犬を留守番させるときは注意しよう!
あなたは愛犬をお留守番させるときに注意していることはありますか?愛犬が家の中に1匹(犬だけ)の状態でいることには、様々な危険が潜んでいます。
そして、飼い主さんがお留守番中にやってはいけないことがあるのです。今回は、「犬を留守番させるときにやってはいけないこと」をテーマに、飼い主さんかやってはいけないことを4つ挙げていきます。
ではさっそく、見ていきましょう!
①誤飲しやすいおもちゃを与える
「お留守番中は退屈だろうから、おもちゃをたくさん置いていってあげよう!」と考える優しい飼い主さんも多いと思います。
ですが、おもちゃによってはとても危険なのです。特に若くて活発、好奇心旺盛なワンちゃんは、どんなおもちゃでも噛みちぎって遊んでしまう場合があります。
ですので、ゴム(噛みちぎりやすく飲み込んだ場合消化器官に詰まりやすい)や、動物の骨(破片は鋭くなり喉や消化器官に刺さる可能性がある)を素材とするおもちゃは避けるようにしましょう。
監修ドッグトレーナーによる補足
日々使用していると劣化して誤飲へと繋がる可能性もあります。おもちゃは消耗品ですので、壊れる前に新しい物へと交換しておきましょう。
②キッチンに入れる状況にする
キッチンには犬の好奇心をくすぐるものがたくさん存在しています。例えば、生ごみの入った三角コーナーやゴミ箱、袋に入った食べ物…などを誤飲してしまって窒息や中毒症状になってしまう恐れがあります。
他にも、最近のニュースでも報道されていましたが、留守番中のワンちゃんが誤ってコンロのスイッチを前足で触ってしまい火がつき、火事になったという怖い事故もありました。
このように、キッチンには危険がたくさん潜んでいますので、キッチンには入れないようにして未然に事故を防ぐことが有効です。
③ケージに閉じ込める
「お留守番はケージに入れるのがよい」というしつけ本も昔はありました。ですが、犬の権利やストレスの面から考えて、室内をある程度自由に動くことができることが望ましいです。
犬にとってケージ(ハウス)が居心地が良いとは限りませんし、犬は自分で涼しい場所や暖かい場所、自分にとって快適なお気に入りの場所を見つけることができます。
入ると危険な場所や部屋は行けないように工夫して、犬が自由に過ごせるようにしてあげましょう。
監修ドッグトレーナーによる補足
自由にさせるには日ごろのしつけが必要です。いたずらや粗相のしつけを怠った結果、帰宅したら家が悪い意味でリフォームされていた!なんてケースも…
壁を削られたり、ソファーをボロボロにされないように日ごろからしつけをしておきましょう。
④室温管理を怠る
特に夏場は室温が30度を超えることはよくありますよね。
外出前にバタバタしていてクーラーをつけるのを忘れてしまっていたり、クーラーをつけたけれど1時間後に切れてしまう設定だった…なんてミスもあります。
犬は自分でクーラーをつけたり外へ避難したりすることができませんので、高温の部屋でじっと耐えるしかありません。
その結果、熱中症で命を落としてしまったワンちゃんもいるのです。夏場は特に意識して温度管理をしてあげましょう。
また、冬でも寒さに弱い犬種にとっては辛いものです。犬用のヒーターやこたつなどを上手く利用して、火事にならないように注意しながら温度管理をしてあげましょう。
監修ドッグトレーナーによる補足
「ちょっとしか出ない」「すぐに戻る」と思って出かけても、出先で色々用事が増えるかもしれません。たとえ短時間のお出かけだとしても、温度管理をしてから留守番をさせてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あなたもついやってしまっていることはありましたか?
お留守番はワンちゃんにとっても大変なことです。飼い主さんがいない寂しさや退屈から、思いもよらない行動をすることもあります。
いつも万全の対策をして家を出る習慣をつけたいですね。ワンちゃんたちが安全、快適にお留守番を頑張れますように!
ユーザーのコメント
女性 匿名
これだと室内での危険は避けられますが、紫外線などの危険は避けられません。ですが、脱走する事も視野に入れておかなくてはならず、実際に逃げてしまい大変心配しました。幸いに怪我も無く迎えに行けました。反省しています。
30代 女性 匿名
執筆者は他の記事でもケージはかわいそうと書いていましたが、ウチの子はフリーにして出かけると不安から鳴き出します。(普段滅多に、というかほぼ吠えない子ですが)
ケージに入れてのお留守番だと、私が出かけて程なくして寝ています。(モニターカメラで何度も確認済み)
起きても少しおもちゃで遊んだらしてからやはりまったりしてるか寝たりしてます。昔は留守番時もフリーに慣れさせようかと思いましたがやはり不安のようなのでケージで留守番してもらってます。
温度管理などは考えますが、地震があったときのことなんかを考えても屋根付きのケージだと安心です。
また"もし自分が狭いとこに閉じ込められてたらどう思いますか?云々"と書いてらっしゃいましたが、それは擬人化だと思います。
ヒトと犬は違いますよ。
狭いところは、犬は落ち着くんですよ。
だって執筆者さんのいう通りだとしたらクレートに入れての旅行も、狭いとこに閉じ込められてかわいそうということですよね?
そんなことないですよ。
クレートやケージでゆっくり自分の時間を過ごさせることができたらお互いとてもラクです。
もちろんその後は沢山遊ばせたり、触れ合うことを目一杯します。(というか我が家も留守番や掃除しているとき以外はフリーです)
メリハリが大切だと思います。
完全に室内フリー主義でもいいと思いますが "かわいそう"というのはあなたが決めることではありません。
40代 女性 サクラワンコ
30代 女性 匿名
もう一匹は部屋でフリーにさせて留守番をさせても自分で居心地のいい場所を見つけて大人しくしているみたいです。
留守番時にケージに入れるのも、部屋でフリーにさせておくこも、ワンコの性格によりけりなんでしょうね。
50代以上 女性 マロンママ
犬は狭いところがいいとは限りません。
ケージに入れてた頃の方がトイレ失敗やストレスが多かったみたいですが、今は全く何もイタズラしないで毎日12時間留守番してます。
50代以上 女性 匿名
30代 女性 匿名
40代 女性 匿名
サークルが安心出来る場所という躾じゃないですか?
お水も飲めて、排泄も出来て、室温管理も出来ていれば、問題ないかと思います。
『閉じこめている』のとは少し違うと思います。安全管理だと思います。
30代 女性 匿名
二頭とも仕事で出掛ける時間になると自分からサークルに入ってクッションの上で丸くなって入り口を閉めるのを待ってます。
以前フリーにしてお留守番させたのですが三日目位から情緒不安定になって体調も少し悪くなってきたのでやめました。
わざわざしつけたわけではないのですが決めつけないでその子の性格に合わせてあげるのが一番なのではと思います。
50代以上 女性 ウニ
40代 女性 匿名
50代以上 男性 匿名
ようは小さい頃から留守番の時にゲージに入れる習慣付けをするかどうかだと思います。
40代 女性 匿名
人間と犬は違うけど…喜怒哀楽もちゃんと人間と同じようにあるんだし怖がりな性格人懐っこい性格それぞれ人間と同じように性格だって違うんじゃないでしょうか?
その子達の性格を一番わかっているのは飼い主です!
子どもの教育の仕方も違えば育つ環境もあるはずです。ワンちゃんだって同じだと私は思っています!
虐待やいじめたりしない限り飼い主さんの育て方躾方で(自由)良いのではないでしょうか?
40代 女性 ドリママ
骨折でもしたら大事です。自由にしなければかわいそうというのは人間の感覚なのではないでしょうか?犬はあまり広いスペースは落ち着かないと思います。
50代以上 男性 ysyk1966
③は疑問を感じます。
犬種や時間などによるとは思いますが、ケージNGは、人間の感覚だけで解説されている様
に思えます。筆者の思い込みだけでない理由の解説が欲しいです。
動物の虐待などは、もってのほかですが、人間の概念の権利とかを動物にあてはめるのは
違和感しか感じません。ケージではなくサークル活用などの方法を提案頂いたほうが説得
力が増すのでは。
40代 女性 匿名
最後に私が家を出るのですが、私が化粧を始めて、口紅をし始めると上の子がゲージに入り、下の子もマネしてゲージに帰ります。勿論その前にチャンとウンチをしてくれます。
私達のご飯の時、お風呂に入る時も、その空気を察してゲージに帰ります。私が部屋にいる時間はフリーで二人仲良く遊んで、遊び疲れると私の膝の上でくつろいでいます。
かわいい2匹のチワワに癒しの時間をもらっています。
50代以上 女性 匿名
40代 女性 バボママ
ペット先進国では虐待ともとられないことを日本では平気でしていますので、もう少し勉強が必要です。
日本に帰るとそういった勉強不足の人たちを見て、本当に苦しい思いをします。
ケージが落ち着くわんこもいると思いますが、その場合、わんこが自由に出入りできるよう、ドア閉めないでくださいね。サークルもしかり。カメラを録画にしてセットしていく、またはwebカム設置をお勧めします。
飼い主が思っているのと違ったりすることが多いですよ。
10代 女性 みー
40代 女性 はるぽん
執筆者さんは『ケージに閉じ込める』と、書いています。
ケージがいけないのではなく、犬が出たいときに出れるよう閉じ込めることはしないほうが良いということを伝えたかったのではないでしょうか。
例えば夏場のお留守番時に急な停電などでエアコンが停止しても、犬は涼しい場所に移動できますものね。
50代以上 女性 M
ブルドッグちゃんは、分離不安ではありませんか?飼い主と離れることに不安があって、破壊行動や吠えがあるのであれば、グッズは意味がないと思います。専門のトレーナーさんや動物病院で相談されてみてはいかがでしょうか。
50代以上 女性 匿名
あと私達の食事の時もです。
かわいいワンちゃんたちもいろいろな性格があると思います。
だからその家庭に合ったやり方が一番だとおもいます。
もちろんそれ以外はオールフリーで自由に走りまわってますよ。
30代 女性 匿名
なので読んでて違和感を感じました。
ペット初心者の私が、飼い始めの時に買った本に留守番の時はケージにいれるようにと書いてあったので……。
一歳ですが、外出の際ケージに入れるとすぐにベッドで横になってます。
入ってないときは外の音に反応して吠えてしまいますが、入っていると大人しいです。
40代 女性 匿名
不在時に吠えたり、暴れたりされるのは困るからケージに入れるんですよね?
それなのに、執筆者さんを批判するのはちょっと違う気がします。
そもそもケージに入れてお留守番させる事が最初の問題なのではなく、ケージに入っていないとお留守番出来ない状態にしてしまった事が問題なのではないかと思うからです。
執筆者さんも閉じ込めるのはよくないと言ってるだけなので、ケージの中で落ち着くようなら、閉じ込めるのではなく自由に出入り出来るように扉を開けてケージを置いておいてあげればいいと思います。
その子にとってケージの中の方がいいなら、扉を開けておけば勝手に入って落ち着きますよ。
30代 女性 Yちゃん
筆者の方の言葉の選び方の問題ですよね?
大人とか子供とか言うつもりはありません
筆者の方、読者の方どちらの肩もつつもりもありません
でもみんなに伝えたいことくらい
皆さんなら推測して理解くらい出来ますよね?
筆者の方もひとつの命にたいする思いで
書いたんだとあたしは思いました!
人間と犬や猫、様々な動物
姿や形、言葉に環境それぞれ違うけど
「命」です
筆者の方の観点、読者の方々の観点
違うところはあるけど
他人の意見に驚きや閃きがたくさんあって
その発想を活かせることが出来れば
素晴らしい命を守ることへ繋がるかも知れません
だいすきな家族のために
ひとりの言葉、行動で
家族が暮らしやすい、住みやすい環境を
つくっていきましょ?
綺麗事だとか理想論だって言われても
綺麗事から始めて何が悪いの?
理想を現実にするために手を取り合いましょうって話でしょ?って言いましょ!
長々と失礼しました。
50代以上 女性 S mama
そもそも筆者は “ケージで留守番”させる事が良くないと言っているんじゃないですよね?
“ケージに閉じ込める留守番”が良くないと言っているんです。
主の留守中はケージに入っている方が落ち着くという子ならば、わざわざケージの扉を閉めなくても自ら望んでケージの中にいるでしょう。
ケージの中にいないと落ち着かないと言うのは上の方も書いておられるように、そのワンちゃんにとってそれだけ家の中が落ち着く場所ではないと言う事なのではないでしょうか?
パピー期の子ならばそれもまだ仕方のない事だと思いますが、成犬になってもそれではそちらの方が問題な気がします。
しっかりしつけの出来ている子ならば留守番中に近所迷惑になる程 吠えたり鳴いたりする事もありませんし、悪戯に悩まされる事もありません。
そして何より、何か不慮の事態が起こった時でも、愛犬は自分の身を守る為に隠れたい場所や体調管理をしたい場所に自ら行く事が出来るからです。
真夏や真冬の留守中に万が一 停電や故障などでクーラーが止まったら?
もし大きな地震があって恐怖を感じた時にどこかに隠れたくなったら?
それでも “ケージの中に閉じ込められた”ワンちゃんにはどこにも逃げ場がないんですよ?
ウチの愛犬は8歳ですが何年も前にケージは片付けてしまいました。
普段4時間以上の留守番をさせないようにと気を付けていて滅多にそれ以上の留守番はさせておりませんが、留守番させる時は完全フリーでお留守番させています。
勿論、愛犬のベッドやプラスチック製の頑丈なクレート(扉は外しており出入り自由)は置いてありますが。
留守番カメラでちょこちょこ愛犬をチェックしていて分かったのは、留守番中の大体が自分のベッドで寝ている事です。
何か不安だな~と思う事があった時なのかは分かりませんが、自らプラスチック製のクレートに入って寝ている事もあります。
もし万が一の事態でクーラーが止まってしまったとしたら、真夏なら多分 冷たい床の部分を探してそこで何とか体を冷やすでしょうし、冬場ならロール型のベッドの中に潜り込んで体を暖めるでしょう。
雷がとても嫌いな子なので、突然の雷雨になったらきっといつも雷雨の時に隠れている隠れ場所に隠れるでしょう。
今のところ、そういう万が一は起きていないのであくまで予想でしかないですが、完全フリーにしていればそうして愛犬が自ら普段 頼りにしている場所に行く自由を得られるのです。
すぐ近くまでのちょっとの留守番だから……
そう思っていても、一歩 外を出たら何があるか分からないですし絶対なんて無いのですから、クーラーが止まってしまうかもしれない、地震があるかもしれない、もしかしたら思ってたより長い留守番になってしまうかもしれない。
常にそれを念頭に置いて留守番させなければならないように思います。
現にウチで実際にあった事なのですが、近くのホームセンターに買い物に行ってすぐ帰る予定だったのが、そのホームセンターの駐車場内でよその車に追突されてしまい、警察を呼んで何だかんだと3時間近く掛かった事がありました。
幸いその時は愛犬も一緒だったのでお留守番中とかではなかったのですが。
家族みんなで出掛けた出先で事故に巻き込まれてすぐに帰れないどころか、そのまま入院になってしまったら……
万が一 大きな震災などが起きて帰宅困難になり、家族の誰一人すぐには帰れなかったら……
少しでもそういう想像を働かせてみれば、ケージに閉じ込めるお留守番が如何に危険な事か! 虐待にも成りうる事か分かって頂けるのではないでしょうか?