犬にいんげんを与えても大丈夫?栄養素と健康効果、アレルギーなどの注意点

犬にいんげんを与えても大丈夫?栄養素と健康効果、アレルギーなどの注意点

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いんげん豆というと、野菜の中でもひっそりと主張している長細いイメージがあると思います。そんないんげんを犬に与えることはどうなのでしょうか。犬は雑食で、植物性のフードを食べることもできますが、どんな野菜でもいい、というわけではありません。中には犬に良くない作用をもたらしてしまうものもあります。今回は野菜の中でも「いんげん」について、栄養素や与える際の注意点などをまとめました。

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犬はいんげんを食べても大丈夫!

いんげん

様々な料理に活用することができるいんげん豆ですが、残ってしまった際、「犬に与えても大丈夫かな?」と思ったことがある人も少なくないでしょう。実はいんげん豆は犬が食べれる食材の1つです。

犬が食べれるすべての食材に言えることですが、もちろん与える際に気を付けなくてはいけない注意点はいくつかあります。しかし、それさえ守ることができれば、たまに与える程度であれば大丈夫です。

いんげん豆は人間が食べても健康に良い食材とされていますが、それは犬に対しても同じことが言えます。様々な効能を持ついんげん豆は犬にとっても良い影響を与えてくれる食材なので、時々食べることで愛犬の健康にも繋がります。愛犬に与えるためにわざわざ購入する必要はありませんが、余った際は活用してみても良いでしょう。

いんげんに含まれる栄養素と犬への健康効果

走るジャックラッセルテリア

では、栄養価の高いいんげん豆には、実際どのような栄養素が入っているのでしょうか。また、その栄養素を摂取することでどのような健康効果を得ることができるのでしょうか。1つずつ確認してみましょう。

食物繊維

食物繊維は腸内環境を整えてくれる栄養素として広くしられています。これは人間だけに起こる作用ではなく、犬にも同様のことが言えます。そのため、便秘気味の犬に食物繊維が多く含まれている野菜やフードを食べさせることで便秘を解消する効果が期待できます。いんげんには、この食物繊維がしっかり含まれていますよ!

ビタミンB1

いんげんにはビタミンB1も含まれています。ビタミンB1はチアミンとも言われており、このビタミンB1は体内の神経系に欠かせない栄養素の1つです。細胞を活性化させる役割を持ちます。

犬はこのビタミンB1を体内で蓄積させておくことが苦手な動物のため、できるだけ毎日、野菜やドッグフード、サプリメントなどで摂取させてあげることが好ましいと言われています。

亜鉛

いんげんには亜鉛も多く含まれているのが特徴です。この亜鉛は体内で生成することができないため、食べ物から摂取するしかありません。亜鉛は皮膚や粘膜の健康維持に効果があります。最近では亜鉛をしっかり摂取できていないことから、亜鉛欠乏症に陥る犬が増えてきており、深刻な問題となっています。

βカロテン

いんげんに多く含まれているβカロテンは、抗酸化作用を持つ健康維持に非常に役立つ栄養素です。βカロテンの抗酸化作用により、がんや心臓病の予防にも効果があると言われています。また亜鉛と同じく、皮膚や粘膜を維持する効果も期待できます。犬にとってβカロテンは健康を維持する上で非常に大切な栄養素と言えるでしょう。

タンパク質(アミノ酸)

犬の成長に欠かせないタンパク質もいんげんに含まれています。骨を丈夫にしてくれる効果が期待できたり、元気に動くために必要な筋肉の成長も促してくれます。タンパク質が足りていないと免疫力も低下してしまいますので、適度に摂取させてあげる必要があります。

通常、ドッグフードに含まれていることが多いですが、病院などでタンパク質が足りていないと言われた場合には、いんげんなどのタンパク質を含む食材を与えてあげると良いでしょう。

犬へのいんげんの与え方

沸騰した鍋

犬にとっても良い効能が期待できる栄養素が多く入っているいんげんですが、いんげんを犬に与える際には気を付けなければいけないことがあります。そのままいんげんを犬に与えてしまうと、体に悪影響を与えてしまう恐れがあります。人間も生のままいんげんを食べることはほとんどないはずです。

犬にいんげんを与える際は、必ず熱したお湯に入れ、しっかり湯がいて熱を加えるようにしてください。しっかり湯がくことによってレクチンを取り除くことができるからです。

レクチンは腸内に張り付いてしまう恐れがあるため、消化不良を起こしたり、下痢の原因になってしまう恐れがあるため、犬にとっては健康に悪影響を及ぼしてしまう恐れのある成分です。消化不良などを起こさないよう、与える際には必ず熱を加えるようにしましょう。

犬にいんげんを与える時の注意点

上を見るダックスフンド

栄養価も高く、犬にとって健康維持に繋がる食材にもなるいんげんですが、何も注意せず与えて良いというわけではありません。いくつか注意点がありますので、この注意点をしっかり守り、安全に摂取できるよう飼い主が配慮してあげましょう。

アレルギーに注意

いんげんは犬が食べても大丈夫な食材ではありますが、中にはいんげんに対してアレルギー反応を起こす子もいるため注意が必要です。

アレルギー反応を起こすと下痢になってしまったり、嘔吐を起こすなどの症状が現れます。初めて与える際は、このような症状が現れないかしっかり観察することが重要です。もしも前述のような症状が出た場合は早急に病院へ連れて行ってください。

与えすぎは禁物

すべての食材に言えることですが、与えすぎには注意が必要です。特にいんげんには様々な成分が入っており、摂取しすぎることで体に悪影響を与えてしまう恐れがあります。特にミネラル成分を多く含んでいるカルシウムやマグネシウムは摂取しすぎてしまうと結石になってしまう恐れがあります。

いんげんを与える際は1日10gに抑えるようにと言われていますので、必ずこの量を守って与えてあげてください。

できる限り細かく刻んで与える

いんげんを切る人の手

いんげんだけではなく、犬に食材を与える際には全般的に言えることではありますが、与える愛はできる限り細かく刻んで与えることが大切です。お湯で湯がいたいんげんをミキサーなどにかけてペースト状にして与える方法もあります。

犬は基本的に「よく噛んで食べる」という概念を持たないため、ある程度小さな食べ物であればそのまま飲み込んでしまうことは珍しくありません。そのため、喉に詰まってしまったり、あるいは胃の中でしっかり消化できない消化不良を起こしやすくなります。

これらを回避するためにも、飼い主がなるべく細かく刻んであげ、もし与えた際に丸呑みしてしまっても喉に詰まったり、消化不良にならないように工夫をしてあげる事が重要です。

必ず加熱する

ガスコンロ

先ほど「いんげんの与え方」でもご紹介しましたが、いんげんを与える際には必ず加熱処理するようにしてください。いんげんはしっかり火を通さなければ、レクチンという成分によって中毒症状を起こす危険性があります。

人間が食べてもごく稀に中毒症状を引き起こすことがありますので、犬が食べてしまうと中毒症状が引き起こされる危険性は非常に高いです。

中毒になってしまうと前述したように、嘔吐や下痢といった症状が出てしまい、最悪の場合、死に至る危険性もあります。しっかり火を通せば問題ありませんので、必ず茹でるなどの加熱処理をしましょう。

いんげんを使った犬用手作りごはんのレシピ

では、今日から簡単にできるいんげん豆を使用したレシピを2つご紹介します。基本的には刻んで使う方法とペースト状にした上でトッピングする方法があります。ぜひこの2つの方法を活用して自分なりのレシピも考えてみてくださいね!

いんげんのスープパスタ

いんげんのスープパスタ

牛乳でスープパスタ風にアレンジしたレシピです。

野菜たっぷり卵焼き

野菜たっぷり卵焼き

卵は良質なたんぱく質です。動脈硬化の予防や心臓の活力に◎。老犬にもおすすめです。

いんげん以外の犬に食べさせたいおすすめ野菜

人参を咥えて立ち上がる犬

犬が食べることができる野菜はいんげんだけではありません。以下に挙げている野菜もぜひ愛犬に食べさせたいおすすめ野菜です。

  • キャベツ
  • にんじん
  • ブロッコリー
  • きゅうり
  • ピーマン
  • トマト
  • レタス
  • じゃがいも

上記の野菜は犬にとっても良い効果が期待できます。例えばキャベツであれば抗酸化作用や胃腸の働きを活発化し消化を助けてくれる働きがあります。またにんじんも腸内環境を整えてくれる働きに加え、βカロテンも豊富なため、犬にとっては嬉しい食材です。低カロリーなところも魅力ですね!

しかし、どの野菜にも言えることですが、やはり与えすぎは禁物です。与え過ぎると栄養過多となり、愛犬の健康を促進するどころか悪影響になりかねません。ちょっとしたトッピングや時々おやつとして与える程度が好ましいでしょう。

まとめ

並んでご飯を食べる三匹の子犬

いかがでしたでしょうか。いんげんは人間はもちろん、犬にとっても非常に栄養成分が豊富な健康を促進してくれる野菜の1つです。しかし、何度も記述しているとおり、与え過ぎてしまったり、注意点を守らずに与えてしまうと中毒症状を引き起こすなど、悪影響が懸念されます。

愛犬に与える際には愛犬がより健康でいてくれるように、飼い主がしっかり責任を持って注意点や与え方を理解しておくことが大切です。また中毒症状やアレルギー反応を起こしてしまった際のことも考え、与える際には飼い主が傍で食べ始めから食べ終わった後15~30分ほど観察しておくことも重要です。

いんげんを始めとした野菜などの食材を与える際は、今回ご紹介したことを理解した上で、愛犬が日々を楽しく過ごせるような工夫を施していきましょう。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 けんしろう

    色の濃い野菜は栄養豊富だから食べるようにしろ、と若い頃親から言われていましたが、だからといってインゲンは無理に犬には与えなくてもよさそうですね。うちの犬は食べムラがあるので、普段はドッグフードですが、たまに手作り食をはさんで気分転換をしてもらっています。
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