人の周りをぐるぐる回る心理1:遊んでほしい
「かまって~!」という風にこちらを見つめながら、人の周りをぐるぐると回る場合、遊びに誘っているかもしれません。この仕草はとても可愛いですよね。
そしてつい可愛くて「はいはい遊ぼう!」と飼い主さんも喜んで反応してしまうのではないでしょうか。そんな飼い主さんの喜ぶ反応を見て、「こうやって誘えばいいんだな」と学習する賢いワンちゃんもいるでしょう。
しかし、毎回愛犬の言うとおりに反応してしまえば、「なんでも言うことを聞いてくれるんだ!」と勘違いしてしまう可能性があります。飼い主さんの都合が悪いときは「あとでね」とこちらの都合も聞いてもらうようにしましょう。
人の周りをぐるぐる回る心理2:お散歩に行きたい
そろそろお散歩の時間になったとき、飼い主さんや家族の足元をぐるぐると回り始めることはありませんか?このような時は、飼い主さんに「お散歩行かないの!?」や「もうそろそろ行く時間ですよ!」とアピールしているでしょう。
また、興奮したままお散歩に行くと、交通事故の危険や、犬が散歩をゆっくりと楽しめないようになってしまいます。
私の愛犬は夕方(お散歩の時間)になると、私が動くとついてきて足元を行ったり来たりしたり、ぐるぐると回ったりします。超小型犬なので、踏んづけてしまわないか気を遣います。
人の周りをぐるぐる回る心理3:興奮している
たとえば、大好きなおやつが見えたときや、飼い主さん・大好きな人と久々に会ったときなど、とてもうれしいと感じた時にぐるぐると回ることがあります。
また、怖いことやビックリすることがあったときにも、ぐるぐると回る犬もいます。興奮を表現したり発散したりするために「ぐるぐる回る」という行動をします。
人の周りをぐるぐる回る心理4:ストレスを発散している
犬はストレスを感じた場合、様々な方法で発散しようとします。その方法の一つとして「人の周りをぐるぐると回る」ことがあります。犬にとってストレスが溜まる原因として、
- 長時間のお留守番(8時間以上独りにされる)
- 運動不足(小型犬でも犬種によっては大型犬並の運動量が必要)
- 愛情不足(スキンシップや一緒に遊ぶ時間が少ない)
- その子にとって嫌なことが続く
などが主に挙げられます。
他にも、自分のしっぽをぐるぐると追いかけたり、同じ動作をずっと繰り返していたりする場合、ストレス発散行為であることがあります。思い当たることがある場合は、ストレスを減らすようにしてあげると行動が改善されることが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ぐるぐると人の周りを回る行動には、いろいろな理由や心理があったのですね。喜んでいる場合は仕草から分かりますが、場合によってはストレスから行動することもあるので注意が必要です。
日頃から愛犬の様子をよく観察して、変化に気づけるようにしてあげたいですね!