愛犬の命日はどう過ごしたらいいの?
愛犬と出会った日や愛犬を迎え入れた日、愛犬の誕生日などは、飼い主さんにとって特別な日ですよね。そして、愛犬の死後は愛犬が亡くなった日、つまり命日も飼い主さんには特別な日になるでしょう。
命日は、亡くなった人やペットを弔い供養する日です。人と違ってペットの場合は、供養の仕方に決まりはありません。ですから、愛犬の命日には飼い主さんそれぞれが思い思いの過ごし方をして、飼い主さんなりに愛犬を供養してあげればいいのです。
とは言っても、「具体的にどう過ごしたらいいの?」と迷われる飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。そんな飼い主さんに向けて、以下から愛犬の命日の過ごし方をご紹介していきたいと思います。少しでも参考になれたら幸いです。
①お墓参りに行く
愛犬のお墓がある場合、愛犬の命日にお墓参りに行くという飼い主さんが多いようです。また、「塔婆供養」をしてもらう飼い主さんもいます。
塔婆供養とは、お墓の後ろに塔婆(1~2mの細長い木の板。正式名称は卒塔婆)を立てて、亡くなった人やペットの冥福を祈る追善供養(生きている人が亡くなった人やペットに対して行う供養)のことです。塔婆は、亡くなった人やペットへの手紙とも言われています。
塔婆供養を行う場合は事前にお寺に申し出て、塔婆を用意してもらう必要があります。なお、宗派によっては塔婆供養を行いません。
②法要を行う
人が亡くなったあとは、祥月命日(故人が亡くなった月日と同じ月日)の節目ごとに一周忌、三回忌、七回忌…と「年忌法要」を行います。法要とは僧侶にお経を読んでもらい、遺族が故人を悼み、その冥福を祈るために行う追善供養のことを指します。これを亡くなったペットに行うこともあります。
ペットの法要には、合同法要と個別法要とがあります。合同法要はペットを亡くしたほかの飼い主さんたちと一緒に行い、個別法要は家族など親しい身内だけで執り行われます。
③お供えをして手を合わせる
飼い主さんの事情でお墓参りに行ったり、法要を行ったりすることができなくても、命日に愛犬の仏壇や遺影にお供えをして手を合わせるだけでも供養になります。愛犬が生前好きだったおやつやおもちゃをお供えしてあげたらきっと、愛犬は天国で喜んでくれるはずです。
お花をお供えするのであれば、ペットの場合はお花の色にこだわらずに選ぶことができます。愛犬の元気な姿や、かわいらしい姿をイメージした、明るい色のお花をお供えして、仏壇や遺影を華やかに彩れば飼い主さんの心も癒されるのではないでしょうか。
④思い出を振り返る
亡くなった人やペットを忘れないことも供養になるといいます。ですから、命日には愛犬との思い出の場所へ足を運んだり、愛犬の写真や動画を見たりして、愛犬との思い出を振り返ってみるのもいいかもしれません。
思い出を振り返るうちに愛犬と共に過ごした楽しい日々が鮮明によみがえり、愛犬をなでたときの感触や愛犬のにおいまでも思い出されるのではないでしょうか。
まとめ
愛犬の命日は、飼い主さんにとって特別な日のひとつとなるでしょう。最近では「ペットは家族」という考えから、人に倣ってペットの命日に塔婆供養や法要などを行う飼い主さんもいます。しかし、愛犬の命日の過ごし方に「こうしなければいけない」という決まりはありません。
いくつか愛犬の命日の過ごし方をご紹介しましたが、飼い主さんの「ずっとあなたを忘れない」という気持ちが愛犬に届くのなら、どのような過ごし方をしてもいいのです。ですから、もし愛犬の命日に忙しくて時間がないのであれば、愛犬と過ごした日々を思い出しながらその日を過ごすだけでもいいのではないでしょうか。
飼い主さんにしか出来ない、愛犬の命日の過ごし方をして、天国の愛犬に気持ちを伝えてあげてくださいね。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 真理子
50代以上 女性 匿名
40代 女性 りゅうとゴンのママ
我が家の次男坊は、私が先住犬と話しているとじっと見つめています。
忘れる事はできないけれど次男坊の為に埋葬して
お墓参りにも同行させています。
今は、次男坊のやんちゃさ。人懐こさに癒されながら日々を過ごしています。
30代 男性 すうた(スカイ)
姪っ子達が、3人同時にスカイの姿を見たそうです。 ^ - ^^ - ^^ - ^
すうた!ありがと。
良くがんばったね!
楽しかったね!
またね