マムシと犬について 噛まれたときの対処法と治療法

マムシと犬について 噛まれたときの対処法と治療法

お気に入りに追加

実は、犬の散歩をしていてマムシに噛まれてしまうという事故は頻繁に発生しています。マムシは猛毒を持っている事で知られている蛇です。もし、犬がマムシに噛まれてしまったら、人間と同様に重篤な状態になってしまいます。

7195view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

マムシに犬が噛まれた時の対処法

蛇と戦う犬

マムシに犬が噛まれた時の対処法は、1秒でも早く動物病院に連れて行き、治療を受けさせる以外に方法はありません。

マムシは毒を持っているので、素人である私達が犬に応急処置を行なった結果、飼い主の方が犬から毒をもらってしまい重篤になるケースも想定されます。

したがって、飼い主に出来る事はかかりつけの動物病院、あるいは自分がいる場所から最も近い動物病院に連絡をして、受け入れ態勢を作ってもらうことです。

そして、病院には事前に犬の事情を説明しておくことで、診察の順番を優先してもらえますし、場合によっては手術の態勢を整えてもらえます。マムシに犬を近付けさせないことが最も重要ですが、万が一犬が噛まれてしまった場合には早急に動物病院へ連絡して下さい。

マムシに犬が噛まれた時の症状と治療法

ぐったりシュナウザー

犬にはマムシの抗体は存在しないので、噛みつかれてしまうとその部位は確実に腫れ上がります。すぐに適切な治療を施さなければ、命に関わる事態にもなりかねません。

まずは犬に抗生物質とステロイド剤が投与され、体内に毒が回るのを防ぎます。そして、マムシの毒が血液に回ると容態が急変してしまうので、輸血の処置が取られる事も多いです。犬がマムシに噛まれた後、すぐに動物病院に向かえば薬の投与と輸血、そして傷口の消毒で終わると考えられます。

マムシに噛まれた部位が壊死していれば緊急手術を行います。場合によっては、入院もしなければならない可能性もあります。地道な治療を数日続けていけば、犬の容態も必ず快方に向かいます。

マムシに犬が噛まれても死なないという噂について

首をかしげるポメラニアン

犬はマムシの毒に対して耐性があり噛まれたとしても死亡する事はない、という噂が出回っています。しかし、現実はそうではありません。マムシに犬が噛まれてしまったら死亡する確率の方が高いのです。

例えば、犬にマムシの毒に耐性があるという噂を信じて、噛まれた患部を医者に見せずに放置してしまったとします。すると、噛まれた部位にはマムシの毒が入り込んでいるので、皮膚の壊死や化膿が起こります。

皮膚の状態によっては緊急手術が必要となり、手を尽くした結果間に合わない、または手術の負担が掛かり過ぎてしまった末に犬の命を落とすというケースがあります。したがって、マムシに犬が噛まれても死なないという噂は誤りであると言えます。

マムシに犬が噛まれてしまった場合は、早急に動物病院へ連れて行ってあげて下さい。

マムシ以外で犬が注意すべき蛇の種類

マムシ

犬がマムシ以外で注意しなければいけない蛇の種類は、ほぼ全種類の蛇だと言えます。蛇は無毒であっても、犬が噛まれてしまうと、強い痛みを伴い患部が腫れ上がってしまうからです。

特にアオダイショウは無毒の蛇として有名ですが、口内にたくさんの細菌や雑菌が潜んでいます。アオダイショウの雑菌だらけの口で犬が噛まれてしまうと、毒蛇に噛まれたような症状が表れます。

したがって、マムシ以外で犬が注意しなければならない蛇は強いて名前を挙げるのであればアオダイショウです。

犬は動く対象物に対して追いかけたり、飛び掛かったりする習性があるので、草むらに隠れている蛇には特に気を付けなければなりません。犬は不用意に、蛇には近付かないように躾をしておきましょう。

まとめ

散歩するゴールデンレトリバー

犬は狩りが得意である事も災いして、目の前で動いている対象物を追い掛けてしまうために、マムシや他の蛇に噛まれる事故が耐えません。したがって、犬との散歩するコースをある程度整備された場所に変更するか、適切な躾を行うことでマムシの事故を事前に回避出来ます。

しかし自衛をしていても、犬がマムシや他の蛇に襲われてしまう可能性はゼロではありません。万が一のために、動物病院に直ぐに連絡出来るような体制を整えましょう。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 トット

    東京に住んでいるのでマムシなんてここらへんで見たことがありませんが、噛まれたらそりゃ大変でしょう。昔住んでいた鹿児島の山にはマムシがいっぱいいて、母親は今では禁止されているような強い薬剤を庭の石垣に撒いていたと聞いたことがあります。ヘビと戦うなんてうちの犬にはないと思いますが、キャンプとか遠出をした際には気を付けないといけませんね。
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。