夏バテ防止対策その1:徐々に暑さに慣らす
夏に向けて少しずつ気温が上がってくれればいいのですが、夏前でも急に30℃前後の暑さになったり、昼夜の寒暖差が激しかったりしますよね。
すると犬の身体も変化に対応しきれずに、体調不良を起こしてしまいます。それが続くと夏バテにつながります。
また、とくに真夏には室内はクーラーなどでとても涼しい環境ですが、外に出ると35℃前後の暑さということも珍しくないですよね。
外との温度差が大きいほど体への負担も大きいです。部屋を冷やし過ぎないようにすることも大切です。
夏バテ防止対策その2:水分補給をこめまにさせる
夏は気温が高いので体の水分を消耗しやすいです。そのため、こまめに水分補給をする必要があります。夏場は水も傷みやすいので朝昼晩とその都度新鮮な水に交換してください。
もし、暑さが増してきて犬が水を飲めなくなったら夏バテ状態になっているかもしれません。
その場合は、水の代替としてスイカやキュウリのように水分量が多いもの与えると良いでしょう。
ただし、スイカの場合糖分が多いので与えすぎには注意しましょう。また、キンキンに冷えた状態で与えると下痢の症状が出る可能性もあります。
そうなってしまったらさらに犬の体力を奪ってしまう恐れがあるので、水も含めて与える際は少し冷たいぐらいの温度で与えると良いでしょう。
夏バテ防止対策その3:食欲をそそる工夫をする
暑くなってからの食欲が他の季節と変わらなければ良いのですが、食欲が減ってきた場合気をつけなければいけません。
食欲が無くなってきた場合、ウエットタイプのドッグフードは犬にとって美味しい匂いがして、柔らかく食べやすいので食欲不振に効果的です。
普段与えているドッグフードにも色々な種類があり、フードの種類によって含有している水分量が異なります。中でも水分量が多いものがウエットタイプのドッグフードです。
1番水分量が少ないドライタイプは10%以下なのに対し、ウエットタイプはなんと、75%以上あります。
水分量が多いので食事をしながら、夏バテ対策に最も重要な水分補給も出来ます。フード1つで何役にもなるので、暑くなる前の対策として、また最近食欲がないなあと思ったら是非その際に与えてください。
夏バテ防止対策その4:お散歩は涼しい時に行く
夏になると朝でも日差しが強くなり暑くなります。そのため出来るだけ日が落ちた夕方や夜以降に行くと犬の体力の負担も軽減できます。
涼しくなってから行くとはいえ、きちんと水は携帯し、こまめに休憩して水を与え、犬に負担にならないように気をかけましょう。
また、暗くなってから行く際には車や自転車などに注意する必要もあります。
リードやハーネスなど飼い主や犬の周りで蛍光色のような光を反射しやすい物を身に着け、安全で楽しい散歩に出掛けるのが肝心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
気温差というのは犬と生活する上で気にしなければいけない重要なことです。人間は自分で対策することにより自分を暑さから守ることが出来ますが、犬を守ることが出来るのは飼い主だけです。
暑くなってから対策するのも大事ですが、出来るだけ暑さの本番になる前から準備してあげてくださいね。
もし、様子がおかしいと思ったら動物病院に連れて行って専門家である獣医師に相談されることをオススメします。