お留守番が得意な犬の特徴
独立心が強い
本来の性格や、犬種の傾向によるところが大きいですが、「独立心」が強いという特徴を持った犬はお留守番が得意なことが多いです。例えば、独立心の強い傾向にある犬種として、
- チワワ
- 柴犬
- ペキニーズ
- シーズー
などが挙げられます。もし習慣的にお留守番をしなければならないライフスタイルの飼い主さんならば、このような独立心・自立心が強い傾向にある犬種を初めから選んでおけば、お留守番がスムーズにいく可能性が高まります。
お留守番中は快適に過ごせている
お留守番中を快適に過ごすためのポイントとして、
- 自分のお気に入りの場所で過ごせる
- 温度が快適
- 静かな環境
- 空腹や喉が渇いていない
といった基本的な欲求の4つを満たせていれば、快適に過ごせるでしょう。
トレーニングがしやすい頭の良さを持っている
どんなワンちゃんも初めからお留守番が完璧にできるわけではありません。お留守番もトレーニングをして徐々に慣らしていくので、トレーニングしたことをすぐに覚えてくれる頭の良さを持っていれば、「飼い主さんは必ず帰ってくる」とお留守番を理解し、賢く一人でも待つことができます。しかし、飼い主さんのために頑張ってお留守番をしているので、帰ったら思い切り褒めてあげましょう。
お留守番が苦手な犬の特徴
一人が苦手
飼い主さんや家族に対する依存心が強く、一人(一匹)ではとても不安になってしまうワンちゃんはお留守番は苦手です。この場合は「分離不安性」という症状の可能性があるので、分離不安性の改善をまず始めてみてください。
飼い主さんが帰ってくるか不安に思っている
お留守番のトレーニングが上手く行っていない場合、「飼い主さんが帰ってくると思っていない」可能性が高いです。一人で置き去りにされて、捨てられた・・・という心理が働いて、お留守番がうまくできなくなってしまいます。
お留守番中の環境や状態が不快
例えば、お留守番の前に十分にごはんがもらえずにお留守番中ずっと空腹状態で落ち着けなかったり、室内で留守番の場合室温が暑すぎたり寒すぎたりすると、穏やかな心理状態ではいられません。他にも、
- 好きでない場所で留守番をさせられている
- 環境音がうるさい
- 人や車の往来が見えてしまい落ち着けない
- 新鮮な水がいつでも飲める状態ではない
などの状況でのお留守番が続いているならば、お留守番に辛い、悪いイメージがついてしまい、お留守番が苦手になってしまいます。
まとめ
「なぜお留守番が得意な犬と苦手な犬がいるの?」に対する答えは、「性格と環境の違い」だと言えます。
愛犬にお留守番上手になってもらいたければ、お留守番が得意な犬の特徴を参考にして、どうすれば得意になれるかを考えるといいですね。
反対に、お留守番が苦手な犬の特徴を改善することができれば、お留守番上手になれるでしょう。この記事が、あなたの愛犬や周りのワンちゃんのお留守番上手への道へのヒントになれれば幸いです。