犬の留守番は何歳から始めるべき?適切な時期や考え方

犬の留守番は何歳から始めるべき?適切な時期や考え方

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犬を飼っていても私たち飼い主は一日中家にいられるとは限りません。仕事や買い物、お出かけなど犬を連れて行くことができないところは多いですし、留守番をしていてもらわなくてはならない時もあると思います。では、犬はいつ頃から留守番をできるのでしょうか?

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犬の留守番に最適な時期とは?

首をかしげるジャックラッセルの子犬

いつ頃から犬がきちんと留守番をできるようになるのか、というのは年齢や月齢ではなく、どれくらい留守番をするための条件をクリアできているかということが大切になります。子犬であっても譲渡などで引き取った成犬、シニア犬であってもそれは同じことで、まずはどの程度家の中の環境に慣れているかが重要なポイント。そして飼い主との信頼関係も大きく影響します。

家の環境にしっかりと慣れ、飼い主との関係が築かれていなければ留守番をスタートするのはむずかしいでしょう。飼い始めたばかりの犬にいきなり留守番をさせるということは大きな不安を与えることになります。突然知らない場所に連れてこられ、知らない人と生活をはじめることになり、そしてその人は急にいなくなってしまい、いつ戻ってくるのかわからない。そんな心境で過ごす時間は犬にとって不安で苦痛で仕方ないかもしれません。そのため、安心して留守番の時間を過ごしてもらうためにはまずは環境づくりと入念な準備が必要なのです。

犬に留守番をさせるための準備・ルール

ケージの中にいる柴犬

安心して過ごせる場所を用意する

犬に留守番をさせるためにはまずその場所を犬にとって快適で居心地のいい場所にしなくてはいけません。留守番中に過ごす部屋やケージの中でおやつを食べたり遊んだり休んだりすることに慣らして、「自分だけの空間」「落ち着ける空間」にしてあげることが大切です。

飼い主は必ず帰ってくることを教える

留守番を始めたばかりの犬にとって最も不安なことは、いつまでひとりで過ごすのかわからないということです。私たち人間は留守番をさせる理由や帰宅時間がわかっていますが、そういった事情を犬が理解することはできません。「すぐに帰ってくるからね」と優しく声をかけたところで伝わりませんし、犬の不安を拭うことは出来ません。そのため、まずは家の中で飼い主と離れて過ごす時間をつくることから始めて少しずつ「ひとりでいる」ことに慣れてもらいましょう。留守番の時間もほんの数十秒や数分からスタートし、飼い主は家を出て行っても必ず戻ってくるということを何度も何度も体験させて自信をつけさせるのです。その時間を少しずつ伸ばしていくことで、長い時間の留守番でも犬は安心して飼い主の帰りを待つことができるようになります。

いたずら・誤飲防止対策

犬が環境に慣れて飼い主との関係性が出来上がってきて留守番を始めるだけの条件が整ったら、今度は安全に留守番させるための準備が必要です。いくら安心して過ごすことができるようになったと言っても、時間の感覚が正確にはわからない犬は急に不安になったり退屈をしてしまうこともあると思います。その時にしてしまうのがやはりいたずらです。噛んだり飲んだりしては危険なものは絶対に届かない場所に置いたり、キッチンなど危険な場所には入れないようにガードしたりと始めのうちは不安要素は全て取り除くつもりで対策を取りましょう。

犬にあえて留守番をさせる必要はある?

寝そべってボールで遊ぶ茶色い犬

家族のうちの誰かが必ず家にいることができる場合など、犬にあまり留守番をさせる機会がないという飼い主もいると思います。実際犬を飼い始めたばかりの人から「留守番の練習はした方がいいのか?」と聞かれたこともあります。そう聞かれた時、私は必ず練習しておくべきだと答えました。留守番の習慣や経験がない犬は、予定外の出来事などで留守番が必要となった時非常に大きな不安を抱えることとなり、分離不安の症状を見せることもあるからです。いつもいつもそばにいる飼い主が、理由もわからず家を出ていきいくら待っても帰ってこない。それはひとりの時間に慣れていない犬にとっては大きな恐怖となります。

普段は留守番の必要がなくても、冠婚葬祭など事前に予定が分かっていることだけでなく、事故などの急なトラブルや災害などで飼い主と離れなければならない事態を想定し、日頃から少しでも留守番の習慣をつけておくことはいざという時に愛犬を不安にさせないために大切なしつけのひとつです。

犬にとって留守番とは?

ぬいぐるみの綿を出しているミニピン

犬にとって留守番という時間はどういったものなのか、それはそれぞれの犬によって異なりますし実際に話を聞くことはできないのでわかりません。特に犬を飼い始めたばかりの飼い主の中には「留守番をさせるのはかわいそう」と思ってしまう人も少なくないようです。しかし、四六時中ずっとそばにいることだけが犬にとっての幸せなのかというと必ずしもそうではないと思います。少し前に留守番中の動物たちの様子を描いた『ペット』という映画がありましたが、そこで描かれているように飼い主が出て行った部屋で思いのほか楽しく快適に過ごしているかもしれません。

長い時間を一緒に生きていく愛犬ですから、そばにいられる時の幸せだけでなくひとりで過ごす時間の楽しみ方も教えてあげられることができるのがベストだと筆者は考えています。一緒の時間も、ひとりの時間もそれぞれの楽しみを持つことができれば愛犬の一生はより充実すると思います。これから愛犬に留守番をさせてみようと考えている人も、すでに愛犬は留守番に慣れていると思っている人も一度留守番時間の質や環境についてじっくりと考えてみてはいかがでしょうか?

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