遠くから飼い主を見ている心理1:観察している
飼い主さんの行動や様子を見て「今何しているんだろ?」と観察をしています。同じ空間にいる人のことが気になっていたり、飼い主さんの行動を見て「出かけるのかな?」「お散歩の時間かな?」「なんか美味しそうなもの食べてるなぁ」など、自分の参加できそうなことがないか見ているのでしょう。
この場合は、一緒に遊びたかったり、一緒に美味しいものを分け合って食べたいと思っていたりするので、愛犬が一緒にできそうなことの場合は「おいで♪」と呼んであげて楽しみを分かち合うとより一層仲良くなれるでしょう。
遠くから飼い主を見ている心理2:「大好きです!」と伝えている
穏やかな笑顔で遠くから飼い主さんのことを見ている場合、「飼い主さんのことが大好き!」といった心理から見つめていると言えます。
私たち人間も、好きな相手をつい見つめたり目で追ってしまったりしますよね。犬も同様に、大好きな相手を目で追ったり見つめたりします。普段から仲良しな相手を、遠くから見つめることは「大好きだよ!」と愛情を表しているのです。
遠くから飼い主を見ている心理3:何かをして欲しい
例えば、ごはんの支度をしている時や、出かけようと準備をしている時などに、飼い主さんの方を遠くからずっと見つめていることはありませか?そんな時は、「僕(私)もごはん欲しいな」「僕(私)も外に行きたいな」と目で訴えているでしょう。
賢いワンちゃんは、吠えたり飼い主さんに近寄ったりする方法でアピールしません。
遠くから「目線」で訴えてきます。可愛い目で飼い主さんを見つめれば、お願いを聞いてもらえると分かっているからこそ出来る戦略でしょうか?賢いですね。
我が家の愛犬は、ごはんの支度をしていると、キッチンから遠く離れたソファーの上から人がちょうど見えるポジションで、じっとこちらを欲しそうな目で見ています。毎回ちょうど視界に入る所にいるので、可愛いなと思います。
遠くから飼い主を見ている心理4:威嚇している
家族に迎え入れてまだ日が浅かったり、飼い主さんにまだ慣れていなかったりする場合、じっとこちらを見つめるのは「敵意がある」ことを表すことがあります。
犬同士では、目線をじっと合わすことは「あなたに敵意がありますよ」「近づかないで」ということを表します。あまり仲良くないワンちゃんに見つめられたときは、目線を合わさずに、そっとしておいてあげるのが得策です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いろんな場面で愛犬に見つめられることがあると思いますが、「遠くから見つめてくる」のには色々な意味があったのですね。これから愛犬が遠くから見つめてきた時には、「どんな気持ちなのかな?」と想像してみると楽しいですね。
ワンちゃんたちは人間の言葉は話すことができないけれど、「目」で会話できます。愛犬の仕草や目線を上手く読み取って、コミュニケーションできるようになりたいですね!