ドライヤーをかける時のNG行為1:うるさいドライヤーを使う
犬の聴力は人間の4倍と言われていて、特に高音が私たち人間よりも良く聞こえるそうです。
ですので、「ウィーン!!」と大きな高音を立てて稼働するドライヤーは、私たちにとっては我慢できる程度の音に感じても、犬にとっては「爆音」に聞こえているのです。そのような爆音を奏でるよく分からない機械を何分も当てられると、相当なストレスに感じますよね。
人間用を使うならばできるだけ静穏タイプのドライヤーを使うか、ペット用のドライヤーは静穏タイプのものも多く発売されているので、そちらを購入したりするようにしましょう。
ドライヤーをかける時のNG行為2:皮膚に近づけて当てる
犬の濡れた毛を早く乾かしたいために、HOT(高温)設定で皮膚に近づけて乾かしていませんか?ドライヤーの吹き出し口付近は約80℃にもなるそうで、一定時間当てられるとと非常に熱いですし、火傷を負うおそれもあります。
HOTにして当てる場合、目安としては犬の身体から30cm以上離してドライヤーをかけてあげるようにしましょう。
ドライヤーをかける時のNG行為3:正面から風を当てる
犬の正面(顔側)からドライヤーの風を当てると、ビックリしてしまったり、目に風が当たって不快に思います。
犬にドライヤーをかけてあげるときは、背中やお尻の方から優しく風を当ててあげるようにしましょう。
ドライヤーをかける時のNG行為4:無理やり押さえつける
ドライヤーをかけるとき、犬が嫌がって逃げ出そうとするので押さえつけた・・・そうすると余計にドライヤーに対する恐怖心が募っていしまい、次回はドライヤーを見ただけで逃げ出してしまうかもしれません。
押さえつけるのではなく、犬が逃げ出せないような高さのある台の上にのせたり(落下に十分注意)、上手くハンドフリーのドライヤーを使ったりして、嫌がらないようにしたいですね。
ドライヤーをかける時のNG行為5:タオルドライをしない
濡れた毛をあまり水分を取らずにドライヤーをすると、とても時間がかかります。ドライヤー前にひと手間「タオルドライ」を加えるだけで、ドライヤーによる乾燥時間を減らせます。
便利な吸水タオルなども手ごろな価格で入手できますので、そのようなアイテムを使ったりしてササッとドライヤー前に十分に水分を取るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?犬にドライヤーをかける時のNG行為のおさらいとして、
- うるさいドライヤーを使う
- 皮膚に近づけて当てる
- 正面から風を当てる
- 無理やり押さえつける
- タオルドライをしない
の5つを挙げてきました。ご自身でも気を付けていたことはありましたか?
これからおうちで愛犬にドライヤーをしてあげる時は、この記事で挙げた点に注意してみてくださいね。私も気を付けます!