犬が太っていることで起きるリスク4つ

【獣医師監修】犬が太っていることで起きるリスク4つ

太りぎみ、または太っているわんちゃんに起こる4つのことをまとめました。命の危険にさらされることもある肥満は飼い主さんにも原因があります。おデブ犬の飼い主さん、是非読んでください!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

どうしてそんなに太るの?

太っているパグ

病院にくるたびに体重が増えているわんちゃん、とても多いです。
大食いな子ももちろんいますが意外と多いのは偏食なおデブちゃんです。
偏食な子の場合はあまり食べないからとおやつを与えすぎているケースが多々あります。
野菜をあげる方も多くいると思いますが野菜の場合は種類を考えなければなりません。

あなたのわんちゃんはおやつを食べ過ぎていないですか?
野菜だから大丈夫だと思っていても、じゃがいもやかぼちゃ、コーンなどは太る原因になっているかもしれません。

一度わんちゃんの食生活を考え直してみてはどうでしょうか。
肥満は多くの病気に関わることを分かってほしいです。

1.肥満は足腰の負担に。

体重計に乗っている犬

肥満の子に多いのは関節炎、脊椎症など足腰の病気です。
太りすぎているために普通に生活しているだけなのに痛めてしまいます。
あなたのわんちゃんの歩き方は普通ですか?
太っていると前足の変形が起きたり歩くのが辛くて寝てばかりになる、なんてこともあります。
脊椎症や椎間板ヘルニアになってしまうと強い痛みや足の麻痺が起こることがあります。
痩せていてもなってしまう病気ですが、太っているとそのリスクは痩せている子の何倍にもなってしまいます。
そうならないためにも日頃の体重管理はとても大切です。

2.呼吸器の病気。

横になっている犬

太っていると気管の周りにも脂肪がついてしまいます。
わんちゃんが咳をしたり、水を飲むとフガフガしたりしていませんか?
まだその程度なら大したことないと思うかもしれませんがひどくなるとチアノーゼになったり咳が止まらなくなることもあります。
もともと気管虚脱という小型犬に多い病気がありますが、太ることでなりやすくなってしまったり悪化することがあります。
この病気は老化とともに症状が現れることが多いですが、肥満が原因の場合もあります。
わんちゃんのためにもダイエットを考えましょう。

3.熱中症に注意。

バテている犬

夏になると熱中症に要注意です。
気温と湿度の関係もありますが、太っていると体温調節が難しくなります。
肥満の子は普通体型の子より熱中症になる確率が高いです。
夏は太っている子の方がとても暑そうに過ごしていませんか?
朝から晩までハアハアとパンティング状態で過ごしている子は特に注意が必要です。
熱中症は最悪の場合死に至る恐ろしい病気です。
夏に向けて少しでも体の負担を減らすようにしてあげるべきだと思います。

4.犬にも起こる脂肪肝、高脂血症。

診察台に乗っている犬

人間と同じように犬にも脂肪肝や高脂血症があります。
これらはあまり症状が出ないため見た目では気づけません。
一度病院へ行き、血液検査をしてみると良いと思います。
仮に血液検査上は異常がなかったとしても肥満が原因で今後様々な弊害が起こる可能性はありますからダイエットは必要です。
肥満がいかに良くないことなのか、きちんと知ることは大切です。
コロコロとした姿は可愛いですが決して体に良いものではないのです。

健康な体を手に入れよう。

ジョギングをしている男性と犬

今はダイエットフードも充実していて昔よりダイエットに力を入れやすい環境です。
毎日散歩を頑張っているのに痩せない子や、市販のダイエットフードを食べているけど痩せないという子は動物病院で相談してみましょう。
病院食のダイエットフードを処方してもらったり、ダイエットのやり方を教えてもらうと良いです。
そしてダイエットには飼い主さんの痩せさせたい気持ちが一番大切です。
わんちゃんは一人でダイエット出来ません。
おやつを催促されてもあげない強い気持ちがないと成功しません。
わんちゃんが痩せられない一番の原因は飼い主さんの甘えです。
わんちゃんの将来の健康のことを考えて、時には心を鬼にして、わんちゃんと一緒にダイエットを頑張っていきましょう。
体が軽くなって楽しく走り回るわんちゃんを想像してみてください。
痩せていた頃を思い出してあげてください。
きっと太っている今より生き生きと生活していたはずです。
わんちゃんのためにも真剣にダイエットに取り組んでみませんか?

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