犬の抜け毛を無駄にしない5つの活用法
- 犬毛フェルト
- 犬毛毛糸
- 犬毛ストラップ
- 犬毛チャーム
- ペット用クッション
では、簡単にそれぞれの活用法について、ご紹介していきます。
犬毛フェルトで出来るアイテム
人形
最近では、手作り品を売買出来るアプリでもペットの猫や犬、ウサギをフェルトで作ったお人形が人気を集めています。
もともと、フェルトとは、羊やラマなど、紡績加工するのに適した獣毛を薬剤で加工して圧縮した布のことを言います。
人形を作る際、全ての材料を愛犬の抜け毛で作ることも出来ますが、かなりたくさん集める必要があるので、羊毛を混ぜて作るパターンもあります。
プロの職人さんにオーダーするとかなり高額になりますが、手作りのアプリで販売している人や、ご自分で挑戦してみると、さほど費用はかかりません。
レリーフ
フェルト人形のアレンジです。愛犬の抜け毛がさほどたくさん集まらなかった場合、愛犬の姿をしたお人形の半分だけを作って、プレートに貼り付けると、レリーフのようになって壁に貼り付けたり、写真のように省スペースで飾ることが出来ます。
犬毛毛糸
犬の毛や猫の毛を使って、毛糸を作ってくれる工房もあります。
外国では、愛犬の抜け毛を集めて、セーターやベストを作る人がいるそうで、コリーや、ニューファンドランド、ハスキー、ピレネー犬など、大型で長毛種の犬種の毛が毛糸を作るのに適しているそうです。
また、カットされた毛ではなく、ブラッシングで抜けた毛のほうがより触り心地の良い服が仕上がるのだとか。
愛犬の温もりに包まれているようで、大型犬で長毛種の愛犬を飼っている飼い主さんにはぜひ、挑戦して頂きたいアイデアだと思います。
ぽんぽん型ストラップ、チャーム
犬の毛でフェルトを手作りできる人なら、自分で作ることが出来るようです。
その場合、チャームなども自分で選んで作れるので、費用がぐっと安くなります。
ペット用クッション
【作り方】
①集めた抜け毛を目の細かいネットに入れて、中性洗剤でしっかりと洗う。
②洗濯洗剤で手洗いし、お好みで柔軟剤で仕上げる。
③完全に乾くまでネットに入れたまま乾かす。
④お好みの布で愛犬の体に合わせた袋を作る。
⑤乾かした抜け毛を入れて縫い合わせる。
⑤そのクッションにカバーを付けて出来上がり。
超小型犬から小型犬までの大きさぐらいが作りやすく、使いやすいサイズです。
どんなに目が細かくても犬の抜け毛には虫が付きやすいので、定期的に洗うか、定期的に中身を交換するようにして使いましょう。
抜け毛が多い犬と少ない犬の違い
被毛が生え変わる換毛期
犬の毛が大量に抜ける時期を換毛期と言います。
一般的に、温帯気候と言われる地域よりも北にあたる地域原産の犬に見られる現象で、特に日本犬は春と秋に抜け換わります。
ですが、実は換毛期のない犬種でも、毛周期と言われる一定の周期で、被毛は生え変わっています。
最近の日本では、室内飼育されている犬が多いため、換毛期のサイクルが乱れて、もともと換毛期のある犬種でも、一年中少しづつ、被毛が生え変わっている個体も見られるようになりました。
リサイクルするなら、換毛期の抜け毛がオススメ
そもそも、換毛期という現象には、日照時間と気温が大きく関係しています。
冬から春になると日が長くなり、気温も温かくなるので、冬に備えてみっしりと生えた毛が、新しく成長してくる毛に押し出される形でどんどん抜けていきます。
そして、春から夏にかけてさらに気温が高くなると、被毛の密度は薄くなって、通気性が良くなります。
そうして、夏から秋になると、寒い冬に備えてふわふわの下毛が生えてきます。
毛糸にして、セーターや帽子を作るのであれば、この時に生えている冬毛の抜け毛が最も適しているのではないでしょうか。
まとめ
「犬の抜け毛を無駄にしない方法」についていろいろと調べていると、日本では、愛犬が亡くなった後、その遺された被毛を使ったアイテムとして利用することが多いように感じました。
今、当たり前のように側にいて、温もりを感じさせてくれている愛犬達ですが、が、いつかは旅立ちを見送る日が訪れます。私なら、愛犬の姿を留めたフェルトのお人形を側に置いておきたい…と思いましたが、みなさんはどんな風に活用されますか?
ユーザーのコメント
50代以上 女性 匿名
いつか愛犬のフェルト人形を作るためにせっせと集めています!
40代 女性 ミヤマロ
40代 女性 NR
出来上がったふわふわの毛糸玉や、可愛いブローチやストラップ、あまりの可愛さに涙が出ました。
なによりやり取りが終始丁寧で、毛を集めるところから作品が届くまでずっと幸せな気持ちでいられました。他にもスヌードやブランケットなど大きな作品もあるようなので、次回はそれに向けて毛を集めています。インスタでもコメントを見ていても、素敵なお人柄がわかります。カットした毛はダメで、ブラッシングで集めたアンダーコートを送ります。