデンです。垂れ耳と立ち耳の2タイプがある理由は断耳によるものです。経ち耳であるグレートデンは断耳が行われています。断耳が行われることが一般的である国もありますが、健康上の理由で獣医師が行うこと以外を禁止や制限されている国もあります。
グレートデンの特徴
- 体高 76cm~100cm
- 体重 オス54kg~90kg、メス45kg~68kg
- 寿命 7年~10年
- 被毛 光沢のある短毛でやわらかく細い
- 毛色 ブラック、ブリンドル、フォーン、ブルー、マント、ハールクイン
カラダの大きな犬として知られていますが、最少の体高は71cm~76cm、最少の体重は45kg~54kgとされています。スタンダードの体高や体重の指定はないのですが、91kgの体重であるオスもいます。
グレートデンの魅力
優しい巨人との呼び名もあるほど大きなカラダと穏和な性格を持ち、家庭で暮らす犬としてとても適しています。友好的なので、他の人や犬、野生動物に対しても穏和に接することができます。稀に攻撃的な性格である個体もいますが、本当に稀のようです。
ポーカーフェイスな犬種②「イタリアングレーハウンド」
IGやイタグレなどと略して呼ばれることも多いイタリアングレーハウンドですが、祖先はグレーハウンドであるとされています。古代エジプトや紀元前のローマの遺跡などからイタリアングレーハウンドに似た犬を描いた絵画が発見されており、とても古い時代から人間と共に暮らしてきたのだということがわかります。
イタリアングレーハウンドの特徴
サイトハウンドというグループに分類されているのですが、その中で最も小さな犬種です。祖先であるグレーハウンドから譲り受けた、両手と両足を揃えて飛び跳ねるように走るというスタイルを持っています。耳は垂れ耳の個体もいますが、生まれたときから立ち耳である個体もいます。
イタリアングレーハウンドの魅力
とても穏やかで優しい性格で、他の人や犬とも仲良く過ごすことができます。短毛で抜け毛が少ない分お手入れがしやすいです。毛色は、フォーン・レッド・グレー・ブルー・クリーム・ホワイトなどがあります。
ポーカーフェイスな犬種③「ボルゾイ」
細身なカラダのボルゾイですが、運動量を必要とする大型犬です。1時間から2時間程度のお散歩を毎日させてあげる必要があります。思いっきり走ることができるよう、定期的にドッグランへ連れて行ってあげたいほどです。美しい立ち振る舞いからも想像できるように、とてもプライドが高い犬種です。子犬のうちから正しいしつけをし、飼い主さんが信頼できるリーダーであることが大切です。
ボルゾイの性格
そっと人に寄り添っていることが好きです。室内で過ごしている間は、とても優雅でリラックスした姿を見せてくれます。しかし、本来は好奇心旺盛な遊び好きな犬種なので、すれ違う他の犬や小動物に対して狩猟本能が出てしまい、獲物として追いかけてしまうことがあります。
ボルゾイの特徴
細身のようでガッチリとして骨格と筋肉を持っています。とにかく走るのが速く、私たち人間では追い付くことができないほどです。体高はオスが75cm~85cm、メスが68cm~78cmが理想であるとされています。
ポーカーフェイスな犬種④「ワイマラナー」
原産国はドイツで、猟のときに優雅な働きをするための犬として作り出されたそうです。猟は庶民の遊びとして利用されておらず、上流階級である貴族たちが飼育することができる犬だったということもあり、とても厳重な繁殖と管理が行われていたようです。伝説の猟犬と呼ばれていたほどです。
ワイマラナーの飼い方
とにかくたくさんの運動量を必要とし、運動不足から欲求不満になると、物を破壊したり攻撃性を増したりなどの問題行動を起こしやすくなります。飼い主さんと一緒に運動することが大好きなので、朝晩1時間程度のお散歩やドッグランで一緒に走ってあげるなど、飼い主さんにも十分な体力が必要です。
ワイマラナーの特徴
自分自身で物事を考えるという能力に優れており、猟や運動をすることが大好きです。賢く、飼い主さんや家族に対してはとても愛情深く接します。その一方で保守的な一面もあり、他の人や犬に対しては強い警戒心を持つことがあります。
まとめ
ポーカーフェイスな表情がカッコイイ犬種をご紹介しました。普段はポーカーフェイスな犬も笑顔を見せてくれるととても可愛いですよね。