誰にでもなつく犬の心理その1:人に対して良いイメージがある
子犬のころから、ブリーダーさんや飼い主さんが愛情をもって優しく接していると、なつっこく穏やかな性格の犬に育ちます。「人は優しくて良いことをしてくれる」というイメージを持っている犬は、どんな人にもなつくフレンドリーなワンちゃんになります。
人に吠えてしまい、なかなか家族に懐いてくれなくて困っている・・・という飼い主さんもいる中、人懐っこい性格を家族に迎え入れられた場合はとてもラッキーで幸せなことですね。
誰にでもなつく犬の心理その2:遊び相手だと思っている
ペットとして飼われている犬は、人間に囲まれて暮らしています。一緒に暮らしていると、姿形はちがうけれど、同じ「仲間」として犬は人間を感じています。仲間とは一緒に遊んだり、触れ合ったりしますよね。
このようなことから人間は仲間だと学んだ犬は、人間を見ると「この人も仲間だし、遊んでくれるのかな!?」と遊んで欲しさから、誰にでもなつくように見えることがあるでしょう。
また、犬は人の気持ちや様子を敏感に感じ取ることができる動物ですよね。犬好きの人が近くにいれば自分から寄っていって「撫でて!」と伝えにいったり、逆に、犬嫌いの人が目の前に現れたりすれば、吠えたり威嚇したりするワンちゃんもいるそうです。
誰にでもなつく犬の心理その3:遺伝子が人懐っこい
洋犬と和犬で、人懐っこさが違います。洋犬の人懐っこい犬種(マルチーズ、シーズー、パピヨンなど)は、人間と近い距離で家族のように過ごしてきた歴史があるので、もともとなつっこい性質を持ち合わせています。
一方、和犬(柴犬、秋田犬、甲斐犬など)は、仕事や狩りのパートナーとして人間に仕えてきた歴史があるので、飼い主さん以外にはあまり懐かないといった性質を持っています。
もちろん、子犬の頃の過ごし方や飼い主さんの育て方によっては、誰にでもなつく、フレンドリーな和犬に育つ子もいます。
このような歴史的・遺伝子的な背景を考慮に入れると、誰にでもなつきやすい犬がいるということも納得できますよね。
誰にでもなつく犬の心理その4:警戒心が少ない
誰にでもなつく、ということは初めて会う人に警戒していないということですよね。このように好奇心旺盛なワンちゃんは、初めて見るモノ・自分の興味のあるモノに対しても、自ら進んで近づいていくのではないでしょうか?冒険家タイプのワンちゃんと言えますね。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
犬が人懐っこい理由は、性格的なものや、遺伝子的なものもありましたね。誰にでもなつく愛犬を見て、飼い主さんはヤキモチを妬いてしまうかもしれません・・・。ですが、人なつっこい性格であることは素晴らしいことです。
犬本来の性格もありますが、なつっこく育ったのには飼い主さんが愛情をもってきちんと育てたという証拠です。そんな愛犬を誇りに思って、大切にしてあげてくださいね!