犬のシャンプーはどうして必要なの?しなくても大丈夫?

犬のシャンプーはどうして必要なの?しなくても大丈夫?

皆さんはどのくらいの頻度で愛犬のシャンプーを行っていますか?そもそも犬にシャンプーは必要なのでしょうか?

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記事の監修

JKC指定機関校ロイヤルグルーミング学院卒業。都内トリミングサロン で経験を積み、東京都町田市でトリミングサロンを開業。トリミングやフードなどワンちゃんのお悩みやご要望を幅広くお聞きし解決へ導くコンシェルジュスタイルのオールインワンサービスを提供しています。

犬のシャンプー必要?不要?

?マークを見ている犬

最近は雨の降水量が増えてきて、少しずつ梅雨を感じている方もいるでしょう。梅雨の時期のようにジメジメとした季節は、ニオイが気になる季節でもあります。

愛犬の被毛や皮膚もこのニオイの発生源として、時に飼い主さんを悩ましているのではないでしょうか。そういう場合は、シャンプーをしてニオイの元を絶ちたいもの。しかし、犬にとってシャンプーとは必ず必要なものなのでしょうか?

飼い主さんによって頻度もバラバラ、中には目だった汚れがなければシャンプーする必要はないという考え方の飼い主さんもいるでしょう。

今回はシャンプーについての必要性についてまとめてみました。

犬にはシャンプーが必要不可欠!

シャンプーされている犬

犬にシャンプーは必要かどうか、結論からお伝えすると「必要不可欠」といえます。

その理由として挙げられるのは、”犬の被毛や皮膚を衛生的に保ち、健康状態を維持する為”です。散歩などで外へ出かけるたびに犬の被毛は汚れていき、ニオイの発生源になります。また、この状態をそのまま放置しておくと、ダニやノミが好む繁殖しやすい環境となってしまうのです。

また、被毛が汚れている状態を放置しているとダニやノミが繁殖するだけでなく、被毛のもつれなどから皮膚病を発症する恐れもあります。

犬は人間と異なり、菌の栄養となる汗をほとんどかかない為、汗による菌の繁殖というものはあまりありません。

しかし、犬の皮膚はとても繊細で人間の皮膚より3分の1から5分の1程しかないと言われています。その為、少しの汚れでも皮膚が炎症してかゆみや痛みが発生するこもあります。

上記のことから、犬の被毛に付着した汚れは定期的にシャンプーで洗い流してあげた方が良いということがわかりますね。

適切なシャンプーの方法とは?

シャワーを浴びている犬

皮膚や被毛の汚れを洗い流し、衛生状態を清潔に保つ為にシャンプーが必要不可欠なものだとお伝えしましたが、どのくらいの頻度が良いのでしょうか?

頻度は月1回~2回

理想的なシャンプーの頻度は月1回~2回といわれています。

全くシャンプーをしない場合も皮膚トラブルの元となりますが、頻度が高すぎても皮脂を過剰に落としてしまい、皮膚が乾燥しフケや皮膚病の原因になる恐れがあるので注意しましょう。

元々皮膚が弱い子や、被毛が長くもつれやすい犬種の子は、一度獣医さんへアドバイスをもらうのも一つの方法です。

また、「どうしても汚れが気になる!」「月1回~2回じゃ少ない!」と感じる飼い主さんもいるでしょう。そういう場合は、シャンプーを使わずにぬるま湯で被毛の汚れを洗い流したり、濡れタオルで体を拭いてみたりするなど、簡易的なケア方法を試してみてはいかがでしょうか。

温度は37~38度のぬるま湯で

シャンプーをする際、お湯の温度設定も犬にとってとても重要になってきます。

暑すぎたり冷たすぎたりすると強い刺激となり、場合によっては体力を奪ったり体長を崩してしまうことがあります。

よって、温度は37~38度のぬるま湯になるよう調節しましょう。

人間にとっては少しぬるいと感じる温度ですが、全身を毛で覆われている犬にとっては最適な温度なのです。

シャンプー剤は念入りに落とす

犬の皮膚トラブルの元になるシャンプー剤の洗い残しは、飼い主である私たちが未然に防ぐことができます。

全身を優しくシャンプーした後は、時間をかけて念入りにシャンプー剤を洗い流すようにしましょう。

シャンプーは終わった後も気を抜かない!

洗い終わったあとは、濡れたまま放置したりせず、しっかりと乾かしてあげてください。タオルで優しく体の水分を取り、そのあとにドライヤーでまんべんなく乾かします。この時、強く擦ったり熱風を直接体に当てたりしないように注意しましょう。

シャンプーを行う際は、最期まで気を抜かずに愛犬の健康の為に念入りにケアしてあげることが大切です。

まとめ

飼い主とハイタッチしている犬

いかがでしたでしょうか。シャンプーは犬にとって必要なものだとわかりました。

頻度やシャンプー剤などは愛犬の状態によってそれぞれ異なってくるので、自己判断が難しい場合は獣医さんに相談してみましょう。

日頃のケアが愛犬の健康維持に繋がるので、怠らずに行いたいものですね。

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